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Opened Zipper

grunge 700cトランスファー購入

2011-07-28 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2011年5月下旬)
ハイユ二号のクロスバイクルック化のため451ホイールを手組みする方針でパーツを調達しています。
注文していた、リアのVブレーキをオフセットするためのgrunge 700cトランスファーが届きました。

ハイユニ号はフロントはディスクブレーキですが、リアはVブレーキなので、ホイールが406→451になったときブレーキ位置のオフセットが必要になります。
ブレーキシュー位置の可動域が広いVブレーキを使う手もありますが、自分はDEOREのVブレーキを使いたいのでオフセットしようということで700Cトランスファーを使うつもり。

700Cトランスファーはホイールを26インチ→700cに替えるときにVブレーキをオフセットさせるために使うパーツですが、406→451でも使えるに違いないと決めつけてます。
451ホイールと406ホイールって、リム外径は文字通り451mmと406mmかな…だとすると差は直径で451-406=45mm、なので半径で22.5mm。
26インチは26×25.4=660.4mm、700cが700mmなら差は39.6mm、半径で19.8mm…2.7mmくらい誤差じゃねーの?と安易に考えた訳ですが、この計算が結構デタラメだった模様。

700cはリム径が622mmとのこと。
26インチタイヤのリム径は英式(HE)で559mm、仏式(WO)で571mm,584mm,597mmのどれかだそうで…幅広いな。
597mm想定だったら差異は直径で25mm、半径で12.5mm。
559mm想定だったら差異は直径で63mm、半径で31.5mmか。

700cトランスファーのオフセット量が不明のままでしたが、現物をノギスで計測してみます。
Vブレーキ台座に装着する穴の中心から、700Cトランスファーから生えているVブレーキ台座の中心までを計測すると、オフセット量は30mmでした。
ってことは英式(HE)の26インチを規準にしたのか…まぁMTBの26インチはHEが一般的らしいから妥当か。

20インチミニベルで406ホイールから451ホイール化するときに期待するオフセット量22.5mmより、オフセット量が大きいんですが、ハイユニ号の場合はこれでOK。
というのは元々、チェーンとステーの干渉回避のためにリアディレイラーアダプターユニット装着位置を前方へズラして=オフセットしてホイールを取り付けているため。
なのでVブレーキのシュー位置が標準よりも前方にズレていて、Vブレーキアーム内の可動範囲内で最大限前方側へ寄せているんだけどまだ少し足りないくらいなんでした。
ハイユニ号のリア側に着けているVブレーキはSHIMANO DEORE BR-M590で、ブレーキシューの可動範囲はノギスで計測したところ10mm。
つまり700cトランスファーによるオフセットは30mmで、406→451で必要なオフセット量22.5mより7.5mm多いんだけど、自分の場合はシュー位置が最上部だったので10mmまでマイナスできるから大丈夫、ってことね。

という訳で、ハイユニ号の場合は406→451ホイール化に700cトランスファーが使える見込みです。
ハイユニ号以外のまっとうなミニベロで406→451ホイール化する場合、700cトランスファーを使用できるかどうかはケースバイケースなので要注意です。