OZ.

Opened Zipper

フォーク交換構想の実現性調査

2007-10-17 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
なんちゃってアヘッド化の準備を着々と進めている最中ですが、ついつい横道に逸れてしまい、将来的にハイユニ号のフォークを交換してアヘッドコラムにできるのかどうかを調べてみました。
ヘッドチューブはただの筒のはずなので、ヘッドパーツとコラムが違うだけのはず。
現在のねじ切りコラムのフォークから、アヘッドコラムのフォークに換えて、ヘッドパーツをアヘッド用に換えれば良いと。
問題はそのアヘッドパーツがハイユニ号のヘッドチューブにちゃんと収まるのかどうか。
現在は22.2mmのスレッドコラムですが、ヘッドチューブ部分が何やら特殊なサイズで互換性が無かったりしないか心配です。

という訳でハイユニ号のヘッドチューブやらをノギスで計測。
ハイユニ号のヘッドチューブ外径は34mm。
調べてみると、おそらくオーバーサイズ(26.8mm)のアヘッドコラムが使えそうです。
意外にフツーなサイズだった?
確実を期すためにはヘッドチューブを一旦外して内径を確認したいところですが、取り返しの付かないことになりそうなので断念。
鉄フレームだからそんなに厚くなってると思えないし、たぶん大丈夫じゃないかなと。

それにしてはシートピラーは細い25.4mmしか使えないんだよなぁ。
シートチューブ側を計測してみると外径は32mm。
残念、こっちは手の施しようがないか。

サイズ的には問題ないとなれば、将来的にパーツを入手して作業すれば良いだけです。
パーツとしてはオーバーサイズのアヘッド用のヘッドパーツとコラム(のサスペンションフォーク)を入手すれば良い。
ヘッドパーツは選択肢がそれなりにあります(と言いつつも金額的に手が出ないものが多いんで実質的にはあまり選択の余地はなかったりしますが)。
サスペンションフォークは20インチ用が見つからないものの、24インチ用+ディスクブレーキ化でなんとかなるだろうという目処は立ってます。

じゃあ残る問題はというと、取り付けの作業です。
(1)旧ヘッドパーツを外す。
(2)新ヘッドパーツを圧入する。
(3)フォークに下玉押しを圧入する。

どれも本来は専用工具が必要なんで、プロ(自転車屋さん)に任せるべきなんでしょうが、今まで全部自力でやってきたのでプロに頼りたくありません。
そもそもこんなヘンな風に改悪しまくってる自転車をプロに見せたりしたら、どんだけこき下ろされることか、怖くて持って行けないし。
という事情があるので、取り付け作業も自力でやる前提です。
しかし専用工具なんて買っても下手をすると二度と使わないので無駄過ぎです。
さてどうしたものか。

しかし以前、自転車の改造情報をWebで漁っていたときに、ヘッドパーツを自作工具で外したり圧入してる例を見た覚えがあります。
再度調べてみるとあっさりヒット。
見てみると、DIYショップで売ってる小物を組み合わせて専用工具の代用にして、作業を実現してしまってます。
できるんじゃん?

こういうマニアックな作業をしてる人達はセミプロ(って何?)みたいなもんじゃないのか? と思いつつも、なんだか自力で出来そうな気がしてきました。
更に調べていると、簡易圧入工具もネットオークションで販売されてるようで、2000円弱程度だしこれなら買っても良いかも。

そんな訳で、ハイユニ号の将来的なカスタムとして「アヘッドコラムのサスペンションフォークに交換」するってことが不可能ではなさそう。
当面はなんちゃってアヘッド化を進めておきますが、「いつかやるつもりのカスタム」の中で、妄想レベルと思っていたことが少し現実的になって嬉しいです。
このフレームで本当にそこまでやるんかいって話はおいといて。