高知で種モミの仕込みが始まりました。

たぶん僕が知る中で一番早くできる無農薬栽培をしている、高知の南国市の西村さん
が種モミの仕込みを始めたという便りがきました。


稲作では、苗が生育中に病気にかからないようにするために、種モミの時点で病原菌対策を行います。
慣行農法では、化学農薬（殺菌剤）を溶かした水溶液に種モミを漬け込んで殺菌処理します。しかし全国で化学農薬に頼らない農法を実践している生産者は、この種モミ処理に様々な工夫をしてきました。
高生連の生産者も、「温湯処理」「微生物を使った農薬による処理」「お酢による処理」など様々な方法を実践しています。

【南国市の西村さんは自宅で塩水選⇒温湯消毒を実践している】
　

「種モミの温湯消毒」・・・種モミを60℃のお湯に約10分間漬けておく。この１０分の間に種モミの表面にいる菌がお湯の熱で死滅する。10分程度では種モミは煮えない。ただし10分経ったらお湯から上げて冷水でよく冷やして熱を取ること。

今年もお米作り頑張ってください！



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