OZ.

Opened Zipper

今後の小径車改造構想

2011-07-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2011年6月中旬)
ハイユ二号のMTBルック化が(自分的には)完了したので、自分で手組みした451ホイールに換えてクロスバイクルック化しようとしています。
その自称クロスバイクルック化が完了した後、どこをイジって楽しもうかと考えましたが…あれ? 思い付かない。

クロスバイクルック化ってことで、便乗でSPDペダルを換えようかなとは考えていました。
現状はAlivioグレードのSPDペダル、樹脂ケージがついたSHIMANO PD-M424を使っていて何も不満はありませんが、片面SPDペダルのPD-A530にでもしてみようかなと。

ハイユニ号に乗るときにSPDシューズを履かないってことはほぼありえないんで片面にする必要性は全く無いんですが、クロスバイクルックにするんでMTB色を少し抑えようと無駄な抵抗を…それと単なる気分転換を兼ねて(コレが本音)。
夏はSHIMANOのSPDサンダルSH-SD65を履いてますが、KEENのSPDサンダルCommuter2が可愛くて爪先が保護されるし良いなぁ、欲しいなぁ…なんてことを考えたりしてますが、これは単にシューズの話なので、ハイユニ号のカスタムじゃないな。

他にも、以前から使ってみたいサドルがあるので、そのサドルを購入して交換しようかな~という考えもありますが、これも改造って程じゃないかな、やっぱり単なる気分転換レベル。

ハイユニ号に対する改造は、元々があまりまっとうでない激安折りたたみ自転車を、自分が望む方向へ手段を選ばず無理矢理矯正していく作業と思っています。
じゃあ今後、ハイユニ号を「改造」するとしたら何をしたいか…と考えると、思い付かないのでした。

何かやりたいことはあったっけなぁ…結局リアのディスクブレーキ化やDEORE統一は断念したしなぁ。
あ、万一何かの間違いでルイガノJEDIのY字フレームが手に入ったら、MFWS-206Fのフレームと交換するって野望は抱いてたっけ…それはもうMFWS-206Fのパーツが全部無くなるので、「MFWS-206Fの改造」と言えなくなってしまうんだけど、似たようなY字フレームだし(←JEDI様に超失礼)、気付かないフリすれば良いやとか思ってます。
とは言え、JEDIのフレームだけが手に入る機会に遭遇できる気がしないので、この野望が実現することは無いだろうな。

他にやりたいこと…MTBルック、クロスバイクルックと進めるつもりなので、その先はロードバイクルック化する?
サスペンションフォークを20インチ用のカーボンフォークとかに交換してキャリパーブレーキ化とか?
リアエンド幅を130mmにするのは無理矢理曲げれば良いんだろうけど、リア側のキャリパーブレーキ化が大変そうだ。
Vブレーキブースターの穴にキャリパーブレーキ突っ込むとか? 制動できんのかソレ。
リアサスペンションは…何か鉄の棒とでも交換してリジッド化できるんだろうか。
ドロップハンドルに換えて、コンポーネントをロードバイク用のものに交換か…うーん…これは無いな。

今まではMTBルック化でMTBパーツを使ってきたんで、今後はロードバイク用パーツも試してみたい気はするけど、ハイユニ号のMFWS-206Fに対してそういう改造する気にはなれないかな。
だからやるとしたら別のフレームで…ってことはそーか、ハイユニ号イジリはもう卒業ってことになるのか。

じゃぁハイユニ号の卒業後に、ロードバイク系パーツを使って引き続きおバカな改造を楽しむ対象が必要です。
どんな自転車をイジれば良いか…自分はもう小径車の虜なので、ミニベロ以外は有り得ない。
ミニベロの中でロード系のものを選んで改造していけば良いかな。

でも元々ちゃんとしたロード系ミニベロだとコンポーネントのグレードアップ程度しかカスタムする余地が無さそう。
なので低グレードのコンポーネントが使われているミニベロが良いな…SORA未満に限定か。
今までが激重な鉄塊フレームのMFWS-206Fだったので、次はアルミフレームが良いなぁ。
Vブレーキのものでも、フロントはフォークを交換すればキャリパーブレーキが付けられるけど、リアが問題だろうなぁ。
シートステー間のブリッジに穴開けて付けるとか、Vブレーキブースターの穴に付けるとか、変なアダプターとかをカマして無理矢理装着してる感が出るのは避けたい…となると元々キャリパーブレーキのミニベロを選ぶべきか。
たぶん20インチのホイールのミニベロから選ぶんですが、きっと451ホイールを使いたくなるはず。
キャリパーブレーキでも元々406ホイールのものだとやっぱりリア側でブレーキ位置の問題が出るから、元々451ホイールを使ってるミニベロにすべきなんだろうな。

アルミフレーム、451ホイール、キャリパーブレーキだけど安いコンポーネントしか使ってないミニベロ…そんなの有る?
いや、有ったな…PROGRESSIVE RACINGのCX-206-16Rとか、GIANTのIDIOM2とか。

PROGRESSIVE RACINGは、トップチューブまで伸びたシートステーと長いヘッドチューブの特徴的なフレームデザインが好きで以前からかなり興味があって、CX-206-16Rやその旧型の205や204も良いなぁと思ってました。
ただ1点、気になる部分があるなぁ…フォーク交換が難しそう。
アルミフレーム・クロモリコラムで、カスタムしていったときにいずれカーボンフォークなどに交換したくなる気がするんですが、ヘッドチューブがかなり長いんで、コレに合ったコラム長のフォークを見つけられる気がしない。
どこかに持ちこんで溶接してもらってコラムを延長する…まではしたくないなぁ。
うーん、ココが気になるな…保留。

