矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

2012年に向けて 国際政治は激動の年のようです。

2011-12-31 09:39:11 | 日記
雑誌で広い読みしたのですが、2012年は国際政治の点からは激動の年になりうるようです。

1月の台湾の総裁選挙、3月のロシア大統領選挙、10-11月の米国の大統領選挙、中国の選挙と
国家のリーダーの選挙が複数、しかも重要な国で相次ぐ様相です。

2000年代のブッシュ政権から一転して、中国の勢力が増し、パワーシフトが急激に進行しているなかで日本がしっかりとそのpresenceをいろいろな領域で発揮しなければ「生き残れない」「忘れ去られた」国になってしまいます。。。

車と電気製品という老舗産業で韓国にお株を奪われているので、「日本のユニークさ」「ほかのアジア諸国の追随を許さない特徴」を戦略的にアピールすべきときと私自身も思っています。

国際学会でも、アジア諸国が公用語の英語を駆使してpresenceを高めていることをかんがみても、これまで以上に日本が英語で情報発信すべき時期です。

国内データの蓄積、世界をリードする情報の発信は自分自身の大きな課題と認識し第一優先事項として取り組みたいと思います。

「沈黙は金」の文化から、「言ってなんぼの世界」(関西の商い節?)へと進化したいものです。

考えようによっては、世界が混沌とするときこそ、「日本のチャンス!」ということです。
世界に類を見ない品格、品性、礼節、極上といえる上質なサービスとおもてなし、細かい作業が世界一得意な国民性を最大限、世界にアピールしたいところです。

多くの人が日本人の親切さに感動して帰国するのを個人的にも垣間見てきていますので、そのあたりの「質的な価値」を前面に出してはどうかなあと移動中の電車のなかで考えていました。

電車のなかは静かでとてもゆっくりといろいろなことが考えられますが、今後やりたいことが2つ、とても大きなことですが、明確になりました。「時期尚早」などといわれることも多いですが、「時期が熟すことなどはない」と言われていますので、「思い立ったら吉日」としてすこしずつでもはじめようと思っています。

よいお年をお迎えください。Happy New Year!