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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 3/21

2010年03月23日 | Get Sports
1ヶ月ぶりに『Get』出演の南原さん。
この日は、ニュース&スポーツ終わりに八木アナが告知をしていたので、恒例のCM前のミニミニコントを見れずに残念ではありましたが(笑)、兎にも角にも、♪お久しぶりね~であります。

『Get』本編は、土曜日にパ・リーグが開幕したということで、全編プロ野球企画。
まずは、北海道日本ハムのダルビッシュ投手の特集。
南原さんはファイターズVSホークスの開幕戦を札幌ドームまで観に行っていたようで。
「開幕戦最大の注目は去年のパ・リーグ覇者、北海道日本ハム、福岡ソフトバンクの一戦、Get Sportsからは南原と栗山が現地札幌ドームに、そのお目当ては、この男、ダルビッシュ有」というナレーションとともに、記者席から試合を観戦している南原さんと栗山さんの姿が、10秒ほど流れてました。
ちなみに、二人ともスーツ姿で、栗山さんが南原さんに何やら真面目な顔で話しかけてる様子なども映っていましたが、どんな会話をしていたのか・・「あのね、ナンチャン」と言ってたかどうかはわからず残念でした(笑)。

「誰も投げたことがない、誰も見たことのない、驚愕の魔球、その正体とは、今夜新たなダルビッシュが明らかになる」というナレーションのあと、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナ、そして、元・日ハムコーチの白井一幸さん、元・ロッテの黒木知宏さんの二人をゲストに迎え、スタジオからのG-Talk。
まずは、

南原 「さぁ、土曜日から」
栗山 「はい」
南原 「いよいよ、パ・リーグが開幕しまして、私も栗さんと共に」
栗山 「はい」
南原 「超満員の札幌ドームに行ってきたんですけども、今回も話題沸騰でしたね」
栗山 「すごかったですね(笑)」
南原 「えぇ」
栗山 「ダルビッシュ投手、ナンチャンいかがでした?」
南原 「いや、すごいすごいとは聞いてたんですけども」
栗山 「はい」
南原 「何がすごいって、我々がその進化についていけないのがすごいですね」
全員 (笑)
南原 「我々もお客さんも、そこにいる人たちが「え?あれは何なの?」っていう、そこがすごかったですね」
栗山 「そうですね、何か勝ち負けを超えた何かを見せてくれたというね」
南原 「はい」
栗山 「そんなすごく感じがしますよね」
南原 「はい」

(中略)

南原 「さぁ、早くもパ・リーグ、魔球魔球で、もう(笑)、栗さんがね、スクープしたんですけどね」
中山 「そうですそうです」
栗山 「いえいえ(と言いながら「とんでもございません」という感じでお辞儀をしながら首を横に振る)」
南原 「あれはお二人とも(白井さんと黒木さんは)魔球の存在っていうのはご存知でしたか?、白井さん」
白井 「私はね、実は前日、聞きました」
中山 「ほぉ~」
南原 「だ、誰に聞いたんですか?」
白井 「(隣に座っている栗山さんを指し)ニュースを見て」
南原 「あ、ニュースを見て」
全員 「(笑)」
南原 「黒木さん、あれはやっぱり魔球と呼んでもいいですか?」
黒木 「いや僕もですね、前日に」
南原 「前日に」
黒木 「えぇ、栗山さんのインタビュー見まして」
南原 「えぇ」
黒木 「初めて知りました」
南原 「そうなんです、だから」
黒木 「はい」
南原 「球場行ったら選手たちも、日ハムの選手たちも「あれ、あれ、1シームあれどうなんですか?」」
全員 (笑)
南原 「あと(ホークスの)川崎選手とかもね、「絶対打ちますよ!1シーム」」
全員 (笑)
南原 「すごい殺気立ってたんですよね」

というやり取りでG-Talkはスタート。
魔球?1シーム??スクープ??いったい何のことを話してるんだ???という感じで、このやり取りを見ていたのですが、どうやら栗さんがダルビッシュ投手にインタビューをした模様が開幕前日(金曜日)に報道スーテーション(?)で放送され、そのときにダルビッシュ投手の口から、今シーズンから投げ始めた1シームの話が出たようで。
『Get』でもそのインタビューの様子が、ダイジェストで少し流れてました。
う~む、まさか栗さんがこんなスクープをモノにしていたとは!?全然知らなかったな~。
さすが芝生文化大賞を受賞しただけのことはあります(全然関係ありませんが、地道な(取材)活動は共通ということで・笑)。
あ、それから、開幕翌日のスポーツ紙のコラムにも栗山さんが「1シーム・・云々」ということを書いていて、ん?何のこっちゃ??と思いながら読んでいたのですが、この日の『Get』を見てようやく謎が解けました(笑)。
で、ダルビッシュ投手が投げていた魔球(『Get』はこういう大袈裟な言い方が好きだな~・笑)の1シームがどんな球なのかというと・・・。
4シームといわれる球は、ボールが1回転する間にシーム(縫い目)が4回通過する一般的なストレート。
数年前から流行り始めた2シームは、ボールが1回転する間に縫い目が2回通過する。ストレートと同じだが空気抵抗が少ない分浮力が減りバッターの手元で変化する。
そして1シームは、ボールの回転すると縫い目が1本線に見える球で、2シームより変化が大きい。投げるときの角度で落ちる球と、伸びる(落ちにくい)球になる。
とのことでした。
そんな解説VTRを見て、

