俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

事始め

2012年12月14日 | 俳句

頬たたく 風冷たくも 気は燃えて
(ほおたたく かぜつめたくも きはもえて)
15334 【季語】 冷たし 【季節】 三冬


苔の上 枯葉積もりて 瑞々し
(こけのうえ かれはつもりて みずみずし)
15335 【季語】 枯葉 【季節】 三冬


枯れ落葉 踏みしむ音に 湿りあり
(かれおちば ふみしむおとに しめりあり)
15336 【季語】 落葉 【季節】 三冬


日一日 枯れ色目立つ 紅葉山
(ひいちにち かれいろめだつ もみじやま)
15337 【季語】 枯れる 【季節】 三冬


雲形の 異なもの増えて 暮の冬
(うんぎょうの いなものふえて くれのふゆ)
15338 【季語】 暮の冬 【季節】 晩冬


勘三郎 逝きて見ぬまま 事始め
(かんざぶろう ゆきてみぬまま ことはじめ)
15339 【季語】 事始め 【季節】 仲冬


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師走

2012年12月01日 | 俳句

街出れば 人人人の 師走かな
(まちでれば ひとひとひとの しわすかな)
15333 【季語】 師走 【季節】 晩冬


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