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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 8/8

2009年08月09日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、女子プロボクサーの菊池奈々子選手。

現在、東洋太平洋女子ライトフライ級初代王者の菊地選手は、カメラマンのアシスタントをしていた22歳のときに、WOWOWで一挙放送していた『あしたのジョー』を見て、「ちょっとこれはやらねばならないと思いまして」ボクシングを始めたとのこと。
そんな菊地選手に、南原さんは、

南原 「信じられないのがね、もう、失礼ですけども年齢が34歳ぐらいでしょ」
菊池 「はい」
南原 「もうだいたい人間的にはね、だいたい丸くなっていくほうじゃないですか」
菊池 「そうですね」
南原 「えぇ」
菊池 「はい」
南原 「僕もだいたい34ぐらいのときテレビの番組でですけども、柔道で」
菊池 「はい」
南原 「初段を取るって、初段を取りに行ったことがあるんですけども」
菊池 「はい」
南原 「そんときでもね、モチベーションない(笑)、下がってましたよ。相手をブッ倒してやろうとかね」
菊池 「(笑)」
南原 「こう、練習とか試合でやりながらね(笑)、「もう、いいよ」っていう何か、そんな気持ちも出てくんですけども、どうですか?そういうモチベーションっていうのは」
菊池 「そう・・ですね、私もそれはちょっといろいろ考えたことがあって」
南原 「あ、はい、はい、はい」
菊池 「あの、闘志がやっぱこうちょっと落ちてきてるっていうのは」
南原 「そうですね、はい」
菊地 「もう、ちょっと思ってて」
南原 「はい、はい」
菊地 「「これじゃダメだ」みたいに思ってたら」
南原 「はい」
菊地 「トレーナーさんが」
南原 「はい」
菊地 「「それは違う」と」
南原 「おぅおぅ、おぅ」
菊地 「「それは違うんだ」と」
南原 「興味深いですね、はい、はい、はい、はい」
菊地 「じゃちょっともうちょっと溜めようかな、とか言って(笑)」
南原 「えぇ、いやいや」
菊地 「溜めなくていいですか(笑)」
南原 「何をブツブツ言ってるんですか!そんな人なの?」
菊地 「(笑)そう、こんなんなんです、すいません(笑)」
南原 「はい、はい、はい」
菊地 「で、「いや、それは違う」と。で、「気持ちも技術なんだよ」と」
南原 「はい、なるほど。うん、気持ちも技術、うん」
菊地 「つまり、その、自然に「倒してやる」っていう気持ちが湧いてくるんじゃなくて」
南原 「はい」
菊地 「そういう気持ちにさせるように、こう自分でコントロールをしていく」
南原 「あ、なるほど」
菊地 「あとは、その、闘志の前に徹底的に技術が上がってしまえば」
南原 「うん」
菊地 「闘志なんかなくても出来るんだと」
南原 「はぁ~~~!?」
菊地 「だから、あの、別に気持ちがなく・・なくったってって言うか、前面にピヤって出なくても」
南原 「うんうん」
菊地 「しっかりとした技術と経験とかがあれば、結果は出るんだとか」
南原 「試合は出来る、結果は出るんだと。あ、それは良いですね、それ聞いてちょっと気持ちが・・」
菊地 「そうですね、だから決してその、気持ちが「落ちてる、落ちてる」って思っても」
南原 「うん」
菊地 「それは何か、別の話だと」
南原 「なるほど」
菊地 「そう言われましたね」

という質問。
南原さんの場合、年齢云々の問題ではなく、もともと格闘技をやるには不向きな性格だったような気がするけどな~(笑)。
今まで一度も喧嘩をしたことがない、根っからの平和主義者の南原さん(笑)。
それに痛いことが嫌いで、ツッこまれるときも身構えて顔に出ちゃうくらいですから(笑)、どう考えても格闘技に向いてるとは思えません(笑)。
ちなみに菊地選手いわく、今はまだ卓越した技術はないけど自分の思い通りに組み立てて試合が出来るようになったら面白いしトップの人の域にいけると思う、とのことでした。


