OZ.

Opened Zipper

セルラー "CELLULAR"

2006-08-27 23:59:59 | 映画

邦題:セルラー (2004年アメリカ)
原題:CELLULAR
時間:95分
監督:デヴィッド・リチャード・エリス
出演:
 キム・ベイシンガー (ジェシカ)
 クリス・エヴァンス (ライアン)
 ウィリアム・H・メイシー (ボブ)
 ジェイソン・ステイサム (イーサン)

■ストーリー

高校教師のジェシカが息子を小学校へ送って帰宅した直後、押し入ってきた男達に家政婦が射殺され、ジェシカは拉致される。
人気の無い場所まで連れ去られ、家の屋根裏に監禁されたジェシカだったが、主犯格の男に破壊された電話機の配線を使って発信を試みる。
試行錯誤の結果、電話はライアンという若者の携帯電話に繋がるが、ライアンはイタズラだと思って電話を切ろうとする。
通話が切れると二度と繋がらないかも知れないため、ジェシカは電話を切られないよう必死にライアンを説得する。
状況を理解してくれたライアンは警察署へ向かうが、事件に対応中の警察はなかなか対応してくれない。
主犯格の男はジェシカの夫が持っている何かを狙っているようだが、ジェシカには分からない。
男達はジェシカを脅すため、息子も拉致しようと小学校へ向かったと分かり、ジェシカに頼まれたライアンは小学校へ向かう。

■感想

ノンストップで1時間半、コンパクトにまとまってて面白かったです。
ライアンは登場直後からもうどうしようもない馬鹿な若者って感じなんだけど、流石にコトがコトだけに、助けるために必死になってくれるのが良かった。

当てにできない警察、唯一の頼りの携帯電話、バッテリー消耗、混線と、やや強引な気がしつつも次から次への展開に目が放せません。

キム・ベイシンガーって生物の高校教師役のハズなんですが、破壊された電話機使って発信しようとするあたりの機械マニアっぷりが解せないとか、ツッコミどころも色々あったりはするんですが、面白かったからOKだな。
ラストのライアンからのジェシカへのお願いの台詞もナイスでした、そりゃそうだ。
最後のクレジットを携帯電話の画面で見せていくシーンもカッコ良かったなぁ。

この監督「デッドコースター」の人だったんですね。
続編の「デッドコースター」よりは最初の「ファイナル・デスティネーション」の方が好きだったけど、続編もそれなりに面白かった記憶があります。
あのシリーズ、死にっぷりがもう容赦無いんだよね。
予兆もあまりなくじらしもせずに唐突に遠慮なく死なせて行くのが潔いっつーか、印象深かったので好きなんでした。