矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

本日、北九州市で講演させていただきました

2014-11-29 22:56:21 | 医学教育
本日は、感染症、総合診療で活躍されている先生方の研究会に参加させていただきました。

飯塚病院、健和会大手町病院、北九州総合病院などの先生方との楽しい会でした。

私は、臨床教育の最新状況とケースプレゼンテーションという構成で1時間の講演でした。

この10年ぐらいで全国で総合診療科が少しずつ根付き、さらに進化しているのを肌で感じることができました。
やはり、いろいろな場所で、いろいろな方と交流することの大切さを感じます。

貴重な機会をいただき、いろいろな情報交換をさせていただけたのはとても幸いでした。

今日、90分の症例提示を行って下さった1年目の初期研修医の方と懇親会でお話でき、世界に出てみることにご興味を持って頂き、質問などいただきました。

Be ambitious!

最後に記念撮影。楽しいひとときでした。







本日、東大医学教育セミナー参加

2014-11-29 00:46:45 | 医学教育
とても久しぶりですが、2004年以来、11年目となっておりますが客員研究員を務めさせていただいている東大の
国際医学教育研究センターの定期セミナーに参加させていただきました。

マストリヒト大学のマスターを勉強しているときは時間に余裕がなくなって参加できておりませんでした。しばらく、日程が合わず、参加したいセッションも多かったのですが、断念していました。

今日は、なんとか参加しました。日程もかなりタイトで明日から4日間Awayになるため体力温存せねば、と。

もう寝たほうがよい時間ですが、書き留める日記として自分のために書いております。

今日は、ボストンのタフツ大学でカリキュラム改革に取り組んで来られたDr. Mary Leeのお話でした。
学生のアセスメント(評価)について。マストリヒトで学んだ知識を、別の角度から学び直す感じで、興味深かったです。英語の概念はしばしば日本語にならないことも多いのですが、Formative assessment (形成的評価)と
summative assessment (総括的評価)について。日本語にしても意味がわからなかった頃を思い出します。

Formative assessment= assessment for learning, フィードバックなど
Summative assessment= assessment of learning, 合否決定が主体

着任して半年以上経過していますが、Ph.Dプロジェクトが中断になっており、ペーパーを読む機会が減ると
すべて忘却の彼方になってしまいそうで、今回はself-motivationの意味もありました。

セミナー終了後、仲良い10年来の外国人教師の先生とDr. Leeの3人でお食事会となりました。
最寄りの美味しいChineseでした。一番美味しいChineseのひとつかと思います。

日本は食べ物美味しいですね〜、という話題になりました。