俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

鯛焼き

2010年01月31日 | 俳句

お天気は 三日続かず 春隣
(おてんきは みっかつづかずはるどなり)
11570 【季語】 春隣 【季節】 晩冬


子と遊ぶ 我また子なり 冬の雨
(ことあそぶ われまたこなり ふゆのあめ)
11571 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬


鯛焼きの チョコレート餡に 子はしゃぐ
(たいやきの ちょこれーとあんに こはしゃぐ)
11572 【季語】 鯛焼き 【季節】 三冬


デコイチの 想い出話 冬宴
(でこいちの おもいでばなし ふゆうたげ)
11573 【季語】 冬宴 【季節】 三冬


手の平で 地球転がし 冬銀河
(てのひらで ちきゅうころがし ふゆぎんが)
11574 【季語】 冬銀河 【季節】 三冬


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四温

2010年01月30日 | 俳句

冬の蟹 無口の無口 忘れられ
(ふゆのかに むくちのむくち わすれられ)
11558 【季語】 冬 【季節】 三冬


エスカレータ 行き交う顔に 四温あり
(えすかれーた いきかうかおに しおんあり)
11559 【季語】 三寒四温 【季節】 三冬


電車賃 おでんに化けて 朝帰り
(でんしゃちん おでんにばけて あさがえり)
11560 【季語】 おでん 【季節】 三冬


録画せし ビデオの編集 冬の宵
(ろくがせし びでおのへんしゅう ふゆのよい)
11561 【季語】 冬の宵 【季節】 三冬


寒月や 遮るものなく 満月に
(かんげつや さえぎるものなく まんげつに)
11562 【季語】 寒月 【季節】 三冬


冬満月 街の灯りで 見失う
(ふゆまんげつ まちのあかりで みうしなう)
11563 【季語】 冬 【季節】 三冬


義母迎え 満月の月 冬の月
(ははむかえ まんげつのつき ふゆのつき)
11564 【季語】 冬の月 【季節】 三冬


焼き鳥の 記憶古びし 定年後
(やきとりの きおくふるびし ていねんご)
11565 【季語】 焼き鳥 【季節】 三冬


侘しさは 枯木に懸かる 大満月
(わびしさは こぼくにかかる だいまんげつ)
11566 【季語】 枯れ木 【季節】 三冬


我が俳句 雪の少なき 誰のせい
(わがはいく ゆきのすくなき だれのせい)
11567 【季語】 雪 【季節】 晩冬


ビル風に 地下道の風 寒の風
(びるかぜに ちかどうのかぜ かんのかぜ)
11568 【季語】 寒 【季節】 晩冬


寒鯉の 川面を荒らし 上流へ
(かんごいの かわもをあらし じょうりゅうへ)
11569 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


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春を待つ

2010年01月29日 | 俳句

木葉髪 嫁に言われて 不機嫌に
(このはがみ よめにいわれて ふきげんに)
11552 【季語】 木の葉髪 【季節】 初冬


風花や 韓ドラに見る 日常
(かざばなや かんどらにみる にちじょう)
11553 【季語】 風花 【季節】 晩冬


明日香風 春の萌しの ここかしこ
(あすかかぜ はるのきざしの ここかしこ)
11554 【季語】 春萌す 【季節】 初春


春を待つ 我に似合いの 春を待つ
(はるをまつ われににあいの はるをまつ)
11555 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


春を待つ メール途絶えて ここ三日
(はるをまつ めーるとだえて ここみっか)
11556 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


春近し どこへ行っても 舟を漕ぐ
(はるちかし どこへいっても ふねをこぐ)
11557 【季語】 春近し 【季節】 晩冬


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水仙花

2010年01月28日 | 俳句

散歩道 池の畔の 鴨不動
(さんぽみち いけのほとりの かもふどう)
11545 【季語】 鴨 【季節】 三冬


鴨の群れ 川面を走り 飛び立てり
(かものむれ かわもをはしり とびたてり)
11546 【季語】 鴨 【季節】 三冬


祖母の死を 屋根で感じる 日向ぼこ
(そぼのしを やねでかんじる ひなたぼこ)
11547 【季語】 日向ぼこ 【季節】 三冬


探梅や 心は遠き 大宰府に
(たんばいや こころはとおき だざいふに)
11548 【季語】 探梅 【季節】 晩冬


春待つや 膝の痛さと 離縁する
(はるまつや ひざのいたさと りえんする)
11549 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


