俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10/02  秋の蚊

2006年10月02日 | 俳句
 
『秋の蚊の 遠慮しいしい 血をすする』  (あきのかの えんりょしいしい ちをすする)

〔なにか遠慮しているように見える。元気がない。血でも吸って長生きして。〕

10/02  露の世

2006年10月02日 | 俳句
 
『露の世の 届かぬ想い もどかしく』  (つゆのよの とどかぬおもい もどかしく)

〔人間、露の身なのだから、想いぐらい届けてくれても良さそうなものだ。
 思いを叶えてとは、まだ言っていないのだから。〕

10/02  秋晴れ

2006年10月02日 | 俳句
 
『秋晴れや くしゃみ三回 数えけり』  (あきばれや くしゃみさんかい かぞえけり)

〔天気のいい時に、外へ出ると、まずくしゃみが出る。 秋は、尚更だ。〕

10/02  秋の風

2006年10月02日 | 俳句
 
『なお寒し 物言わぬ我に 秋の風』  (なおさむし ものいわぬわれに あきのかぜ)

〔無口の私が何も話さないと困ったことになる。かといって話しても、、。〕

10/02  渡り鳥

2006年10月02日 | 俳句
 
『渡り鳥 馴じむ頃には 旅立ちぬ』  (わたりどり なれじむころには たびたちぬ)

〔こちらも、なかなか慣れないが、鳥たちはどうなんだろう。
 退職前の十年、転勤・引越しばかりだった。〕

10/02  運動会

2006年10月02日 | 俳句
 
『パパ、ママに じじ、ばばも撮る 運動会』  (ぱぱ、ままに じじ、ばばもとる うんどうかい)

〔デジカメ、ビデオ、携帯で、いっぱいになる。場所取りになる。〕