宝生能楽堂で行われた、古今狂言会の千秋楽公演へ行ってきました。

昨日まで3日連続で「ヒルナンデス」をお休みしていた南原さん。
今日の公演は大丈夫なのかな??と心配をしていたのですが、元気な姿を舞台上で見ることが出来てひと安心でした。
いつもは最初の挨拶で南原さんが登場するのですが、この日は万蔵さんが登場してビックリ。
でも、すぐに南原さんが出てきて「病み上がりの南原でございます」というご挨拶(笑)。
いつもより声が出ていないような気もしましたが、お元気そうで何よりでした。
で、病み上がりなので「蚊相撲」には出演しないというお知らせなどありつつ、体調についての話も。
急性扁桃炎になってしまったそうで、高熱が出てフラフラに。
南原さんいわく「最高記録が出ました」とのこと。
万蔵さんから「何度?」と訊かれると「39.8度」と答えていた南原さんでしたが、万蔵さんからは「大したことない」と冷たくツッこまれていて思わず笑ってしまいました(笑)。
平熱が35度代の南原さんですから、39.8度というのはかなりの高熱ということなのでしょう。
続いて、万蔵さんから「「蚊相撲」の稽古を一生懸命やったのに・・」という話になると、南原さんは「蚊の鳴くような声になりました」(笑)。
残念ながらドクターストップになってしまったが、新作の「クローン人間」には出演する、という話から、「(新作は)くだらないですよ」「(万蔵さんと南原さんは二人とも昭和)40年生まれ、53歳と54歳」と嬉しそうに話していた万蔵さん。
その無邪気な万蔵さんの姿が、おかしいやら微笑ましいやらでした(笑)。
で、こんな話をしているうちに、登場したときよりも元気な様子の南原さんに、万蔵さんは「声出てる」。
南原さんも「だんだん声が出るようになりました」「やりますよ!」。
ちょっとカラ元気なような気もしましたが、それでも舞台上で話しているうちに声が出てくるところなどは、さすがという感じでした。
万蔵さんと南原さんのかけあいの挨拶が8分ほど。
その後、大野君が登場して、この日の演目のあらすじを紹介して本編に。
「蚊相撲」
蚊の精が当たり前のように登場して相撲を取って血を吸っちゃったり、「江州は蚊どころじゃ」という台詞を大真面目に言ってみたり(笑)、古典は面白くてなんて自由なんだ!?というのを実感できる演目。
今回は南原さんに代わり河野祐紀さんが出演していましたが、お面をつけての発声などは流石という感じでした。
「舟ふな」
以前、南原さんも演っていた演目ですが、ほぼブロの狂言師の石井ちゃん(笑)の主人もとても面白くて良かったです。
「クローン人間」
あらすじなどは割愛して今回は、ちょっとした感想だけ。
南原さんらしい脚本で面白く、終始大笑いでした。
でも、全体的に古今狂言会の新作は前回も今回も万蔵さん的な世界観の作品という感じかな。
あくまでも狂言をベースにした新作なので、常に前のめりに新たな表現方法やテーマにチャレンジし続けた現代狂言の新作を観続けてきたものとしては、ちょっと物足りなさも。
演目の長さも30分くらいで狂言としてはちょうどいいのだと思いますが、新作としてはちょっと短いな~もっと観たかったな~というのも、物足りなく感じる要因の一つに。
♪友達よりクローン人間♪という歌などは、音楽があったほうがより盛り上がると思いますし(笑)、カーテンコールの盛り上がりは楽士のお二人がいてこそ。
とはいえ、古今狂言会の新作も面白くて好きなので、今度は是非、「古典」「新作狂言」「現代狂言(新作)」という会を観られたらうれしい限りです(南原さんはかなり大変だと思いますが)。
詳しい感想などはいづれまた機会がありましたら・・・。
最後は、またまた南原さんがご挨拶。
いわく「病み上がりでご迷惑をおかけしましたが、自己ベストが出ました」とのことでした(笑)。
万蔵さんの挨拶では、「蚊相撲」の相撲と取る場面を南原さんにやらせます、と言い、急遽南原さんと万蔵さんが相撲の場面を実演。
南原さんは病み上がりとはいえ、稽古を重ねてきただけあって堂に入った蚊の精を演じていましたが、本来はお面をつけてやるところをお面なしでやっていて、得意の顔芸が炸裂(笑)。
うちわで仰がれると右往左往してしまう蚊の精を、表情豊かに演じる南原さんを見れたのは僥倖でした。
ちなみに、そんな南原さんに万蔵さんは「なんであんな顔」、石本君からは「顔が目立ってた」とツッこまれてました(笑)。
あと、石井ちゃんからも挨拶があり、最後は南原さんから「新しいことを・・」という話が。
何かと思ったら、写真を撮ってSNSにUPしてくださいとのこと。

初めてのことで、ビックリしましたが、うれしいサプライズでした。
最後は、「来年も元気にお会いしましょう」という南原さんの言葉などがありつつ、16時2分に終了。
南原さんの体調は大丈夫なのかかなり心配をして観に行った古今狂言会。
最初のほうは声もちょっと出てないようだし、ハラハラしていたのですが、終わってみれば大団円。
会場は大きな笑い声。客席にいたチビッコも大きな声で笑ってましたし、とても楽しい2時間でした。
南原さんは無理をしていた部分もあったかと思いますので、ゆっくり静養していただければと思います。


