俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10/18  秋深し

2006年10月18日 | 俳句

『鉄橋を 潜れば保津の 秋深し』
(てっきょうを くぐればほづの あきふかし)




『松茸は 食する前に お国替え』
(まつたけは しょくするまえに おくにがえ)




『好きなのは 松より椎と やせがまん』
(すきなのは まつよりしいと やせがまん)




『川の水 冷たきほどに 水澄みし』
(かわのみず つめたきほどに みずすみし)




『茜空 黄昏せまる 駅灯り』
(あかねぞら たそがれせまる えきあかり)




『露草は 玉露宿る 愛の花』
(つゆくさは たまつゆやどる あいのはな)




『真澄鏡 照る月ととも 君映せ』
(ますかがみ てるつきととも きみうつせ)




『つぶらなる 君の瞳に 夢の月』
(つぶらなる きみのひとみに ゆめのつき)


コメント
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