矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

国際協力のシンポジウムに参加しました

2011-12-03 22:59:30 | グローバリゼーション関連
日本の国際医療協力に関するシンポジウムに参加しました。


ここ数年、毎年途上国から研修生として来日される方々の研修を1日担当させていただく機会に恵まれ毎年楽しい1日を過ごしています。そうした国内外の国際医療協力に関するもので
お声をかけていただいたのでなんとか参加してまいりました。


シンポジウムでは世界の人口問題、世界のガバナンスの最近の動き、スポーツを通しての
国際協力など多面的なお話があり視野を広げるよい機会になりました。

また国内外でご活躍の多くの方もご出席でしたのでわずかな時間でしたがお話する機会がありとても有益でした。

いろいろな情報をいかに自分にintegrateしていくかが課題のひとつです。

今日、教えていただいたのは、現在、市民のネットワークの形として神経Neuronのようなつながり方がよいのでは?というお話はヒントになりました。

スポーツの交流では、元オリンピック選手の鈴木大地さんの講演もあり興味深かったです。
国際協力で、スポーツや芸術は途上国では優先順位を低く考えられる傾向にあるそうですが、実際にはスポーツを通してやる気が出て、国の活性化にいかに貢献したかなどのコメントもありました。

なでしこジャパンもその一例ではないでしょうか?スポーツや芸術の人間の精神面への影響はやはり大きいことを改めて感じました。鈴木さんが水泳はお金持ちのスポーツでまだまだ途上国では水泳が普及されていないとお話されました。確かに、水が確保できない環境では
プールもぜいたく品で泳ぐこともできないそうです。

世界は広いですね。。いろいろな国の人と会って話をしてみたいです。

いまJRの駅で購入した「島国チャイニーズ」という本に夢中です。日本に滞在している中国人の方々を取材した本なのですが、知らないことが多いことに驚いています。

関連してさっそく芥川賞を受賞した中国人の作家の小説を読んでみることにしました。