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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 8/16

2009年08月17日 | Get Sports
現代狂言一座は、北海道の千秋楽公演を終えてその日のうちに東京へ戻って来ていたようですが、この日の『Get』の南原さんの生出演はありませんでした。
3月の太田公演のときのこともありますので、もしやと思っていたのですが、さすがに今回は、滝川から六本木へ直行ということはなかったようです(笑)。


今回の『Get』の最初の特集は、"南原清隆presents 世界水泳ローマ 新生競泳ジャパンの夜明け"
南原さんがローマに行ったのは、北海道公演第1弾が終わったあとすぐだと思いますが、南原さんは疲れた様子を見せることもなく、番組のオープニングでは♪アメノ~の曲にのせ、真実の口に手を入れて「あっ!・・・取れた」と言って危うく手が抜けなくなっていた南原・グレゴリー・清隆さんのリラックス映像も約4秒ほど流れてました(笑)。
ローマの休日を楽しんでいる南原さんは、白に青のストライプの半そでシャツを第2ボタンまで開け、胸元には認識票ふう(?)のネックレスもキラリンと光らせており、その姿はさながらイタリアンジゴロ(?・笑)という感じもしなくもありませんでしたが、それは兎も角として(笑)。
コロッセオの前に立っている南原さんの、「さぁ私は、世界水泳ローマにやって来ました。新エースの入江陵介選手とキャプテンとして引っ張る松田丈志選手を中心にレポートしてみたいと思います」という言葉とともに、番組はスタート。

ローマの屋外の水泳会場に足を踏み入れた南原さんは、「暑い。時刻は今6時を過ぎてるんですけども、気温は35度です」と言ってシャツを脱いでTシャツ姿になっていましたが、頭にはカウボーイハットふうの帽子が(笑)。
この帽子、アテネ五輪の水泳のときもかぶってたような気がしますが、屋外会場で観戦するときの定番ファッションなのかな?それとも、何かゲンを担いでるのか・・。
真偽のほどはわかりませんが、満員の観客席を見て「すごい人入ってる。大人気、ヨーロッパで大人気、いや、これはすごい」と言いつつも、かなり暑そうな顔をしていた南原さんでありました。

記者席からレースを観戦していた南原さんは(ここでは帽子も脱いでシャツも着てました)、世界記録が連発されるのを見て、頭に両手をあてて「あ!?」と驚いたり、「いや~これ異常な大会だなもう」とちょっと呆れたり。
その後、100メートル背泳ぎのレースや入江選手のインタビュー・・4位に終わった100メートルでは、前半は付いていったが少し周りを見すぎて硬い泳ぎをしてしまったので後半伸びがなかった、という入江選手の話などがありつつ。
200メートルの決勝では、入場して来た入江選手を見て、南原さんが記者席から拍手を送りながら「ドキドキしてんだろうなぁ」。
レースのラストには「伸びろ!伸びろ!伸びろ!」と声援。
そして、2位という結果ながらも、それまでの世界記録と入江選手自身の自己記録(幻の世界記録)も破ったのを見て南原さんは、「実力見せたじゃん」。
そんな声援を送ったりしている南原さんを見て、今回は記者席から観戦してるだけなんだろうな、思っていたのですが・・。
な、なんと、レース後の入江選手にマイクを向け(何故かぱちゃぽは付いてませんでした・笑)ミックスゾーンでインタビューもしてました。
「入江選手、銀メダルおめでとうございます」という言葉をかける南原さんに、一礼をした入江選手は「はい、う~~ん、まぁ金目指してたんで、残念ですけど、メダルというものを取れたので、まぁロンドンに向かってはいい結果を出せたのではないかと」「センターポールに日の丸を揚げ君が代を聞きたかったので残念ですね」。
このときのインタビューは他のスポーツニュースなどでも流れてた・・のかどうかはわかりませんが、流れていたとしても、たぶん南原さんの手から先とぱちゃぽが付いてないマイクだけしか映ってなかったのではないかと思います(笑)。

100メートルでは4位に終わった入江選手。
レース後は悔しくて泣きそうになったけどキャプテンの松田選手のひと言が嬉しかった、とのこと。
南原さんのインタビューに答えていた松田選手いわく、「4番で帰ってきて、かなり悔しかったと思うんで、まぁお笑いで言ったら100(メートル)は最初のつかみみたいなもんで、次(200メートル)が本番だから(笑)、次頑張れよっていうような感じでは言いましたけどね」ということを入江選手に言ったとのことでした。
ちなみに、このときのインタビュー(ローマでインタビューしたのかな?)では、松田選手はジャージ姿、南原さんはピンクのTシャツに白のパンツで、石原良純さんもビックリの衣装を着てました(笑)。

