俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

蟻地獄

2015年08月29日 | 写真教室 写真俳句紹介

摩訶不思議 蔦の絡まり 謎の文字
(まかふしぎ つたのからまり なぞのもじ)
S438 【季語】 蔦 【季節】 三秋


砂場にも 正夢の如き 蟻地獄
(すなばにも まさゆめのごとき ありじごく)
S439 【季語】 蟻地獄 【季節】 三夏


じゃれあって 遊び呆けるや 狗尾草
(じゃれあって あそびほけるや えのこぐさ)
S440 【季語】 狗児草 【季節】 三秋
狗尾草=狗児草=えのころぐさ=えのこぐさ


惚れたのか 見つめ続けし 猫の戀
(ほれたのか みつめつづけし ねこのこい)
S441 【季語】 猫の恋 【季節】 初春


亀の子を 守りし親に 鯉無情
(かめのこを まもりしおやに こいむじょう)
S442 【季語】 亀の子 【季節】 仲夏



再稼働

2015年08月11日 | 川柳


なかよしの なかよしによる あべ頭
(なかよしの なかよしによる あべこうべ)


再稼働 安全神話も 再稼働
(さいかどう あんぜんしんわも さいかどう)
ピカドンは、この何億倍恐かったのであろうか?


朝焼け

2015年08月11日 | 俳句

朝焼けの 中に目覚むる 満足感
(あさやけの なかにめかくむる まんぞくかん)
17557 【季語】 朝焼け 【季節】 晩夏


落雷や 光より恐き 大音響
(らくらいや ひかりよりこわき だいおんきょう)
17558 【季語】 落雷 【季節】 三夏
ピカドンは、この何億倍恐かったのであろうか?


贈られし 缶ビールで早や 恵比寿顔
(おくられし かんびーるではや えびすがお)
17559 【季語】 缶ビール 【季節】 三夏


炎天に 歓迎さるや 里帰り
(えんてんに かんげいさるや さとがえり)
17560 【季語】 炎天 【季節】 晩夏


デジ地獄 解き放されし 今朝の秋
(でじじごく ときはなされし けさのあき)
17561 【季語】 今朝の秋 【季節】 初秋
デジ地獄=デジタル機器の不調。


秋来ぬと 目にはさやかに 飛蚊の群れ
(あききぬと めにはさやかに ひかのむれ)
17562 【季語】 秋来ぬ 【季節】 初秋


酷暑の 果ての音無し 蝉しぐれ
(こくしょの はてのおとなし せみしぐれ)
17563 【季語】 蝉しぐれ 【季節】 晩夏


向日葵の 思い出つきぬ あの日かな
(ひまわりの おもいでつきぬ あのひかな)
17564 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


言の葉に 新涼呼ぶや この俳句
(ことのはに しんりょうよぶや このはいく)
17565 【季語】 新涼 【季節】 初秋


秋暑し 飲めば飲むほど 玉の汗
(あきあつし のめばのむほど たまのあせ)
17566 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


敗戦日 未だに続く 終戦日
(はいせんび いまだにつづく しゅうせんび)
17567 【季語】 終戦記念日 【季節】 初秋



立秋

2015年08月09日 | 俳句

はや立秋 猛暑に豪雨 止むこと無し
(はやりっしゅう もうしょにごうう やむことなし)
17555 【季語】 立秋 【季節】 初秋


今日からは 残暑見舞いの 酷暑かな
(きょうからは ざんしょみまいの こくしょかな)
17556 【季語】 残暑 【季節】 初秋


大雨も時々降る

2015年08月02日 | 俳句

大雨も 時々降るや この季節
(おおあめも ときどきふるや このきせつ)
17551 【季語】 - 【季節】 -
8/2=大雨も時々降る(七十二候の一つ(36候))


幸せの 博多人形 帰省すや
(しあわせの はかたにんぎょう きせいすや)
17552 【季語】 帰省 【季節】 晩夏
8/2は博多人形の日。


嫁留守に ノンアルビール 盗み飲み
(よめるすに のんあるびーる ぬすみのみ)
17553 【季語】 ビール 【季節】 三夏


夏の果て 出来の悪さも そのままに
(なつのはて できのわるさも そのままに)
17554 【季語】 夏の果て 【季節】 晩夏



二度寝

2015年08月01日 | 俳句

ワシワシが 二度寝の我の 邪魔をする
(わしわしが にどねのわれの じゃまをする)
17547 【季語】 熊蝉 【季節】 晩夏
ワシワシ=熊蝉


朝寝覚め 朦朧として 昼寝入り
(あさねさめ もうろうとして ひるねいり)
17548 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


新涼や 深田恭子も ブスに入り
(しんりょうや ふかだきょうこも ぶすにいり)
17549 【季語】 新涼 【季節】 初秋


顔見ても 名前浮かばぬ 暮の夏
(かおみても なまえうかばぬ くれのなつ)
17550 【季語】 暮の夏 【季節】 晩夏