矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

雨の鎌倉で、お茶会でした。

2012-11-17 20:30:10 | 芸術 Art
今日は、以前から家族行事として予定していたお茶会に参加してきました。

家族の知人でお茶の師範でもあり、お茶入りせっけんのイメージキャラクターもされている
(先日、全国紙の一面に広告がありました)方のお点前をいただきました。


円覚寺は初めてで、秋の紅葉が美しく、風情があり、心地良い神聖な空間でした。

体力的に、咳が出て、おそらく副鼻腔炎を併発?したかのように頭痛とpost-nasal dripを自覚するので、万全とはいえませんでしたが、なんとか参加できてよかったです。

お茶を短期間ですが、10年ぐらい前に都内でお稽古していました。先生とはまだ年賀状のやりとりは続いています。もう少しお稽古できればよかったです。また見直すきっかけになりました。

今日は、薩摩びわというびわの演奏者の方の演奏もあり、日本の文化、平安から鎌倉ごろの歴史を振り返る一日でした。日本の伝統文化の継承がいかに大切かを思いました。

家族とこうした時間と空間を共有できたことをとても幸せに思います。

一瞬、一瞬を大切に。。あたりまえということはないことをいまの日本は国全体が深く思っていることですね。。。私も共感します。

今日、住職さんから教えていただいた言葉。

掛け軸のことばです。

「直心是道場」(すなおな心があればどんなところも修練の場所となる)という意味だそうです。

不満を言うことは簡単なのですが、私も日頃に感謝し、素直に自身の向上に努めたいと思います。受容と感謝でしょうか。

「祇園精舎の。。。。諸行無常」のひびきを薩摩びわの生演奏で聴き入ることができました。

常にものごとは変化している。。。一瞬を大切に、ということですね。。。













山口で講演させていただきました。

2012-11-17 09:07:07 | 感染症関連
11月15日木曜日に、山口で初めて講演させていただきました。

地元が岡山で、中四国地方は親しみ深い地域ですが、帰国後8年間で山口県では講演したことがなかったので、非常に楽しみして伺いました。

この講演会では、大学時代、大学中の人気者であり、現在も女性として医師としてご活躍中の先輩がお招きくださいました。その才色兼備ですばらしい人徳も備えていらっしゃる先生と親しくお話する機会があり、とてもたのしいひとときでした。

また母校出身で、山口を選んで研修している方2名、自治医大卒業の研修医の方2名とも再会でき、母校と現職大学出身の若手の先生と熱いお話ができたことをとてもうれしく思いました。ご縁ですね。。

唯一、残念だったのは自身の体調で、咳がひどく頭がもうろう?としてくる中、プロフェッショナルとして十分なパフォーマンスができたかという点です。講演自体は、話始めると
いい具合に交感神経が高ぶるためか、咳も一旦止まり、集中して進めることができたのですが、終わり際に乾燥した空気でのどがすこし枯れてきました。

”自分が感染症にかかっております”というフレーズではじめた講演でしたが、なんとか無事に終了できてなによりでした。

帰りは、新幹線で戻りました。紅葉と富士山がきれいでした。

新幹線のなかでは、いつもの駅前書店で数冊買い込んで斜め読みタイムとなりました。
山中先生の本を2冊。大きなビジョンを持つことがいかに大切かを改めて感じました。