OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(17)サスペンションフォーク交換

2010-06-22 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年4月上旬)
ヘッドチューブへの上下ワン圧入作業は(一度失敗してやり直して)無事に終わりましたが、フォークへの下玉押しの圧入がまだ終わっていませんでした。
塩ビパイプ3本をビニールテープで接合しただけの圧入工具をコラムに嵌めて、ゴムハンマーで叩きますが、しばらく叩いても変化なし。
これじゃダメっぽいのでベランダへ移動し、上下逆にしてフォークを持ち、塩ビパイプ部分を下に叩きつけます。
これでもか、これでもかと叩きつけていると、ズゴッと下玉押しがコラム下部にハマりました。
ダメ押しでもう何度か叩きつけましたが、もうこれ以上は入らないようなので、納得して作業終了です。
塩ビパイプが削れてカスが付着していたので、古ハブラシで掃除しておきました。

次はリテーナーに収まっているベアリングと共にコラムをヘッドチューブに通しますが、色々いじっているうちにリテーナーの向きが分からなくなりました。
どっちが上だっけ~、と悩んでヘッドセットの説明書を参照すると、リテーナー側が外側になる絵になっています。
そーか、こっちか…と思ってコラムを通して下玉押しの上に嵌めようとしますが、下玉押しの途中でひっかかるように止まります。
あれ?
試しに逆向きにして、ベアリングが下玉押しに当たる向きで入れると、きっちり入ります。
説明書の絵が間違ってるんだか、絵が紛らわしいのかな~。
上ワンも同様で、説明書の絵の向きにハメると玉押しがきっちりハマらなくて絶対ありえない状態になるので、現物を信じて説明書と逆にハメました。
上下共、玉押しとベアリングにはデュラエースグリスを塗りたくっておきました。

しかし上玉押しとコラムの間に挟むスペーサーがイマイチきっちりハマっていないので、ステムとコラムスペーサーで上から押さえつけることにします。
ステムにはハンドルバーを装着したままですが、面倒なのでそのまま作業。
まずコラムにシム(1インチ→オーバーサイズ)を装着します。
1インチコラムですが、アヘッドステムはオーバーサイズ用しか持っていないので、コラムシムが必須の状態です。
コラムシムがある前提で、コラムスペーサーもオーバーサイズしか調達していません。
自分が持っているコラムシムは35mm×2個で、突き出しは想定通り85mm程度だったので、15mmほどシムが足りていないんですが、そこはテキトーに誤魔化すと。

コラムにシムをハメて、コラムスペーサー(20mm+15mm+10mm)を入れて、ステムを装着しますが、コラムとステムの高さがほぼ同じになってしまいます。
これはちょっと低過ぎるなぁ、ステムの方を3mm程高くしないといけないのに、と思って5mmのコラムスペーサーも投入。
シムの位置を誤魔化しながら調整し、コレでなんとかステム+スペーサーでヘッドセット上部を押さえつけることができました。

次はスターファングルナットやヘッドキャップの装着ですが、ちょっと後回しにしてフレームへのパーツ組み付けを先に進める予定です。