あ、それから、今日は、現代狂言でお馴染みの楽士の和田さんが観にきてました(あと、私は見かけませんでしたが滝ちゃんも観にきてたようですね)。

昨日まで3日連続で「ヒルナンデス」をお休みしていた南原さん。
今日の公演は大丈夫なのかな??と心配をしていたのですが、元気な姿を舞台上で見ることが出来てひと安心でした。
いつもは最初の挨拶で南原さんが登場するのですが、この日は万蔵さんが登場してビックリ。
でも、すぐに南原さんが出てきて「病み上がりの南原でございます」というご挨拶(笑)。
いつもより声が出ていないような気もしましたが、お元気そうで何よりでした。
で、病み上がりなので「蚊相撲」には出演しないというお知らせなどありつつ、体調についての話も。
急性扁桃炎になってしまったそうで、高熱が出てフラフラに。
南原さんいわく「最高記録が出ました」とのこと。
万蔵さんから「何度?」と訊かれると「39.8度」と答えていた南原さんでしたが、万蔵さんからは「大したことない」と冷たくツッこまれていて思わず笑ってしまいました(笑)。
平熱が35度代の南原さんですから、39.8度というのはかなりの高熱ということなのでしょう。
続いて、万蔵さんから「「蚊相撲」の稽古を一生懸命やったのに・・」という話になると、南原さんは「蚊の鳴くような声になりました」(笑)。
残念ながらドクターストップになってしまったが、新作の「クローン人間」には出演する、という話から、「(新作は)くだらないですよ」「(万蔵さんと南原さんは二人とも昭和)40年生まれ、53歳と54歳」と嬉しそうに話していた万蔵さん。
その無邪気な万蔵さんの姿が、おかしいやら微笑ましいやらでした(笑)。
で、こんな話をしているうちに、登場したときよりも元気な様子の南原さんに、万蔵さんは「声出てる」。
南原さんも「だんだん声が出るようになりました」「やりますよ!」。
ちょっとカラ元気なような気もしましたが、それでも舞台上で話しているうちに声が出てくるところなどは、さすがという感じでした。
万蔵さんと南原さんのかけあいの挨拶が8分ほど。
その後、大野君が登場して、この日の演目のあらすじを紹介して本編に。
「蚊相撲」
蚊の精が当たり前のように登場して相撲を取って血を吸っちゃったり、「江州は蚊どころじゃ」という台詞を大真面目に言ってみたり(笑)、古典は面白くてなんて自由なんだ!?というのを実感できる演目。
今回は南原さんに代わり河野祐紀さんが出演していましたが、お面をつけての発声などは流石という感じでした。
「舟ふな」
以前、南原さんも演っていた演目ですが、ほぼブロの狂言師の石井ちゃん(笑)の主人もとても面白くて良かったです。
「クローン人間」
あらすじなどは割愛して今回は、ちょっとした感想だけ。
南原さんらしい脚本で面白く、終始大笑いでした。
でも、全体的に古今狂言会の新作は前回も今回も万蔵さん的な世界観の作品という感じかな。
あくまでも狂言をベースにした新作なので、常に前のめりに新たな表現方法やテーマにチャレンジし続けた現代狂言の新作を観続けてきたものとしては、ちょっと物足りなさも。
演目の長さも30分くらいで狂言としてはちょうどいいのだと思いますが、新作としてはちょっと短いな~もっと観たかったな~というのも、物足りなく感じる要因の一つに。
♪友達よりクローン人間♪という歌などは、音楽があったほうがより盛り上がると思いますし(笑)、カーテンコールの盛り上がりは楽士のお二人がいてこそ。
とはいえ、古今狂言会の新作も面白くて好きなので、今度は是非、「古典」「新作狂言」「現代狂言(新作)」という会を観られたらうれしい限りです(南原さんはかなり大変だと思いますが)。
詳しい感想などはいづれまた機会がありましたら・・・。
最後は、またまた南原さんがご挨拶。
いわく「病み上がりでご迷惑をおかけしましたが、自己ベストが出ました」とのことでした(笑)。
万蔵さんの挨拶では、「蚊相撲」の相撲と取る場面を南原さんにやらせます、と言い、急遽南原さんと万蔵さんが相撲の場面を実演。
南原さんは病み上がりとはいえ、稽古を重ねてきただけあって堂に入った蚊の精を演じていましたが、本来はお面をつけてやるところをお面なしでやっていて、得意の顔芸が炸裂(笑)。
うちわで仰がれると右往左往してしまう蚊の精を、表情豊かに演じる南原さんを見れたのは僥倖でした。
ちなみに、そんな南原さんに万蔵さんは「なんであんな顔」、石本君からは「顔が目立ってた」とツッこまれてました(笑)。
あと、石井ちゃんからも挨拶があり、最後は南原さんから「新しいことを・・」という話が。
何かと思ったら、写真を撮ってSNSにUPしてくださいとのこと。

初めてのことで、ビックリしましたが、うれしいサプライズでした。
最後は、「来年も元気にお会いしましょう」という南原さんの言葉などがありつつ、16時2分に終了。
南原さんの体調は大丈夫なのかかなり心配をして観に行った古今狂言会。
最初のほうは声もちょっと出てないようだし、ハラハラしていたのですが、終わってみれば大団円。
会場は大きな笑い声。客席にいたチビッコも大きな声で笑ってましたし、とても楽しい2時間でした。
南原さんは無理をしていた部分もあったかと思いますので、ゆっくり静養していただければと思います。


あ、それから、今日は、現代狂言でお馴染みの楽士の和田さんが観にきてました(あと、私は見かけませんでしたが滝ちゃんも観にきてたようですね)。