OZ.

Opened Zipper

アンダーワールド "Underworld"

2005-04-11 13:57:06 | 映画
吸血鬼vs狼人間な映画「アンダーワールド」を観ました。
これは意外な拾い物でした。


邦題:アンダーワールド (2003年 アメリカ)
原題:Underworld
時間:121分
監督:レン・ワイズマン
脚本:ダニー・マクブライド
出演:
 ケイト・ベッキンセール (セリーン)
 スコット・スピードマン (マイケル・コーヴィン)
 マイケル・シーン (ルシアン)
 シェーン・ブローリー (クレイヴン)
 ビル・ナイ (ビクター)


■ストーリー

千年以上抗争を続けてきた吸血鬼族(ヴァンパイア)と狼人間族(ライカン)。
数百年前にライカンのリーダー、ルシアンが吸血鬼族に倒され、ライカンは滅亡に瀕していると思われていた。
吸血鬼族のハンター、セリーンはライカンが人間の医者マイケルを追っていることに気づく。
セリーンはマイケルに接近するが、マイケルは死んだはずのルシアンに咬まれてしまう。
セリーンが調査を進めるうちに、吸血鬼族内での裏切りに気づく。

■感想

基本的にSF&ホラーマニアなので、WOWOW番組案内に書いてあったこの映画の紹介を読んで「出来はともかくとりあえず録っとけ」とばかりに録画しました。
ちょっと前に吸血鬼モノを録画して観たら、あまりにお粗末な映画だったので、時間を損した気分でした。(睡眠時間を削って観てるので)
説明からはB級の臭いがプンプンしていたのであまり期待せずに観たんですが、これが意外にもデキが良くてとても楽しめました。

アクションや演出に多少ツッコミどころはあるものの、設定がちゃんと練られていたし、映画全体の雰囲気もストーリーも良かったです。
吸血鬼族や狼人間族が誕生した経緯や、吸血鬼族の長老の定期的な復活のシステム、地下に潜む狼人間族が企む計略などなど、マニアを喜ばせる内容でした。
序盤からあまり経緯を説明してくれない映画なので、最初は事情が分からずに「この映画って続編か何か?」と戸惑いましたが、そこは観ているうちに理解できるレベルだし潔くて好きです。

SF・ホラー・吸血鬼・狼人間・ガンアクション等に惹かれるという方、未見なら是非どうぞ。