GIANTのIDIOMはロードバイクをそのまま小さくした感じのハイドロフォーミングフレームで可愛いなーと思ってました。
IDIOM1だとSORAなのでNG、となるとターゲットはIDIOM2だな。
個人的に折りたたみコラムが好きになれないから、あれだけ何とかすれば…ってフォーク交換しかないか。
ハンドルバーも交換するとして、ドロップハンドルは好みじゃないんでブルホーンバーかな。
IDIOM2ならフロントシングルだから、フロントダブル化とかで多少は達成感が味わえそう。(単にIDIOM1になるだけな気がするけど)
IDIOM2の方がカラフルだし、カラーコーディネイトして楽しめそうな気がする。
もしかしてIDIOM2が正解? …と思ったんですが、Webで情報を漁っているとIDIOMのカスタムが山ほど見られます。
IDIOMのドロップハンドル化なんてざらだし、フォーク交換してる例もいくつか見てしまいました。
…しまった、メジャーだよIDIOM、さすがGIANT。

自分は「どマイナー志向」な性質なので、沢山の人がやってることと同じだと思うと途端に萎えるのでした。
いつの頃からか、他人と違っている部分が自分のアイデンティティだと信じ込んでしまっているため、元々は世の多数派に乗っかるだけで自分の考えを持たずに流されることを懸念して、少数派の側に立ってみて、自分の価値観ではどちらが正しいかを確認(正誤は無いんだけど)しようとしていたんですが、自分が少数派である状態自体に悦びを見出してしまったのが失敗。
少数派と言っても目立つ方ではなく目立たない方を選ぶので、自然にマイナーかつマニアックな方へ方へと…
そんな経緯があって無意味にマイナー志向なので、メジャーなものは避けたいのでした…IDIMO2も保留。

コストパフォーマンスが高いGIANTがメジャーだから保留で、ややマイナーなPROGRESSIVE RACINGもフォーク交換性の懸念で保留となると、それ以外…ってもっとマイナーなメーカーから選ぶ必要があるのか…そんなの有る?

Webで「自転車 451 キャリパーブレーキ」などのキーワードを指定して検索しまくっているとK2のASTRAL 1.0 K-207というミニベロを発見。
K2は知らないメーカーだったんですが、調べてみるとちゃんとしたところっぽい。
フロントダブル化とかリア10速化とか楽しめそうだけど、クロモリフレームなのが残念…保留。
クロモリフレームでも良いやってなると、色んなメジャーなメーカーのクロモリロードが選択肢に入ってしまうんだよなぁ。
GIOS MIGNON、MANHATTAN m451T、MASI MINI VELO CAFE RACER、BIANCHI MINIVELO-8、…とかとか。

他にはなかなか見つからないので、ふと思い出してDOPPELGANGERとWACHSENのサイトを見てみます。
DOPPELGANGERブランドを見かけるようになった当初(数年前)、個人的にはちょっと胡散臭いんじゃないかな~?と感じる自転車を出してた気がしますが、徐々に品質を上げて来てるように思えるので、今ならカスタムベースに丁度良いミニベロがあるかも?
オフィシャルサイトからラインナップを確認していくと、552 VORTEXというミニベロを発見。
ブルホーンバーでTurneyの7速、フレームデザインはルイガノMV3みたいな感じ。
アルミフレーム、キャリパーブレーキと理想通りですが、ホイールは451じゃないのか? …20×1.2って406だよな。
406ホイールなのが残念、ってことで保留。

WACHSENのサイトも覗いてみます。
WACHSENはDAHON Muみたいなのがある~と昔チェックしてましたが、今はどんなラインナップなのか。
そんなにラインナップは増えて無かったようですが、BV-217 ANTLERというミニベロがありました。
フレームデザインは独特、強いて言えば形状はHOOLIGANっぽいかな…うーん、いや違うな、絶対違う。
これも552 VORTEXと同様にブルホーンバーでTurneyの7速、アルミフレーム、キャリパーブレーキ。
しかしこちらも残念なことにホイールが406のようで、タイヤサイズは20×1.25。
ホイールサイズとフレームデザインが個人的美意識上NGか…ということで552 VORTEXと同様に保留。

なかなかコレってのが無いなぁ。
ココで「折りたたみ自転車&スモールバイクカタログ2011」を見直してみました。
このカタログ、激安まではいかないけど、かなりチープなコストパフォーマスの高そうなミニベロも網羅してた気がするんだけど…と見ているとa.n.design worksのミニベロに該当しそうなものを発見。
a.n.design worksのCDRというミニベロはアルミフレームで451ホイールでキャリパーブレーキのようです。
フレームデザインは一般的なミニベロロードといった感じのダイアモンドフレーム…シートステーがカーブしてて、ヘッドチューブが少しだけ長目かな。
トラックバーハンドルが好みじゃないけど、どうせフレーム以外は全部換えることになるから問題ないか。
a.n.design worksのサイトを見つけてCDRの詳細をチェックしてみます…シフターはトップチューブのダブルレバーのようで、ココは残念だな。
取っ払えば済む話ですが、フレームに台座が残りそう。
同様の構成でドロップハンドルの海外販売車 DR-2014ALが載っていましたが、ダブルレバーじゃないのでコッチの方が良かったんだがなぁ、日本国内じゃ売ってないのか。
それでもかなり理想に近いので、CDRは一応候補として残しておこう。

色々調べてみた結果、自分の中では「ややマイナーだけど品質的に安心感があるPROGRESSIVE RACINGのCX-206-16R」か、「どマイナーで品質に若干不安があるが、改善できる(改造を楽しめる)余地が山ほどありそうなa.n.design workdのCDR」か、現時点ではこの2つのどちらかかな~という印象。
ハイユニ号(MFWS-206F)イジリを卒業するまで、まだしばらく時間があるはずなので、その間にじっくり悩みたいと思います。