俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

梅雨空

2010年06月28日 | 俳句

大輪の 紫陽花吊す 垣あわれ
(たいりんの あじさいつるす かきあわれ)
12774 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


梅雨空の 色を呈して 夜は明けぬ
(つゆぞらの いろをていして よはあけぬ)
12775 【季語】 梅雨空 【季節】 仲夏


梅雨空を 破りて鴉の 大合唱
(つゆぞらを やぶりてからすの だいがっしょう)
12776 【季語】 梅雨空 【季節】 仲夏


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五月晴れ

2010年06月24日 | 俳句

からっとして 元気の出ずる 五月晴れ
(からっとして げんきのいずる さつきばれ)
12773 【季語】 五月晴れ 【季節】 仲夏


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凌霄花

2010年06月23日 | 俳句

雨の中 明日香の闇に 恋蛍
(あめのなか あすかのやみに こいぼたる)
12770 【季語】 蛍 【季節】 仲夏


気に入らぬ 定めを捨てて 大夏野
(きにいらぬ さだめをすてて おおなつの)
12771 【季語】 夏野 【季節】 三夏


凌霄花 犬猫病院 覆いたる
(のうぜんか いぬねこびょういん おおいたる)
12772 【季語】 凌霄花 【季節】 晩夏


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梅雨晴間

2010年06月22日 | 俳句

梅雨晴間 飲みの約束 朋とする
(つゆはれま のみのやくそく ともとする)
12767 【季語】 梅雨晴間 【季節】 仲夏


梅雨晴間 街の花々 目に留まり
(つゆはれま まちのはなばな めにとまり)
12768 【季語】 梅雨晴間 【季節】 仲夏


隂に咲く 紫陽花の色 濃く深く
(かげにさく あじさいのいろ こくふかく)
12769 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


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夏至

2010年06月21日 | 俳句

百千鳥 梅雨空に鳴き 夜も明ける
(ももちどり つゆぞらになき よもあける)
12762 【季語】 梅雨空 【季節】 仲夏


短夜や 寝不足故か なおおぼろ
(みじかよや ねぶそくゆえか なおおぼろ)
12763 【季語】 短夜 【季節】 三夏


足揃え 小鷺鳶来て 夏至になる
(あしそろえ こさぎとびきて げしになる)
12764 【季語】 夏至 【季節】 仲夏


飛ぶ鳥の 足が気になる 夏の朝
(とぶとりの あしがきになる なつのあさ)
12765 【季語】 夏 【季節】 三夏


冷麦の うまさの判る 日本人
(ひやむぎの うまさのわかる にほんじん)
12766 【季語】 冷麦 【季節】 三夏


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紫陽花

2010年06月18日 | 俳句

散歩から 帰れば梅雨の 泪雨
(さんぽから かえればつゆの なみだあめ)
12760 【季語】 梅雨空 【季節】 仲夏


紫陽花の 日々移り行く 色変化
(あじさいの ひびうつりゆく いろへんげ)
12761 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


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連続掲載中止のお知らせ。

2010年06月13日 | ごあいさつ
諸事の都合により、連続掲載は止めにします。

また、しばらくの間、掲載を休みましたが、今後は気楽に行こうと
思っています。

今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。   千秀
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額の花

2010年06月12日 | 俳句

我が帰り 待ちて頬染む 額の花
(わがかえり まちてほおそむ がくのはな)
12759 【季語】 額の花 【季節】 仲夏


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夏ベッド

2010年06月09日 | 俳句

点滴の 雫も朧 夏ベッド
(てんてきの しずくもおぼろ なつべっど)
12758 【季語】 夏 【季節】 三夏


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静寂

2010年06月08日 | 俳句

一夜明け この世の静寂 有り難く
(いちやあけ このよのしじま ありがたく)
12757 【季語】 ー 【季節】 ー


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夏一夜

2010年06月07日 | 俳句

歪みたる 廻りたる世の 夏一夜
(ゆがみたる まわりたるよの なついちや)
12756 【季語】 夏 【季節】 三夏


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夏の夢

2010年06月06日 | 俳句

緑陰や マラソン人の 靴の音
(りょくいんや まらそんびとの くつのおと)
12751 【季語】 緑陰 【季節】 三夏
緑陰=青葉の茂った木立のかげ。


六月や 黄色い風の 多きこと
(ろくがつや きいろいかぜの おおきこと)
12752 【季語】 六月 【季節】 仲夏


雨の音 目覚めてみれば 夏の夢
(あめのおと めざめてみれば なつのゆめ)
12753 【季語】 夏 【季節】 三夏


あめんぼう その角曲がれば アメフラシ
(あめんぼう そのかどまがれば あめふらし)
12754 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏
アメフラシ=巻貝の仲間。
驚くと紫色の色素を吐き出し、その様が空を覆う雨雲に
似ていたことから(アメフラシ)という名前がついたとされる。  
 http://www.geocities.jp/kamosuzu/amefurasi.html


夏未明 この身の重さ 増すばかり
(なつみめい このみのおもさ ますばかり)
12755 【季語】 夏 【季節】 三夏


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衣替え

2010年06月05日 | 俳句

衣替え 政治やどもの ノーネクタイ
(ころもがえ せいじやどもの のーねくたい)
12746 【季語】 衣替え 【季節】 初夏


着たきりや 寝たきりとなる 衣替え
(きたきりや ねたきりとなる ころもがえ)
12747 【季語】 衣替え 【季節】 初夏


牛乳も カビ菌なくば ヨーグルト
(ぎゅうにゅうも かびきんなくば よーぐると)
12748 【季語】 黴 【季節】 仲夏


捨てきれぬ 破れし扇子 引き出しに
(すてきれぬ やぶれしせんす ひきだしに)
12749 【季語】 扇子 【季節】 三夏


水すまし 水をへこませて 歩きけり
(みずすまし みずをへこませて あるきけり)
12750 【季語】 水すまし 【季節】 三夏
水すまし=あめんぼう(水馬)


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運動会

2010年06月04日 | 俳句

虫の日に カンの居所 悪き夏
(むしのひに かんのいどころ わるきなつ)
12742 【季語】 夏 【季節】 三夏


色気増し 眩しく迎う 額の花
(いろけまし まぶしくむかう がくのはな)
12743 【季語】 額の花 【季節】 仲夏


街中の 田に水張られ 蛙鳴く
(まちなかの たにみずはられ かわずなく)
12744 【季語】 蛙鳴く 【季節】 三春


運動会 終わりて届く 挨拶状
(うんどうかい おわりてとどく あいさつじょう)
12745 【季語】 運動会 【季節】 三秋


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2010年06月03日 | 俳句

火照りたる 自転車サドル 夏地獄
(ほてりたる じてんしゃさどる なつじごく)
12741 【季語】 夏 【季節】 三夏


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