俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

百千鳥

2012年04月29日 | 俳句

百千鳥 我を忘れず 朝の声
(ももちどり われをわすれず あさのこえ)
14236 【季語】 百千鳥 【季節】 三春
百千鳥=春の鳥


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葉桜

2012年04月21日 | 俳句

葉桜の 緑やさしく 雨雫
(はざくらの みどりやさしく あましずく)
14235 【季語】 葉桜 【季節】 初夏


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春の朝

2012年04月17日 | 俳句

目覚めれば 気温十度の 春の朝
(めざめれば きおんじゅうどの はるのあさ)
14234 【季語】 春の朝 【季節】 三春


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花見

2012年04月10日 | 俳句

ただ一本 駅前桜 満開に
(ただいっぽん えきまえざくら まんかいに)
14232 【季語】 桜 【季節】 晩春


嫁とする 花見計画 頓挫する
(よめとする はなみけいかく とんざする)
14233 【季語】 花見 【季節】 晩春


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春嵐

2012年04月09日 | 俳句

後ろにも 目のある女房 春嵐
(うしろにも めのあるにょうぼ はるあらし)
14231 【季語】 春嵐 【季節】 三春


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春の気

2012年04月08日 | 俳句

週末の 花見の予定 裏切るな
(しゅうまつの はなみのよてい うらぎるな)
14221 【季語】 花見 【季節】 晩春


ご飯粒 噛めずに残る 春の口
(ごはんつぶ かめずにのこる はるのくち)
14222 【季語】 春 【季節】 三春


四月馬鹿 来年待たず 増える馬鹿
(しがつばか らいねんまたず ふえるばか)
14223 【季語】 四月馬鹿 【季節】 晩春


別れては また逢いたいと 桃の花
(わかれては またあいたいと もものはな)
14224 【季語】 桃の花 【季節】 晩春


許されよ 勿忘草よ 加齢ゆえ
(ゆるされよ わすれなぐさよ かれいゆえ)
14225 【季語】 勿忘草 【季節】 晩春


外に出る 勇気もなくて 花見済む
(そとにでる ゆうきもなくて はなみすむ)
14226 【季語】 花見 【季節】 晩春


夢に見る 明日は入学 北の国
(ゆめにみる あすはにゅうがく きたのくに)
14227 【季語】 入学 【季節】 晩春


流れ行く 桜花の数 日々増えて
(ながれゆく さくらばなのかず ひびふえて)
14228 【季語】 桜花 【季節】 晩春


老いの身は 日永一日 身を屈め
(おいのみは ひながいちにち みをかがめ)
14229 【季語】 日永 【季節】 三春


自転車道 塗装の色に 春の気が
(じてんしゃどう とそうのいろに はるのきが)
14230 【季語】 春 【季節】 三春


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春愁

2012年04月07日 | 俳句

待ちかねし 吾子の来訪 桜咲く
(まちかねし あこのらいほう さくらさく)
14216 【季語】 桜 【季節】 晩春


春の昼 ビールのCM 飽きもなく
(はるのひる びーるのCM あきもなく)
14217 【季語】 春 【季節】 三春


春愁や フォンにパッドにゃ 愛がある
(しゅんしゅうや ふぉんにぱっどにゃ あいがある)
14218 【季語】 春愁 【季節】 三春
iPhone,iPad


安全と 言われ安心 遠き春
(あんぜんと いわれあんしん とおきはる)
14219 【季語】 春 【季節】 三春


満月も 少し侘びしや 花四月
(まんげつも すこしわびしや はなしがつ)
14220 【季語】 四月 【季節】 晩春


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桜咲く

2012年04月06日 | 俳句

桜咲く つかの間の晴 疑心咲く
(さくらさく つかのまのはれ ぎしんさく)
14215 【季語】 桜 【季節】 晩春


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桜花

2012年04月05日 | 俳句

春嵐 花の生命の 短さよ
(はるあらし はなのいのちの みじかさよ)
14210 【季語】 春嵐 【季節】 三春


桜花 咲いたと思えば もう散るか
(さくらばな さいたとおもえば もうちるか)
14211 【季語】 桜花 【季節】 晩春


極楽は 桜樹の上で 寝る事よ
(ごくらくは さくらのうえで ねることよ)
14212 【季語】 桜 【季節】 晩春


春うらら 裏付けも無き 安全に
(はるうらら うらづけもなき あんぜんに)
14213 【季語】 春 【季節】 三春


総入れ歯 嵌めて外して 春の息
(そういれば はめてはずして はるのいき)
14214 【季語】 春 【季節】 三春


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2012年04月03日 | 俳句

春天気 またもや雲の マークのみ
(はるてんき またもやくもの まーくのみ)
14205 【季語】 春 【季節】 三春


チチと啼く 春鶺鴒を 我知らず
(ちちとなく はるせきれいを われしらず)
14206 【季語】 春 【季節】 三春


春哀し ストーブ離せず 外も出ず
(はるかなし すとーぶはなせず そともでず)
14207 【季語】 春 【季節】 三春


嫁の呼ぶ 朝食の時 春匂う
(よめのよぶ ちょうしょくのとき はるにおう)
14208 【季語】 春 【季節】 三春


そんなこと 過去にはあったっけ 春朧
(そんなこと かこにはあったっけ はるおぼろ)
14209 【季語】 春 【季節】 三春


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三椏

2012年04月02日 | 俳句

四月馬鹿 今日だけ別と 思う馬鹿
(しがつばか きょうだけべつと おもうばか)
14195 【季語】 四月馬鹿 【季節】 晩春


春一番 生まれながらの 友来たり
(はるいちばん うまれながらの ともきたり)
14196 【季語】 春一番 【季節】 仲春


花尻目 白木蓮は 天を向く
(はなしりめ はくもくれんは てんをむく)
14197 【季語】 白木蓮 【季節】 仲春


竹の子や 長岡京は 遠くあり
(たけのこや ながおかきょうは とおくあり)
14198 【季語】 竹の子 【季節】 初夏


駅前の 桜はいまだ 一分咲き
(えきまえの さくらはいまだ いちぶざき)
14199 【季語】 桜 【季節】 晩春


三椏の 透き通る黄の 風に揺れ
(みつまたの すきとおるきの かぜにゆれ)
14200 【季語】 三椏の花 【季節】 仲春


風の筋 春鶺鴒の 飛ぶ軌跡
(かぜのすじ はるせきれいの とぶきせき)
14201 【季語】 春 【季節】 三春


白さ増し 垂れる風情 雪柳
(しろさまし しだれるふぜい ゆきやなぎ)
14202 【季語】 雪柳 【季節】 晩春


雪柳 顔を覗かす 紅の梅
(ゆきやなぎ かおをのぞかす べにのうめ)
14203 【季語】 雪柳 【季節】 晩春


剪定の 済みしバラ園 野薔薇流る
(せんていの すみしばらえんの ばらながる)
14204 【季語】 野薔薇 【季節】 初夏


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