あとは、菊地選手の右手に拳ダコが出来てるのを見つけた南原さんが、「あら!?」と驚いたり、「何でやるの、そんな痛いの」と平和主義者らしい素朴な感想を言ってみたり(笑)、菊地選手のお母さんは「やるなら勝て」という人だというのを聞いて「(あしたのジョーの丹下)段平じゃないですよね」と言ってみたり(笑)、普段の生活でも距離を詰められるとついカウンターを出しそうになる、電車の中でも戦うことをイメージして「この人のあばらはここらへんだなとか」考える、と言う菊地選手に、「見た目そんな感じ全然しないですよ、おとなしそうなね」「何かメールをずっと待ってそうな感じですけど」ってなことを言っていた南原さんでありました(笑)。


その後は、アメリカに3ヶ月練習に行っていたときに使った重り入りグローブを今でも普段の練習で使ってる、という話などがありつつ、リクエスト曲をかけるコーナーでは、

南原 「さぁ、じゃあここでですね、菊池奈々子選手のリクエストを一曲おかけしたいんですけど、何にしまょう?今回は」
菊池 「じゃあ、ブラックビスケッツの『タイミング』を」
南原 「(笑)『タイミング』(笑)」
菊池 「タイミングが大事ですから」
南原 「タイミン・・タイミング大事ですよ」
菊池 「そうですね」
南原 「えぇ、『スタミナ』『タイミング』ですから」
菊池 「あ、スタミナ」
南原 「3部作、『スタミナ』『タイミング』『バイバイ』ですから」
菊地 「バイバイ・・(笑)」
南原 「(笑)あれ人生における大事なもんっていうのがあるんですよね、スタミナがまず大事だろうと」
菊地 「はい」
南原 「はい、で、タイミングが大事だと」
菊地 「はい」
南原 「はい、あ、あとリラックスだ。リラックスが大事で」
菊地 「素晴らしい・・」
南原 「最後はバイ・・バイバイが大事だっていう、はい」
菊地 「あ、そういうコンセプトで・・」
南原 「コンセプトでやってるんですよ」
菊地 「はぁ~深かったんですね」
南原 「アッハハハハハハ」
菊地 「(笑)」
南原 「そうなんですよ、これ何か思い出あるんですか?『タイミング』」
菊地 「いや、特にないんですけど(笑)」
南原 「何それ(笑)」
菊地 「ハッハハハハ」
南原 「カラオケでよく歌ってたとかそういうのないんですか?」
菊地 「いや、まったくないです(笑)」
南原 「まったくない(笑)」
菊地 「ごめんなさい(笑)」
南原 「歌ったことまったくないんですか、聞いたことはあるんですか?」
菊地 「ビビアン・スー・・」
南原 「ビビアンですよ」
菊地 「可愛いし歌も上手いし」
南原 「そうですよ」
菊地 「ちょっと、ねぇ、まわりの二人はもう・・」
南原 「アハハハハ」
菊地 「興味が・・あんまり見てなかったです、ごめんなさい(笑)」
南原 「じゃあ何のためにリクエストしたんだよっていう話に」
菊地 「ハッハハハハハ」
南原 「ハハハハハハハ」
菊地 「すいません(笑)」
南原 「いえいえいえ(笑)」
菊地 「すいません(笑)」
南原 「ただ、ただ・・」
菊地 「あの、南原さんということで」
南原 「ということで」
菊地 「あ、でも、サックス吹かれてましたよね」
南原 「えぇサックスも吹きましたこれは、はい、そうですそうです」
菊地 「す、すいません」
南原 「とんでもない」
菊地 「申し訳ないです(笑)」
南原 「じゃあ(笑)ご自身で、えぇ」
菊地 「(笑)」
南原 「これを、えぇ、まぁ、そんなに思い出もないけども」
菊地 「ハッハハハハハ」
南原 「読み上げてもらいますでしょうか(笑)、ハハハハ」
菊地 「それでは、ブラックビスケッスで『タイミング』」