水仙花 緑葉遠く 黄は近く
(すいせんか みどりはとおく きはちかく)
11550 【季語】 水仙花 【季節】 晩冬


水仙を 活けて零れる 蕊の黄よ
(すいせんを いけてこぼれる しべのきよ)
11551 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


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2010年01月27日 | 俳句

葉牡丹の 露に写りし 青き空
(はぼたんの つゆにうつりし あおきそら)
11541 【季語】 葉牡丹 【季節】 晩冬


冬枯れの 公園に聞く 鳥の声
(ふゆがれの こうえんにきく とりのこえ)
11542 【季語】 冬枯れ 【季節】 三冬


寒椿 落ちて紅 空仰ぐ
(かんつばき おちてくれない そらあおぐ)
11543 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬


雪の如 溶けてしまいし 我が想い
(ゆきのごと とけてしまいし わがおもい)
11544 【季語】 雪 【季節】 晩冬


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冬籠り

2010年01月26日 | 俳句

恋しきは おでんの屋台 宵の酔い
(こいしきは おでんのやたい よいのよい)
11531 【季語】 おでん 【季節】 三冬


焼き鳥は ケンタッキーに 負けにけり
(やきとりは けんたっきーに まけにけり)
11532 【季語】 焼き鳥 【季節】 三冬


俯いて 不機嫌なりや 水仙花
(うつむいて ふきげんなりや すいせんか)
11533 【季語】 水仙花 【季節】 晩冬


鴨の居る 池の畔の 水仙花
(かものいる いけのほとりの すいせんか)
11534 【季語】 水仙花 【季節】 晩冬


水仙の 葉茎捻じれて 自由あり
(すいせんの はくきねじれて じゆうあり)
11535 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


冬薔薇 一輪ほどに 物を言い
(ふゆそうび いちりんほどに ものをいい)
11536 【季語】 冬薔薇 【季節】 三冬


飲みかけの 缶チューハイや 寒の月
(のみかけの かんちゅーはいや かんのつき)
11537 【季語】 寒の月 【季節】 三冬


新聞に 名載りし知人 多き冬
(しんぶんに なのりしちじん おおきふゆ)
11538 【季語】 冬 【季節】 三冬


冬用意 鳥打帽子 お揃いで
(ふゆようい とりうちぼうし おそろいで)
11539 【季語】 冬用意 【季節】 晩秋


雪もなく 冬籠りせる 街の人
(ゆきもなく ふゆごもりせる まちのひと)
11540 【季語】 冬籠り 【季節】 三冬


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冬銀河

2010年01月25日 | 俳句

木葉髪 天然癖を 残しおり
(このはがみ てんねんぐせを のこしおり)
11527 【季語】 木の葉髪 【季節】 初冬


躓きは 老いの兆しや 春を待つ
(つまづきは おいのきざしや はるをまつ)
11528 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


バスを待つ その一時の 冬銀河
(ばすをまつ そのひとときの ふゆぎんが)
11529 【季語】 冬銀河 【季節】 三冬


日本海 飛沫も凍る 冬の華
(にほんかい しぶきもこおる ふゆのはな)
11530 【季語】 冬 【季節】 三冬


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鴨の群れ

2010年01月24日 | 俳句

寒雀 砂場の妹に 近寄らず
(かんすずめ すなばのいもに ちかよらず)
11520 【季語】 寒雀 【季節】 晩冬


近頃は 鳩より強き 寒雀
(ちかごろは はとよりつよき かんすずめ)
11521 【季語】 寒雀 【季節】 晩冬


鴨の群 鷺と離れて 陣を張り
(かものむれ さぎとはなれて じんをはり)
11522 【季語】 鴨 【季節】 三冬


鴨の群 鷺飛び立つに 後を追い
(かものむれ さぎとびたつに あとをおい)
11523 【季語】 鴨 【季節】 三冬


曲がり角 腰を捻りて 水仙花
(まがりかど こしをひねりて すいせんか)
11524 【季語】 水仙花 【季節】 晩冬


水仙は 我と同じく 風任せ
(すいせんは われとおなじく かぜまかせ)
11525 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


