『霧雨に いにしえ薫る 石舞台』
(きりさめに いにしえかおる いしぶたい)
『秋たけて 古人と歩く 明日香道』
(あきたけて こじんとあるく あすかみち)
『爽けしや 天皇陵に 風通る』
(さやけしや てんのうりょうに かぜとおる)
『明日香路は 橘寺に 秋溢れ』
(あすかじは たちばなでらに あきあふれ)
『菊薫る 明日香の道に 酔いしれし』
(きくかおる あすかのみちに よいしれし)
『鳥わたる 伊予の島には 友の姉』
(とりわたる いよのしまには とものあね)
『朋あらば うどんの国の 蕎麦うまし』
(ともあらば うどんのくにの そばうまし)
『秋雨か 韓の太鼓に 涙降る』
(あきさめか かんのたいこに なみだふる)
『秋暁の まどろみゆれる 韓の国』
(しゅうぎょうの まどろみゆれる かんのくに)
『もみじ葉も 濃ゆく色ずく 韓の国』
(もみじはも こゆくいろずく かんのくに)
『韓の国 故宮を守る 大銀杏』
(かんのくに こきゅうをまもる おおいちょう)