その後も、南原さんの松田選手へのインタビュー・・松田選手も国際大会で良い結果じゃないときもあったけど少しでも声をかけてもらえると気持ちが違う、新キャプテンとして指名されたけど何をやっていいかわからなかったが、ベストを尽くしてメダルを取ることがいちばんキャプテンとしてもやるべきことかなと思った、という話などがありつつ、今回の200メートルバタフライのレースについての話も。
準決勝ではマイケル・フェルプスを上回り1位で決勝へ進んだ松田選手。
周りも、もしかしたらいけるんじゃないかという雰囲気になり、外国の選手やコーチからも、明日はお前のレースだと言われたとのこと。
200メートルバタフライ決勝の様子も記者席から見ていた南原さん。
レース前はには「頼むよ」、そして、フェルプスが世界新記録で金メダルを取り、松田選手が銅メダルだったのを見て、拍手しながら「いや、力入ってたもん、マイケル」。
レースを振り返り松田選手は、ラストの25メートルぐらいから体が動かなくなってきたけどフェルプスはそこからタイム伸ばしてきたのでやっぱ強いなと思った、とのことでした。
あとは、

南原 「印象的だったのが、(レースのあと)日本の応援団に向かってこうふに、思わずこうやって(片手を挙げてガッツポーズ)ましたよね」
松田 「今回やっぱり、初めてキャプテンとして迎える国際大会で、何だかんだ口で言うよりも、結果で示すのがいちばんだと思ってたんで」
南原 「うん」
松田 「とりあえずは、この国際大会でメダルを獲ることを選手に見せれたというのはホッとしましたね」

というやり取りがあったり、今回成長していってる段階で最低限の結果は出せたと思うしもう一回オリンピックに向けて戦っていくのも悪くないかなという気がしてきてます、という松田選手の話などがあって、松田選手へのインタビューは終了。

その後は、平井コーチの、今回メダル4つという結果にはちょっと安心してるが2年後の世界選手権、3年後のオリンピックはとても厳しいなという感じは受けている。(今回世界記録を連発する要因になったラバー素材の高速水着が今後制限されることが決まり)スタート、ターン、泳ぎなどすべての技術を世界一に磨いていかないとメダルは取れないと思っています、という話などがありつつ。
最後は、何故かまた南原さんが真実の口に手を挟まれてる映像が流れたあと(笑)、"世界水泳ローマが残したもの"と題し、

南原 「今回、このローマの地に来て思ったことはですね、今まで聞いたことがないような国の選手が勝ったりとか、聞いたことがないような若い選手がどんどん出てきて、グローバル化してる、人気も大きく広がってきてるっていうのを実感いたしました」
(心技体と書かれたフリップを持ち)
南原 「心、技、体、という言葉があります。心があって技があって体があって始めて勝つということですけども、しかし、今回はこうです」
(フリップをひっくり返す)
南原 「新、着、体。技の代わりに新しい水着を着て、馬力(体)のある人がどんどん勝っていったということです。そして新記録を作っていたった」
(また心技体のフリップを持ち)
南原 「そして、日本人の選手の中でも、古賀選手、入江選手、美しいフォーム、美しい技で世界に挑んだ、ここはすごい印象に残りました。また水着問題も大きく変わってラバー素材も制限されます。新しくなる水泳界、今後どうなっていくのか私も見守っていきたいと思います」

という話を、競技が終わったプールの前で南原さんが話して今回の特集は終了。
約23分の世界水泳特集でありました。
あ、そういえば、先週ちょこっと放送されていた予告では、入江選手が表彰台で涙を流してるのを見て、「あ~、悔しかったんだね、相当負けず嫌いだね」と記者席から言ってる南原さんの映像が流れていましたが、今回はカットされてました。
あと、自由形の内田翔選手にインタビューしてる様子も少し流れていましたが、今回の特集では内田選手についてはまったく触れられていませんでした。
『Get』は長期取材はお手の物ですので、南原さんの内田選手へのインタビューは、忘れた頃にいつか放送されるかもしれません(笑)。
ただ、南原さんのローマ漫遊記VTR(笑)は放送された以外にももっとあったのではないかと思いますが、今後も放送される可能性が低いのが、はなはだ残念です(テレ朝の良心のスポーツ番組(笑)なので仕方ないといえば仕方ありませんが)。


あとは、女子ゴルフの諸見里しのぶ選手の特集。
サッカーの中澤祐二選手の特集。
でした。