OZ.

Opened Zipper

Clip-On SVR-715

2005-04-13 12:36:52 | デジタル機器
かなり旧い機種なんですが、今でもSONYのHDDレコーダーClip-Onを使っています。

 SONY HDDレコーダー Clip-On SVR-715 製品情報:
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200006/00-0622/

購入したのは、確か2002年8月頃。
最初はロクラクやREC-ONというHDDレコーダーに興味を持って調べていました。
それまでは録画には8mmビデオをメインに使っていたので、SONYのWビデオ(8mmビデオ+VHSビデオ)使いでした。
8mmはVHSと比べてかさばらないし、ビデオウォークマン(これまたSONYの8mm)も持っていたので、重宝してました。

しかしMDのようなディスクメディアに記録することに慣れてくると、テープに録画して巻き戻して再生という操作がわずらわしくなってきます。
そこでHDDに録画する機械を物色し始めたのです。

スペックや操作性など色々調べてロクラクにほぼ決まりかけてましたが、調査中に「クリポン」という単語をよく見かけるので、気になって調べてみました。
それがSONYのHDDレコーダー、Clip-Onでした。
2000年8月に発売されたものですが、使っている人はとにかく絶賛という感じで、ともて操作性が良いらしい。
しかも頑張れば自力でHDDを大容量のものに換装できるとか。(もちろんメーカー保証外)
EPGで番組情報を受信して一覧表示したり、録画したものに自動的に番組情報が付くなど、今ではあたりまえの機能ですが、当時の自分には夢のマシンのように思えました。

調べれば調べるほど気になって気になって、ついに購入を決意。
HDDが40GBになった後継機のSVR-515も既に発売されていましたが、筐体やリモコンがチープになっているのと、どうせHDDは換装するつもりなんでどっちでも良いやってことで、30GBのSVR-715を購入しました。
ケーズデンキで展示品だったものを見つけ、未使用でない点と既に後継機種が出ていることなどをネタに店員に揺さぶりをかけ、安く購入することができました。
ソッコーで120GBのHDDも購入し、Clip-OnのHDD換装方法を説明したサイトを参考にしながらチャレンジ。
試行錯誤を繰り返した結果、やっと120GB化に成功しました。
これでSP画質で40時間強録画できます。

DVDレコーダーのように保存しておくことはできませんが、録画したものを残しておいても、自分は一度見たらほぼ確実にもう二度と見ることはないって分かっています。
それはこれまで録り溜めたもののろくに再生されないままだった数百本の8mmビデオが証明しているので。

さて、我が家で活躍し始めたClip-Onは本当に便利で、とても使いやすいです。
HDDにばんばん録画して、1.5倍早見再生でサクサク見て、見終わったら削除…これで十分です。
動作中にHDDの音がうるさい点には目をつぶってあげてます。

最初は「またつまらんものを買って」と文句を言っていた嫁さんも、この便利さに負けて愛用してます。
今はもう1台HDD+DVDレコーダーがあるんですが、それでもClip-Onの方が使いやすいので、今でもこちらの方が稼働率が非常に高いです。

唯一気になっている問題点は、電源が不安定なのか、たまにHDDがなかなか立ち上がらないことがあることです。
これは製品の問題ではなく、HDD換装による影響のようです。
最近はこの対策のために、ずっと立ち上げっぱなしになってます。
電気代がちょっと気になりますが、クリポンに思う存分活躍してもらうためには譲歩します。