さて、今回はC.Q.D.の3世代目の2号になります。
この手のナイフのタイトルを“タクティカル”と分類していますが、L.E.M.S.S.でタクティカルナイフとは何か?を議題にしている割りには曖昧なままです。
タクティカルというのは、カテゴリー(ハンティングやブッシュクラフトなど)として区分けするものではなく、各カテゴリーの合理的進化を考えたナイフという考え方をしているからです。
これをL.E.M.S.S.(派)タクティカルと定義しています。
モダンな戦闘ナイフの事だけではないという考え方です。
とりあえず、コレの様なナイフをタクティカルとすると解りやすいというのも確かですが・・・
〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
ファイティング:ユーティリティ比50:50という設定のデザインとしています。
タクティカルナイフとは
●マルチな用途を1本でこなすフレキシブルなナイフ
と考えています。
ただ、前述の比率を変えることで、ナイフの性格が変わるので、一言で語れないところもあります。
〈ハンドル〉
●115mm長/アースブラウンG-10
前回のA.S.A.P.は携行重視で、コレより凸凹が少なく、短いハンドルなのに対し、使い勝手重視としてフィンガーグルーブがあります。
あくまで機能としての設定ですが、イメージという部分も無視出来ないところではあります。
〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
基本的な使いやすさでは、いつものクロスドロー設定かと思いますが、今回は縦型。
A.S.A.P.と合わせた感じですが、変えられるので・・・
〈あとがき〉
前述したタクティカルとは・・・は、まだまとまりきっていないので、哲学的に詰める必要があるので、おいおいまとめていきたいと思います。
ところで、4月のサクラブレードですが、まだ最終決定が成されていないので、決定されたらブログで発表します。
しばらくお待ち下さい。
ちょっと勘違い。
どちらにしても、角をだらしてあります。
丸ヤスリで入れた後、糸面取りと素手ペーパーかけてます。
A.S.A.P.はブレードで10mmハンドルで20mm近く短いので、デザインバランスを取るのに苦戦しました。
幅の広さも印象がかわりますからね。
スエッヂは、らしいものにするとブレードが軽くなりすぎる場合があります。
太面取りタイプにすると、ある程度の抵抗を無くせるとともに、重さも残せますし、ゴツイので、タフなナイフのイメージになります。
ハンドル面取りは角を#600くらいのペーパーでこすり、適度に丸めると痛くなりません。
私のハンドルは、糸面取りをしてから、馴染ませてあります。
素手ペーパーでだらすのもありですね。
前作と同じくらいのサイズですが、ハンドルにフィンガーグルーヴが入るだけで、凄く雰囲気が変わりますね。
毎回思うのですが、ヘルハウンドさんのポイント付近の小さなスエッジ(角を削っただけなのかも知れませんが)がかなり好きです。
これが在るのと無いのでは印象が随分と変わるのでしょうね。
また、前後に付けた滑り止めが鋭くて良いですね。
3作目のアックスに真似させて貰おうかと思っています。