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Untersee-Boot

あるいは感想記として

サクラチル

2009年04月12日 | あれこれ
春を通り越して初夏のような気候が続いている今日この頃。
桜もついこの前まで満開に咲いていたのに、今はすっかり散ってしまい葉桜に。
う~む、花の命は短くて・・であります(笑)。
とある池では、散ってしまった桜の花びらが水面を埋め尽くし、薄ピンクのサクラ風呂のようになってました(笑)。

               


あ、でも、まだ咲いてる桜もあり、こんな光景も。

            

青空の下の、お地蔵さん&桜でありました。


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『スポーツドリーム』 4/11

2009年04月12日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、東京ヤクルトスワローズの青木宣親選手。

まずは、青木選手も代表として参加していたWBCの話をあれこれと。
WBCで世界一になった反響は、日本に帰って成田に出迎えの人が沢山いたことなどですごく感じたとのこと。
近所の公園でダルビっシュ投手と青木選手になりきり野球をやってる子もいたそうで(笑)、「野球がね、こんなに感動を与えられたんだなと思うとホントに嬉しかったですね」とのことでした。
あと、元チームメイトの岩村選手が「ムチャムチャ丸くなりましたね」という話(体型が丸くなったのかと思ったら性格的なことでした・笑)などがありつつ、サムライJAPANについての話も。
青木選手いわく、サムライJAPANはプライベートの時間を使って打ち解けていくということを上の人がやってくれて「チームとして若手、中堅、ベテランの方がこう、ホント一丸となってやれたっていうのはすごく感じますね」。
南原さんが「(北京五輪の時とは)まとまり具合が全く違ってた」と話していましたが、う~む、確かに、同じ日本代表でもこれほど違うのかというくらいWBCのサムライJAPANはまとまりのあるチームでした。
勝ったからまとまりが出来たのか、まとまりがあったから勝てたのか・・・。
ベテラン選手が自ら食事に誘っていたという青木選手の話などを聞くと、おそらく後者なのでしょう。
こういう話を聞いていると、北京五輪は負けるべきして負け、WBCは勝つべくして勝ったという感じですし、団体競技の難しさを改めて感じてしまいました。


その後は、バッターボックスに入ってからの心構えについての南原さんの質問に、青木選手と南原さんの間では、

南原 「あの~、青木選手がよくバッターボックス立って「絶対俺で決めてやる」とか」
青木 「はい」
南原 「強い気持ちでバッターボックス立ってたじゃないですか」
青木 「はい」
南原 「そん時にね、やっぱりこう不安とかはないんですか?」
青木 「もう、そう思ったときは」
南原 「はい」
青木 「まず打てないですね」
南原 「打てないですか」
青木 「そうなんですよ」
南原 「はい」
青木 「だから、いつも前向きにいることがいちばん大事ですね」
南原 「こう、前向きってね、人間・・こう言うんですけども、100パーセント前向きなのか、その、ちらっとした不安要素とかはどう外していったりとかしてるんですか?」
青木 「あぁ~・・・ピッチャー、セット(ポジション)入って、そっからモーション始まるときにはもう」
南原 「うん」
青木 「100パーセント入ってればいいですね、それまで不安はあっても」
南原 「あぁ~。イチロー選手は集中するその儀式としていろんなルーティーンをいっぱいこう入れて」
青木 「はい」
南原 「だんだんそこにフォーカスを合わせていくんですけども」
青木 「はい」
南原 「青木選手の場合はどうやってそういう、そこにフォーカスを合わせてるんですか?あの(バッターボックスでバットを)ぐるぐる回すのも・・」
青木 「ぐるぐる回すのも(笑)そうです、勝手にやってますね、あれは。多分リズム取ってるんだと思うんですよ、こう」
南原 「あれ勝手に出てきたんですか!?」
青木 「勝手に、勝手にっすね」
南原 「はい」
青木 「僕、基本、ルーティーンを作らないようにしてるんですよ」
南原 「それはどういう意図で?」
青木 「一度なんかこう気にし始めると」
南原 「あぁ~」
青木 「気になっちゃって」
南原 「そうです、どっちかっていうと気にしいだったですもんね」
青木 「そう、もともと気にしいなんですよ、僕」
南原 「はいはいはい」
青木 「だから(笑)、多分一個やり始めたら」
南原 「はい」
青木 「色んなの多分増えるんですよ」
南原 「なるほど(笑)」
青木 「気になって気になって」
南原 「「あれ、あれ忘れたかもしれない」」
青木 「「あ、忘れたかも知れない」みたいな」
南原 「はいはい」
青木 「気にしちゃってもう(笑)」
南原 「はい」
青木 「(笑)」
南原 「あ、だからもう、自分のもうそん時は感覚」
青木 「そうです」
南原 「動物的な感覚・・」
青木 「そこは感覚ですね、あんまり・・そうですね。って言うのは、だって、どんなことに対しても僕対応したいんで」
南原 「あ、なるほど」
青木 「環境が変わっても何しても」
南原 「はいはいはい」
青木 「だから、そのルーティーンがなくても打てるようにしたいんですよ」
南原 「なるほど!」

