矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

6月の国内・国外の学会

2016-05-29 13:48:44 | 感染症関連
6月は学会の季節です。

6月4-5日(土日)は米国内科学会 ACP日本支部の年次総会。3日に京都入りしています。

当日の参加もできますので、ご興味のある方はぜひお越しください。

私は2つセッションを担当させていただきます。

1日目 6月4日土曜日、10時から、英語で学ぶ臨床推論(英語で行います)。
少人数 24名定員。

2日目6月5日日曜日 13:15-14:45まで、米国UCLA Olive View Medical Centerでの臨床見学の体験報告・参加者募集セッション
(無料)

6月9-11日は(木金土)は、神戸で日本化学療法学会。
9日午後に、抗菌化学療法の生涯教育セミナーで、「発熱と胸部異常陰影のある患者へのアプローチ」を担当します。


その後、米国へ出発。
6月は、New Yorkに立ち寄り、Mount Sinai Beth Israelで学生受け入れでお世話になっている先生にお会いします。また旧知で米国で解剖学を教えている先生が、ジョージア州からNew Yorkに移住されてNew York Universityに勤務されているため訪問予定。

その後、学会 American Society for Microbiology (ASM) の年次総会 ICAACが、今年から、general meetingと合同の心機一転したMicrobe 2016という学会として開催されます。Opening Key Noteが、Bill Gatesとの対話、ということで、注目されています。抗菌薬の開発が資本主義で困難を極めるなか、グローバルヘルスの実現にどう、世界が動くか、ということで大変、楽しみにしています。

母校同級生と24年ぶりに再会

2016-05-29 13:40:10 | 感染症関連
facebookには同級生がuploadしてくれましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

現在、都内八王子でみなみ野ハートクリニックを開業している母校同級生の幡芳樹先生と23-24年ぶりに再会しました!


クリニックのスタッフの皆様と


卒業後、一度も再会していない同級生もたくさんいますが、卒後10周年同窓会(私は在米中で欠席)、20周年(出席できました!)で
再会できた方も半数ぐらいいます。

今度、母校の150周年記念事業が予定されており、企画などがあるようです。ぜひ参加したいと思っています。

それにしても、New Yorkの"母校”病院であるBeth Israel Medical Center (現 Mount Sinai Beth Israle)が4年をめどに閉鎖、縮小再建する、というのは、とてもさみしい限りです。


小瓶で、ワイン飲みくらべ”自習”

2016-05-29 12:13:28 | お料理、食事
大きな瓶は、購入しても飲めないので、駅のワイン店にいらしたソムリエの方に伺って、「小瓶」を購入してみました。



爽やかな朝、ツツジがきれいでした〜。季節がワインのさわやかさに合う感じがしました。


フランスワインをまず学びたいと思いますが、私は白はチリとか、ドイツとか、ニュージーランド、カリフォルニアなどのほうが果実味が多くて辛くなくて好きです。

ボルドーのシャードニー、マコンの白を小瓶で購入。

先日、記念日のお祝いで、カリフォルニアのNapa Valleyの白をいただき、深い味わいに感動しました。赤はボルドーを試してみました。

感染症領域 さらに成熟、熟成を実感

2016-05-29 12:00:19 | 感染症関連
2005年に帰国して、早12年目を迎えていますが、歳月の流れを感じます。

あたりまえのことなのですが、10年前に、「学生」「研修医」として出会った多くの方が、卒後10年目ぐらいになり、キャリアも中堅どころになってきています。

自分自身は、仕事上、大切に思っていることは変わりなくしておりますが、周囲の成長とともに力を入れるべきところが、少しずつですが、
年々、変化していることを、学外・学会等で講演させて頂くたびに実感します。

私自身は、2010年以降、「感染症の臨床」「教育の実践」から、「教育デザインと実践」「教育の理論のリサーチ」へ大きくシフトしてきました。

60歳までの10年あまりに、どのようにエネルギーと時間を投入すべきかを計画中です。

”現役”時代の最終コーナーを回って、全力疾走できる直線コースでやりたいことは明確です。

60歳を超えても、そこからさらに発展、熟成しているたくさんの偉大な先人、メンターたちを見れば、人間、ずっと「成長し続ける」ことができる、それは自分のこころの持ち方次第、ということも学んでいます。

水戸にご縁あり、身近に感じる80歳の小澤征爾さん、80歳でエベレスト登頂の三浦雄一郎さん、もちろん医学領域では日野原重明先生、黒川清先生などなど、”現役引退年齢” 以降のachievementのほうが偉大な方を目標にしています。


受験生へのメッセージ 5月27日 日経新聞朝刊(東京本社版)

2016-05-29 11:43:44 | 医学教育
この度、医学受験生へのメッセージということで、先週5月27日金曜日の日経新聞朝刊 (東京本社版)に私のメッセージが掲載されました。

関東周辺のみ版のようです。両親にも連絡しましたが、中四国版は紙面が異なるとのことで急遽、両親にも1部送ることになりました。

記事を写真に撮りましたので、こんなイメージ、ということだけお伝えします。


グローバルに活躍できる人材をいかに教育するか、医療にしても、ほかの領域にしても、「国家の浮沈」関わっていることを強く認識しながら、教育に奔走しております。

そもそも「グローバルに」という単語がいらないほどに、地球のどこでも仕事ができ、居住できる選択肢がある時代に生まれている我々(私もまだ40代ですし!)、そして続く子供や若者たちの未来は非常に楽しみではないですか〜!