俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

五月晴れ

2012年05月14日 | 俳句

そら豆は 嫁の好物 我苦手
(そらまめは よめのこうぶつ われにがて)
14238 【季語】 そら豆 【季節】 初夏


母の日や 嫁に任せる プレゼント
(ははのひや よめにまかせる ぷれぜんと)
14239 【季語】 母の日 【季節】 初夏


窓の外 夏来たれども 肌寒く
(まどのそと なつきたれども はださむく)
14240 【季語】 夏来る 【季節】 初夏


勤め人 辞めて久しき 薄暑かな
(つとめにん やめてひさしき はくしょかな)
14241 【季語】 薄暑 【季節】 初夏


天眼に 望遠万華に 見えぬ夏
(てんがんに ぼうえんまんげに みえぬなつ)
14242 【季語】 夏 【季節】 三夏


五月雨は どこへ行ったか 常ならず
(さみだれは どこへいったか つねならず)
14243 【季語】 五月雨 【季節】 仲夏


夏の空 異常続けば 通常よ
(なつのそら いじょうつづけば つうじょうよ)
14244 【季語】 夏 【季節】 三夏


列島は 異常気象の 夏来る
(れっとうは いじょうきしょうの なつきたる)
14245 【季語】 夏来る 【季節】 初夏


被告人 素人ばかり 夏政
(ひこくにん しろうとばかり なつまつり)
14246 【季語】 夏 【季節】 三夏


五月晴れ 飛行機雲の 三本も
(さつきばれ ひこうきぐもの さんぼんも)
14247 【季語】 五月晴れ 【季節】 仲夏


青空に 映えて輝く 若葉色
(あおぞらに はえてかがやく わかばいろ)
14248 【季語】 若葉 【季節】 初夏


小手毬を 見つけ手に取り 匂いかぐ
(こでまりを みつけてにとり においかぐ)
14249 【季語】 小手毬 【季節】 晩春



三歩にて 膝痛感じ 聖五月
(さんぽにて ひざつうかんじ せいごがつ)
14250 【季語】 聖五月 【季節】 初夏


寝ながらに 歩く夢見る 五月かな
(ねながらに あるくゆめみる さつきかな)
14251 【季語】 五月 【季節】 初夏


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五月

2012年05月02日 | 俳句

何時の間か 五月に入り 里帰り
(いつのまか ごがつにはいり さとがえり)
14237 【季語】 五月 【季節】 初夏


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