中西 「いや~」
南原 「哲っちゃん」
中西 「すごいですねこれ」
南原 「これ、早くも『Get Sports』徹底分析するんで」
全員 (笑)」
中西 「まだ開幕したばっかりなんですけどね(笑)」
南原 「そうです、総力挙げて」
中西 「はい」
南原 「この1シームは何ぞやっていうね」
中西 「すごいですねこれ」
南原 「ダルビッシュさんからの」
中西 「えぇ」
南原 「問いかけにどう答えるか、さぁ、栗さん」

というやり取り。
ダルビッシュさんの問いかけと、南原さんの「さぁ、栗さん」という期待に応え、栗山さんは「さっそく機械作ってしまいました」と、徹底分析に万全の構えの様子(笑)。
そんな栗山さんが用意したのは、3つのボールの左右に穴を開けそこに細い鉄の棒を通したもの。
わかりやすく言うと、バーベキューをするように3つのボールを串刺しにした・・あるいは、串に刺してある団子を横から見た感じ、とでも言いましょうか(笑)。
「機械」というほど大袈裟なものではないようにも思いましたが(笑)、それはそれとして。
栗山さんが串刺しボールを使って何をしたかったのかというと、4シーム、2シーム、1シームのボールがそれぞれどんな回転をするのかということ。
まずは、4シームと2シームのボールを実際に回してみて、栗山さんが回り方を検証&解説。
それぞれのボールの縫い目の見え方の違いを目の当たりにして、中西さんは「これわかりやすいですね」と言ってましたが、確かに、4シームと2シームの違いがよくわかりました。
で、いよいよ1シームのボールの回転を検証してみますが、

南原 「さぁ、これ総力挙げて、総力挙げて作りました」
栗山 「はい、これすごいですよ、これ見てください」
南原 「1シームはこれだ!」
(栗山さんが細い棒に刺さったボールをクルクルと回転させると縫い目が1本線に見える)
中西・中山「おぉ~」
南原 「出た~!」
栗山 「すごいっすよね(笑)、もう1回いきます」(と言ってもう一回ボールを回す)
南原 「さっきの(解説のVTRで出てきた)CGよりわかりやすい」
中西 「ホントに(1本線に)見える!」
黒木 「ホントだ」
中西 「ホントに見えますね、これ」
南原 「1シームだ!」
栗山 「ですよね、ジョニーいいっすか?」
黒木 「バッチリです」
全員 (笑)

と、スタジオからは感嘆の声(笑)。
縫い目が1本線に見えたときは、テレビの前で私も思わず「おぉ~!」と声を上げてしまいましたし、南原さんが「総力を挙げて作りました」と力説(ちょっとわざとらしかったですが・笑)していただけのことはある、『Get』と栗さん渾身の機械・・1シームがどんなボールかよくわかるボール串刺しマシーンでありました(笑)。
(文字で書くと1シームがどんなボールかイマイチわかりづらいと思うので、補足として書くと、2シームの回転から横に45度ずらすと1シームの回転になります。実際には縫い目は1つではないのですが、ボールが回ると1つの線のように見える、ということです。手元にボールがある方は、手にとって確かめてみてください・笑)。


その後は、開幕戦でダルビッシュ投手が1シームのボールをどんなふうに使っていたかなど、VTRを見ながら白井さんと黒木さんが解説。
黒木さんいわく、1シームは基本はストレートで縫い目を変えているだけなので、ヒジへの負担はない。
白井さんいわく、(対戦したホークスの)バッターは1シームに対処出来ていない。
インコースへ食い込んでくる1シームのボールは残像が残って後の打席にすごい影響を受け、「完全にこのボールは引きずりますよ」。
バッターが嫌なのは詰まることだが、1シームはいちばん詰まりやすいボール。
詰まらないようにポイントをどんどん前に出していくとフォームを崩し、次の日には本来のスイングが出来ない。
とのこと。
そんな白井さんの話を聞き、南原さんは「(1シームは)二日酔い、三日酔いの球ですよ」と上手い例え(笑)。
確かに、次の日にも影響が出てくるという1シームは、悪酔いして二日酔いする球なのかもしれませ(笑)。

