HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

ある被災者の1日

2021-03-07 21:55:13 | 日常
いまから2~3ヶ月前でしょうか、知り合いの人物JohnDoe(以後JD)が被災しました。
原因は火事。
もらい火でマンションを出されました。
JDはサバイバルマニアで、普段からベイルアウトパックを用意していました。
BAILOUT・・・緊急脱出、私の解釈では30秒以内に離脱
その時も、やはり気付いてから30秒以内で離脱したそうです。
仮の寝場所も確保してあったので、現場検証後には最低限の安心はありました。
その後は徐々に生活水準を上げていき、仕事をしながらマンションを片付けつつ避難生活を1ヶ月ほど続ける事になります。
この写真はネタにしろとJDから送られてきたものです。




確保していた建物はガレージで、電気と水道は通っています。
後はベッド。
ベイルアウトパックはブッシュクラフト装備が基本です。
窓際のコッヘルセット、2Lウォータータンク、ネイチャーストーブは万が一のために追加したモノで、被災の2日前に入手したそうです。
曰く「万が一って、確率は高いのね」




ヒマつぶしにコーヒー&雑誌と灯油が燃料のマナスルバーナー。
火力が小さいものの、燃料も手に入りやすいのが魅力です。


ナイフ送ってやろか?とメールしたらコレあるからいらない・・・だそうです。
リックヒンダラーのセミカスタムフォルダーXM-18。




洗濯はコレ。
使い勝手が悪いのですが、工夫次第でまあまあ使えるようになるとか。
ただ今回の場合、コインランドリー使ったら?とか考えてしまいます。
ちなみに車は使えます。




風呂はないので、週2回通うスポーツジムでシャワー使って帰ってくるという・・・


薪はコンターマシンで切って


ヒンダラーは食べ物しか切らないから痛まない。


豚肉焼いて晩メシ。
こんな日が1ヶ月続いたそうですが、ストレスは大して感じなかったとか。
10年前の震災と違いライフライン確保以上の生活をしていますが、気の持ち方というのが大きいのではないかと思います。








コメント (4)
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