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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

寒暁

2008年12月02日 | 俳句

『寒暁の 何にも無くて 寒い朝』
(かんぎょうの なんにもなくて さむいあさ)

『寒暁の 目覚まし時計 嫁の息』
(かんぎょうの めざましとけい よめのいき)

『冬の朝 影も凍えて クシャミする』
(ふゆのあさ かげもこごえて くしゃみする)

『冬の虹 その向こうには 何がある』
(ふゆのにじ そのむこうには なにがある)

『社道 銀杏落葉に 染められて』
(やしろみち いちょうおちばに そめられて)

『北風に 逆らい啼くは 紅葉なり』
(きたかぜに さからいなくは もみじなり)

『水の底 彩やかなりし 冬紅葉』
(みずのそこ あざやかなりし ふゆもみじ)

『年ととも 忘年の数 減り行きし』
(としととも ぼうねんのかず へりゆきし)

『泣く子等と パソコンに勝てぬ 冬の暮』
(なくこらと ぱそこんにかてぬ ふゆのくれ』

『お歳暮の 話をすれば 届く怪』
(おせいぼの はなしをすれば とどくかい)

『クリスマス 正月と続き 財布火事』
(くりすます しょうがつとつづき さいふかじ)



2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (まほろば)
2008-12-01 22:22:23
こんにちは。

『社道 銀杏落葉に 染められて』
先日、宇陀市の戒場にある戒長寺に行ってきました。
この寺こは、いちょうの巨木があり、境内が
黄色い落ち葉で覆い尽くされていました。
いろいろな方との出会いもあり、印象深い
一日でした。
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徒然なるままに (成沢 義雄)
2015-12-10 09:26:03
◎ 散るのみの 銀杏黄葉の 凄まじさ
◎ 二人居て 独りの如く 秋の暮れ
◎ 短日に あと幾日で 討ち入り日
  12月14日は私の誕生日、私事で失礼しました。子供達からお祝いのrequestが来ました。さて、なんにしようか?
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