矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

New Yorkの”母校”病院が閉鎖

2016-05-27 08:45:04 | 感染症関連
臨床留学仲間に、衝撃が走りましたが、なんと”母校”としてレジデント研修でお世話になったBeth Israle Medical Center (現 Mount Sinai Beth Israle)が4年後に閉鎖し、今後は縮小運営されることがNew York Timesに掲載されました。

Mt. Sinai Beth Israel Hospital in Manhattan Will Close to Rebuild Smaller


関係者の間では、今後病院がどうなるか、とうわさが流れていましたが、やはり現実のものとなり、お世話になったものとして、非常に残念です。

125年の歴史を閉じるとのことです。

1991年から始まった日本人プログラム(N Program)は、今年25周年、26期生が渡米予定です。こちらのプログラムも母体となる病院が閉鎖に追い込まれたため、どうなるか、というところです。

まさに晴天の霹靂の大きな変化です。

レジデントもそうですが、この5年間、自治医科大学の優秀な学生さん2名ずつ、内科の短期実習で受け入れていただいてきたため、今後の方策を考えます。

諸行無常、一瞬、一瞬を大切に生きることの大切さを実感いたします。

本日、日野市立病院にて講演させていただきます。

2016-05-27 08:39:58 | 感染症関連
本日は、大学でM4講義があります。新しい試みとして、現在当科ローテーション中の6年生2名に模擬患者になっていただきます。

Team-based learning (TBL)方式で、グループディスカッションも取り入れて行います。

その後、母校大学の同級生のご厚意で、日野市立病院で、「グローバル時代の抗菌薬適正使用」として南多摩地区での感染対策講演会を開催させていただきます。

おそらく卒後初めての再会で、23-24年ぶりとなります。なんとほぼ四半世紀ぶりです。

折しも、G7伊勢志摩サミット開催中で、とてもタイムリーな内容をお話できますので、とても楽しみにしております!