OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(14)リアエンド拡幅(前編)

2010-06-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年3月下旬)
フレーム再塗装が終わったので、まず後フレーム部分だけに対して、リアエンド幅の拡幅を行います。
(前フレームはこの後、ヘッドセット圧入などの作業を予定)

リアディレイラーアダプターユニットをリアエンド左右に着けていました。
右は当然リアディレイラー用ですが、左はリアハブ位置合わせ用として上下逆にして(余分な下部は切除して)装着していました。
そのリアディレイラーアダプターユニットを外側ではなく内側に装着し、その分リアエンド幅を広げることにより、チェーンとステーの干渉を回避しようとしています。

右側用のリアディレイラーアダプターユニットですが、表側にあったズレ防止の突起が邪魔だったので、鉄ヤスリでゴリゴリ削り取っておきました。
以前は左右用共にブラックに(いい加減に)塗装していましたが、フレームをブラックにしたので今後はシルバーのままで良いかと思い、ペイントリムーバーで剥がしておきました。
この状態でリアエンド左右の内側にリアディレイラーアダプターユニットを装着します。
装着位置はリアエンド爪の最奥ではなく、リアディレイラーアダプターユニットがギリギリはみ出さない範囲で前寄りにズラしておきます。
これもチェーンとステーの干渉を回避するため。

以前は左側用のリアディレイラーアダプターユニットは上下逆にしていましたが、内側で使うようになったので上下は逆にせずに装着です。
ボルト・ナットは内側がボルト、外側がナットと逆になります。
内側に飛び出したボルトがスプロケットのトップギアに干渉しないか心配でしたが、ギリで干渉しないことは以前確認済みでした。

とりあえずリアディレイラーアダプターユニットを内側に装着したところで、MFWS-206Fのオリジナルのホイールを持ち出してきて、リアエンドに嵌めこみます。
このホイールはボスフリーハブでナット締めなので、そのナットを利用してリアエンド幅を広げる作戦です。
リアエンド内側のナットをスパナで徐々に緩めて外へずらし、数日かけて少しずつ広げました。
フレーム再塗装前に一度やっていた作業なんですが、ホイールを外して確認してもあまり広がっていなかったのは、思い切りが足りなかったせいだろうなきっと。
なので以前は145mm程度まで広げて放置していましたが、今回は155mm程度まで広げてから放置してみました。
これで広がってくれるかな~。