その後、CMを挟んで白井さんによる1シーム攻略法の解説(南原さんは「引っ張るね~引っ張るね~」と言ってましたが(笑)、CMをまたいでG-Talkをするのは珍しいな~。さすが徹底分析・笑)。
白井さんはバットを持ち実際に振ってみながら1シームの打ち方を解説していましたが、いわく、完璧に打ちこなすのは難しい。甘い真ん中よりの失投中の失投しか打てない。
対処法があるとしたら、相手に投げさせないようにすること。
バッテリーがいちばん嫌なのは、厳しいコースのボールを芯でいい当たりされること。
なので、あらかじめポイントを前にして強い打球のファールを打つ。
狙って芯で打たれるとバッテリーも「あれ?」と思うことがある。
そうやって投げずらくさしておいて、真ん中から外よりの甘い球に狙いを定めて打っていく。
インコースに食い込んでくる1シームのボールを呼び込んで打ちフェアゾーンに飛ばそうとすると、体の開きが早くなるなどいろんな弊害が出てきて他のボールにも対処できなくなる。
とのことでした。

あと、「これ(1シームは)、一般的に、ダルビッシュ投手でしか投げられない球なんですか?」という南原さんの質問には、白井さんいわく、縫い目をどう(指に)かけるかどうかだけで難しい投げ方じゃないし、真っ直ぐと同じ要領で投げればいいので、他のピッチャーでも投げれる可能性がある。
ただ、ストレートが速くないピッチャーだと変化もゆっくりでスピードもないのでそんなに効果的なボールにならない可能性はある、とのことでした。
で、さらに白井さんは「(メジャーリーグには)これに近いボール投げてる投手多いですよ」ということもあっさりと言ってましたが・・・。
えっ!?そうなの??さんざん魔球だ何だって煽ってたのにそりゃないよ!!(笑)
白井さんの言葉を聞いて、思わずテレビの前でコケそうになりましたが(笑)、1シームはダルビッシュ投手が日本で初めて投げたということですので、誇大広告ではなく魔球ということに間違いはない・・のでしょう(杉下投手が初めてフォークボールを投げたときも魔球と言われてたみたいですし、大袈裟に喧伝したほうが面白いですから・笑)。

という感じで、ダルビッシュ投手の魔球について、約28分(3分間のCMを含む)にわたり徹底分析していたG-Talkでありました。
・・長々と書いてしまったわりには、1シームがどんなボールなのか分かりづらかったのではないかと思い申し訳ないのですが(私自身1シームが何でそんな変化をするのか、空気抵抗・・云々という話を聞いてもイマイチわからなかったのですが・笑)、すごいボールであることは間違いないと思いますし、興味津々の様子だった南原さんを見ていると、早晩「やっぱり1シームだよ」と言い出すのも間違いない・・のではないかと思います(笑)。



続いては、埼玉西武の湧井投手の特集。
そして、スタジオから20秒ほどのVTRのフリのコメントを挟んで、巨人の原監督の特集。
最後は、今週の金曜日に開幕するセ・リーグについて、またまたスタジオから南原さんや白井さんなどG-Talkと同じメンバーで、優勝チーム予想や展望などを約5分ほど。
セ・リーグは巨人が強いというのは一致した意見でしたが、白井さんは、城島選手が加入した阪神が他のチームとちょっと違うのでは、とのこと。
黒木さんは、投手力が抜群で若い投手もいる中日が台風の目になるのでは、とのこと。
栗山さんも阪神が違うチームになった感じがする、と言ってましたが、ヤクルトについても「あんまりプラスアルファないんですけども」「若いピッチャーが軸になってくれるんならば来ますよ、こっそりと」。
そして広島も、「昔の広島っぽいね、キチっとした野球に変わってきてますから」。
で、最後は「全部いいんですよ、ナンチャン」(笑)。
結局全部いいんかい!!と思わずツッこみを入れたくなってしまいましたが(笑)、南原さん以上に気遣いの人の栗山さんらしい予想でありました(笑)。
ちなみに南原さんは、

栗山 「横浜、ナンチャン、尾花さんが」
南原 「横浜、僕注目してるんですけども、オープン戦今結果出てませんけども(と言いながら泣くマネ)」
全員 (笑)

ということで、取材に行った横浜に注目をしているようです。
で、最後は、

栗山 「ナンチャンどこですか?優勝は?」
南原 「優勝は・・(モニターに映っている巨人と阪神の文字の辺りを指し)ここらへんですけども(笑)」
全員 (笑)
南原 「注目は(横浜の辺りを指差し)ここらへんですから」
栗山 「そうですよね(笑)」
南原 「えぇ(笑)、いよいよ、ね、金曜からセ・リーグ開幕いたします、こちらもですね、皆さんのほうで見ていって今年はどこか注目しましょう」

というやり取り・・栗山さんの「ナンチャン」連発で番組は終了(笑)。
野球ファンもお腹一杯になる、プロ野球一色の『Get』でありました(笑)。
ちなみに、G-Talk(他のスタジオでのトークも)にLIVEの文字はありませんでしたし、説明のテロップが画面に出たりしていましたので、スタジオのトークは録画だったようです。


あ、それから、『Get』に出演したアスリートが語った言葉をまとめた『勇気がもらえる145の言葉』という本が、3月31日に発売になるそうで。
番組の途中に、南原さんが本を持ち宣伝をしてました(今回は『狂言でござる』の宣伝はありませんでした・笑)。




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