というやり取りがあり、この番組では3回目の『タイミング』がかかってました(笑)。


恒例の夢色紙には、"目標は史上最強のボクサー"と書いていた菊地選手。
で、

南原 「今(最強)じゃなくて、もう、あとあとになっても残る」
菊地 「そうですね」
南原 「じゃあ、今習ってる具志堅(用高)さんとかもそうじゃないですか」
菊地 「そうですね、具志堅会長のように」
南原 「えぇ、具志堅会長から何か言葉とかあるんですか?アドバイスとか」
菊地 「えーと、いつもニッコリ微笑まれるだけで、あの、すごい人過ぎて緊張しちゃうんで」
南原 「あ、あんまり話出来ないんですか」
菊地 「挨拶して(笑)」
南原 「「ちょっちゅね~」とか言わないんですか?じゃあ」
菊地 「聞いたことない・・」
南原 「聞いたことないですよね(笑)」
菊地 「(笑)」
南原 「「ちょっちゅね~、あれはぽかっちゅね~」とか」
菊地 「ないんですね」
南原 「「奈々子がんばれ~」とか、そういう感じですか」
菊地 「はい、「がんばんなさい」とかそんな感じ」
南原 「あ、もうそんな感じなんですか」
菊地 「そうですね」
南原 「じゃあちょっとアドバイスとか、ちょっと恐れ多い感じなんですか」
菊地 「そう・・ですね、何かたまにこう、ここをもっとこうしたほうが良いよ、っていうのはあるんですけど」
南原 「はい、はい」
菊地 「ホントにたまに声をかけていただけるくらいで(笑)」
南原 「そうなんだぁ」
菊地 「はい(笑)、緊張します」
南原 「(具志堅さんのマネの高い声で)「奈々子もっと左出したほうが良いよ、手数出したほうが良いよ」とかそういう感じ?」
菊地 「(具志堅さんのマネで)「ジャブよ、ジャブ」みたいな」
南原 「アッハハハハハハ」
菊地 「(具志堅さんのマネで)「ジャブ大事よ」みたいな(笑)」
南原 「(具志堅さんのマネで)「ジャブよ、ジャブよ、ジャブ大事よ、それじゃあね」みたいな感じですか」
菊地 「そんな感じで、(具志堅さんのマネで)「がんばんなさい」」
南原 「アッハハハ」
菊地 「(笑)」
南原 「あぁ、もうじゃあ、具志堅さんみたいな」
菊地 「そうですね」
南原 「感じに」
菊地 「はい」

というやり取りも(笑)。
確かに、具志堅さんが「ちょっちゅね~」と実際に言ってるのは聞いたことがありませんので、菊地さんの話には納得でありました(笑)。
最後は、

南原 「今日どうでした?ラジオやってみて」
菊地 「あ、あの、南原さんの、あの、素晴らしい誘、誘導というか」
南原 「誘導?」
菊地 「(笑)よくわかんないです(笑)」
南原 「誘導」
菊地 「(笑)申し訳ないです(笑)、あの~」
南原 「あんま興味ないですもんね、ブラックビスケッツもね(笑)」
菊地 「そんなことはないです(笑)」
南原 「脇の二人はあんまりね」
菊地 「そんなことない(笑)、そんなこと(笑)」
南原 「(笑)」
菊地 「とても話しやすかったです」
南原 「ハハハハハ」
菊地 「あの、はい、どうもありがとうございます」
南原 「いえいえ、(笑)自分で締めないでくださいね」
菊地 「アハハハハハ、すいません(笑)」
南原 「えぇ、私が言ってから終わりですから」
菊地 「はい(笑)」
南原 「これからもお体に気をつけて、はい、頑張ってください」
菊地 「はい」
南原 「今日のゲストは、菊地奈々子選手でした!」
菊地 「どうもありがとうございました」
南原 「どうもありがとうございました」

というやり取りで、番組は終了。
ボクジング選手らしからぬ感じの小声で喋りつつも時折りギャグ(?・笑)を飛ばしていた菊地選手に、ちょっと惑っていた感じの南原さん(笑)ではありましたが、和やかにあれやこれやと話をしていた30分でありました。