三椏の 花芽の膨らみ 明日香る
(みつまたの かがのふくらみ あすかおる)
11526 【季語】 ー 【季節】 ー
まほろばさんの明日香の写真に魅了されて

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2010年01月23日 | 俳句

チュウーハイを 畳が飲んで 寒の水
(ちゅうーはいを たたみがのんで かんのみず)
11515 【季語】 寒の水 【季節】 晩冬


水仙に 夜明けの露の 首飾り
(すいせんに よあけのつゆの くびかざり)
11516 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


マフラーの ワンループ巻きや 寸足らず
(まふらーの わんるーぷまきや すんたらず)
11517 【季語】 マフラー 【季節】 三冬
ワンループ巻き 
http://form.allabout.co.jp/s/100127/index.htm


鴨が行く V字行軍 茜空
(かもがゆく ぶいじこうぐん あかねぞら)
11518 【季語】 鴨 【季節】 三冬


尻餅の オメガのマーク 雪の道
(しりもちの おめがのまーく ゆきのみち)
11519 【季語】 雪 【季節】 晩冬
オメガ=Ω


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探梅

2010年01月22日 | 俳句

大寒や 水差しの水 錆の色
(だいかんや みずさしのみず さびのいろ)
11503 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


大寒や 河豚鍋ぺロり 雑炊も
(だいかんや ふぐなべぺろり ぞうすいも)
11504 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


大寒や 上弦の月の 沈みごろ
(だいかんや じょうげんのつきの しずみごろ)
11505 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


夕茜 丘の斜面の 水仙に
(ゆうあかね おかのしゃめんの すいせんに)
11506 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


水仙花 花より蕊の 黄の強く
(すいせんか はなよりしべの きのつよく)
11507 【季語】 水仙花 【季節】 晩冬


隣家の 蒲団干す音 遠ざかり
(となりやの ふとんほすおと とおざかり)
11508 【季語】 ふとん干す 【季節】 三冬


冬菊や 渋き黄色に 陽のさして
(ふゆぎくや しぶききいろに ひのさして)
11509 【季語】 冬菊 【季節】 三冬


世は移り 洟垂小僧 昔人
(よはうつり はなたれこぞう むかしびと)
11510 【季語】 ー 【季節】 ー


どてら着て 膝掛けをして 冷酒飲む
(どてらきて ひざかけをして れいしゅのむ)
11511 【季語】 褞袍 【季節】 三冬


寒月や 鳥居の下の 狗の顔
(かんげつや とりいのしたの いぬのかお)
11512 【季語】 寒月 【季節】 三冬


探梅や 夢の列車の 西へ行く
(たんばいや ゆめのれっしゃの にしへゆく)
11513 【季語】 探梅 【季節】 晩冬


寒鴉 三足鴉 韓ドラマ
(かんがらす さんそくからす はんどらま)
11514 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


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寒椿

2010年01月21日 | 俳句

大寒や 三月並に 暮れてゆく
(だいかんや さんがつなみに くれてゆく)
11493 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


大寒や 鉄橋の音 低く冴え
(だいかんや てっきょうのおと ひくくさえ)
11494 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


正月の 過ぎてやること 何もなし
(しょうがつの すぎてやること なにもなし)
11495 【季語】 正月 【季節】 新年


目薬の 滲みて泪の 寒の水
(めぐすりの しみてなみだの かんのみず)
11496 【季語】 寒の水 【季節】 晩冬


狼の 懐恋し 冬の朝
(おおかみの ふところこいし ふゆのあさ)
11497 【季語】 冬の朝 【季節】 三冬


リモコンに コーヒー零して 冬旱
(りもこんに こーひーこぼして ふゆひでり)
11498 【季語】 冬旱 【季節】 三冬


冬ほどに 花の清けき 時はなし
(ふゆほどに はなのきよけき ときはなし)
11499 【季語】 冬 【季節】 三冬


往き帰り 姿異なる 寒椿
(いきかえり すがたことなる かんつばき)
11500 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬


寒椿 落ちて二度目の 花が咲き
(かんつばき おちてにどめの はながさき)
11501 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬


苔の庭 紅一点の 寒椿
(こけのにわ こういってんの かんつばき)
11502 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬


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冬の雨

2010年01月20日 | 俳句

冬の雨 幼子に見る 雨支度
(ふゆのあめ おさなごにみる あめじたく)
11487 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬


