俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10/05  手枕

2006年10月05日 | 俳句
 
『手枕で 見る名月に しびれけり』  (てまくらで みるめいげつに しびれけり)

〔名月のすばらしさにしびれ、手枕の手にしびれ。〕

10/05  手枕

2006年10月05日 | 俳句
 
『手枕を 真似し妹にも 秋日和』  (てまくらを まねしいもにも あきびより)

〔私の真似をして、手枕をしていた。よく似合っていた。〕

10/05  猫じゃらし

2006年10月05日 | 俳句
 
『猫じゃらし くすぐり遊び チャンバラに』  (ねこじゃらし くすぐりあそび ちゃんばらに)

〔猫じゃらしで始めたくすぐりごっこも、いつしかチャンバラごっこになる。
 男勝りだ。〕

10/05  自然薯

2006年10月05日 | 俳句
 
『自然薯は 掘るねばりあって 美味のねば』  (じねんじょは ほるねばりあって びみのねば)

〔自然薯を掘り出すってのは、非常に難しい。すぐ折れる。〕

10/05  無花果

2006年10月05日 | 俳句
 
『無花果は いつのまにやら 果物に』  (いちじくは いつのまにやら くだものに)

〔小学校の頃、家の裏に無花果の木があった。果物でもなく、野菜でもなかった。とんと食べてなかったが、最近スーパーで売っているのを見て不思議に思った。〕

10/05  柿

2006年10月05日 | 俳句
 
『夜を待ち 棹で盗る柿 いつも渋』  (よるをまち さおでとるかき いつもしぶ)

〔小学校4,5年くらいの遠い昔のはなし。〕