ちょっと、トマチューを数杯飲んでから。
この日は堺東にぷらっと来ていましたの。その・・・2軒め。って、2軒しか行ってないけどね。
もう、しっとり日本酒を飲んで行くしかないではないか。
なんか、美味しいお酒下さいな。っていう、注文。冷蔵庫から出てきたのは。
お。これは馴染み深い。若い頃、日本酒を呑めるようになった頃からの、長い付き合いかも。
1滴も零さない、美しい表面張力は、職人技と言って良いでしょう。
京都の伏見のその名も、そのまんま、玉乃光酒造さんの酒魂・純米吟醸。
このラベル、なんだかとっても落ち着くの。見た事あったような。ずっと前から知ってるような。
お刺身ある?って聞いてみたら、おおおおお。
マスターってね、お休みの日は結構アウトドア派だったりして。で、釣りも大好きで。
こちら、マスター自ら、淡路島で釣り上げた”お鯛さん”!!(昆布締め)
いやいや、ごめんなさい。お魚の名前ね、普通に鮪!とか鯖!とか言えても、
どうしたわけか、お鯛さんだけは、呼び捨てには出来ない一族なのだ。
親が、そう呼んでいたのでしょうね。お鯛さんは、お鯛さんなのだ。
凄い美味しい昆布締め。そんじょそこらのお鯛さん造りの、何倍も美味しい。
調子に乗って、そのお鯛さんの、あら炊きを頂いてみた。
結構な大きさのお鯛さんやったんや~って思いながら・・・・。う。
味がむちゃくちゃ濃いのだ。これ・・・・、かなり日が経ってたかしら?
辛いぞ。これ、ご飯がないと血圧がどど~~ん!って上がりそうな。
その味が濃いのを癒すのに、ご飯じゃなくって・・・・お酒貰うって、もう完全に酒呑みやんって。
あ、ちょっとね、あまりに口の中が濃くって、ちょっと呑みかけて、
あ!写真!って気付いてグラスを回して・・・悲しい事に、表面張力の素晴らしさ写真が無いのだが。
新潟県新潟市の、明治23年創業の越後鶴亀さんの純米吟醸・限定酒。
うん。爽やかさ加減が凄い。味の濃いのん、どんと来い!
ああ、帰ったら血圧計巻かなきゃ。トマトジュースを暴飲みしよう。
ほんと、この店に来たら、毎回面白い。では、また来ますね。ごちそうさまでした。
酒処 竹富 (ちくふ)
大阪府堺市堺区中瓦町2-2-7
TEL 072-232-1326
営業時間 11:00~21:00(土日祝~20:00)
水曜日と、時々木曜日だとか、そんな感じで休んでる模様。