日照雨降り 火照りも汗と 流れけり
(そばえふり ほてりもあせと ながれけり)
15925 【季語】 汗 【季節】 三夏
日照雨(そばえ)=天気雨
手枕の 痺れるまでの 昼寝かな
(てまくらの しびれるまでの ひるねかな)
15926 【季語】 昼寝 【季節】 三夏
早きもの 夏超の祓 六月尽
(はやきもの なごしのはらえ ろくがつじん)
15927 【季語】 六月尽 【季節】 晩夏
夏超の祓(なごしのはらえ)
=6月晦日(みそか)に行う大祓(おおはらえ)の行事をさし,
単に夏越,または水無月(みなづき)祓などともいう。
=6月晦日(みそか)に行う大祓(おおはらえ)の行事をさし,
単に夏越,または水無月(みなづき)祓などともいう。
合歓咲くや 手さえ届かぬ 高架下
(ねむさくや てさえとどかぬ こうかした)
15928 【季語】 合歓の花 【季節】 晩夏
塀の上 落ちることなく 三尺寝
(へいのうえ おちることなく さんじゃくね)
15929 【季語】 三尺寝 【季節】 三夏
三尺寝=昼寝=大工・左官など職人の昼寝のこと。
三尺ほどの狭い場所で 寝るからとも、
日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。
三尺ほどの狭い場所で 寝るからとも、
日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。
梅雨晴間 露の間と知り 先を見る
(つゆはれま つゆのまとしり さきをみる)
15930 【季語】 梅雨晴間 【季節】 仲夏