というやり取り。
野球に限らず一流の選手は皆何かしらのルーティーンを持っている・・という話を聞いたことがあったのですが、青木選手にはこの法則は当てはまらないのか!?
う~む、これはちょいビックリ。
ただ、「気にしいだから」というのは何となくわかるような気がしますし(私もけっこう気にしいなので・笑)、「環境が変わっても打てるようにしたい」という話は、南原さんと同じく「なるほど!」と大いに納得でありました(笑)。


あと、打席では集中しようとは思ってるけど熱い中に冷静さはあったほうがいいしバランスが大事、という話を青木選手はしていましたが、

南原 「集中しすぎるとこう硬くなっちゃうじゃないですか」
青木 「あぁ~、そうやって集中しすぎたなっと思った打席あるとするじゃないですか」
南原 「はい」
青木 「したらその次の打席は、逆にあんまり集中しないようにするんです」
南原 「はい」
青木 「とか、今そうやってバランスを保ってるんですよね、こうやって」
南原 「へぇ~~、集中しすぎないように(笑)」
青木 「うん、とか・・」
南原 「ふ~んふ~んふ~ん(鼻歌を歌う)って感じ」
青木 「そうそうそうそう、だからけっこうそういうふうに感じるときは逆のことをやってみたりだとか」
南原 「はい」
青木 「っていうのはよくありますね」
南原 「これはじゃあ、これからの長いシーズンの中でも」
青木 「はい」
南原 「そういうのをどんどんどんどん繰り返しながら」
青木 「そうですね、そうですね」
南原 「えぇ」
青木 「同じ打席でも、こうちょっと気持ちに変化つけたりとか」
南原 「同じ打席でも?」
青木 「うん、しますね」
南原 「はい」
青木 「あ、なんかこうちょっと食らい付き過ぎてるな~、ちょっと気持ちが前に行っちゃってるな~と思えば」
南原 「はい」
青木 「少しこう落ち着いてみるというか」
南原 「はい。そん時にどこに意識を持ってくんですか?例えばこう、まぁよく言う丹田あたりに意識を持っていくっていう人もいますし」
青木 「あぁ、はいはいはい」
南原 「はい」
青木 「う~ん、まずそれが、気持ち的なところなのか」
南原 「はい」
青木 「技術的なところなのか、それをまず、まず決めますね、どっちか」
南原 「はいはいはい」
青木 「気持ちだったら、そうやってさっき言ったように、もうちょっと冷静になるように心を落ち着かせて」
南原 「はい」
青木 「やりますけど」
南原 「はい」
青木 「技術的なとこであれば、もうちょっと軸足に(体重を)乗せるっていう意識を置いたりだとか」
南原 「はい」
青木 「少しバットを遅らすぐらいの気持ちで打つとか、あの~意識するとか」
南原 「はい、そこはもう冷静に、冷静に分析、どっちだ?っていうのをまず」
青木 「そうですね、どっちだっていうのは、ま、どっちかなんで、メンタル的なとこなのか技術的なとこなのか」
南原 「はぁ~」
青木 「どっちかなんで、どっちかをまずあれします」
南原 「見極めて」
青木 「はい」
南原 「それ面白いですね」

という話も。
熱いハートに冷静な頭脳の青木選手に感心しつつ、南原さんと同じく(本日2度め・笑)「それ面白いですね」という感じで興味津々で話を聞いてしまいました(笑)。


あとは、イチロー選手がネクストバッターズサークルでいつもゴルフのスイングのようにバットを振るのを見て、内側からバットを出したいかやってるのでは?と思い訊いてみたところ、イチロー選手の答えもその通りだった、という話などがありつつ。


来週に続く・・・。


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