冬の雨 傘も絡まり 出不精に
(ふゆのあめ かさもからまり でぶしょうに)
11488 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬


冬の雨 三月陽気 雪ならず
(ふゆのあめ さんがつようき ゆきならず)
11489 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬


しっとりと 気をも沈めり 冬の雨
(しっとりと きをもしずめり ふゆのあめ)
11490 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬


冬の雨 ズボンのシミの 言い訳に
(ふゆのあめ ずぼんのしみの いいわけに)
11491 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬


盛り塩の 濡れ崩る二十日 正月
(もりしおの ぬれくずるはつか しょうがつ)
11492 【季語】 二十日正月 【季節】 新年


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春を待つ

2010年01月19日 | 俳句

冬日向 いつまで続く 馬鹿陽気
(ふゆひなた いつまでつづく ばかようき)
11475 【季語】 冬日向 【季節】 三冬


手を打てば 一目散に 寒の鯉
(てをうてば いちもくさんに かんのこい)
11476 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


団塊の 世代思わす 寒の鯉
(だんかいの せだいおもわす かんのこい)
11477 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


仏の座 明日香の畔が 似合いけり
(ほとけのざ あすかのあぜが にあいけり)
11478 【季語】 仏の座 【季節】 新年


黄いっぱい 枠一杯の 蝋梅よ
(きいっぱい わくいっぱいの ろうばいよ)
11479 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬


霜柱 鼻の頭に オデキ出来
(しもばしら はなのあたまに おできでき)
11480 【季語】 霜柱 【季節】 三冬


鮭のあら 今日も塩味の きつくあり
(さけのあら きょうもしおみの きつくあり)
11481 【季語】 アラ 【季節】 三冬


青く冴ゆ 三日月の月 寒の月
(あおくさゆ みかづきのつき かんのつき)
11482 【季語】 寒の月 【季節】 三冬


立ち飲みの おでんの温み 身にしみて
(たちのみの おでんのぬくみ みにしみて)
11483 【季語】 おでん 【季節】 三冬


雪靴を 履いて踊りし タンゴあり
(ゆきぐつを はいておどりし たんごあり)
11484 【季語】 雪 【季節】 晩冬


春を待つ 老ゆる心で 春を待つ
(はるをまつ おゆるこころで はるをまつ)
11485 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


今ありて 明日もありと 春を待つ
(いまありて あしたもありと はるをまつ)
11486 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬

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寒鯉

2010年01月18日 | 俳句

寒鯉の 餌を投ぐるに 跳び跳ねし
(かんごいの えさをなぐるに とびはねし)
11467 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


寒鯉の 口は大きく 髭長く
(かんごいの くちはおおきく ひげながく)
11468 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬
人面魚にもなったくらいグロテスクです。


携帯は 嫁の目覚まし 寝正月
(けいたいは よめのめざまし ねしょうがつ)
11469 【季語】 寝正月 【季節】 新年


不精ゆえ 未だに続く 寝正月
(ぶしょうゆえ いまだにつづく ねしょうがつ)
11470 【季語】 寝正月 【季節】 新年


木葉髪 年経るごとに 増えにけり
(このはがみ としへるごとに ふえにけり)
11471 【季語】 木葉髪 【季節】 初冬


廉価かな アラの塩焼き 今日も出て
(れんかかな あらのしおやき きょうもでて)
11472 【季語】 アラ 【季節】 三冬


渋柿の たわわに残る 明日香道
(しぶがきの たわわにのこる あすかみち)
11473 【季語】 渋柿 【季節】 晩秋
まほろばさんの明日香の写真に魅了されて


蝋梅の 透けし彼方の 屋敷跡
(ろうばいの すけしかなたの やしきあと)
11474 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬
まほろばさんの明日香の写真に魅了されて


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震災忌

2010年01月17日 | 俳句

ヘリが飛び 鴉が啼いて 震災忌
(へりがとび からすがないて しんさいき)
11464 【季語】 震災忌 【季節】 晩冬


震災の 思いも新た 六時前
(しんさいの おもいもあらた ろくじまえ)
11465 【季語】 震災忌 【季節】 晩冬


実南天 難を転ぜず 成り続け
(みなんてん なんをてんぜず なりつづけ)
11466 【季語】 寒 【季節】 晩冬


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