高知県からお米の生育の便りが届きました!
以下、産地のからの便りです!
~高知では4月の田植えに向けて苗や田んぼの準備が始まっています~
去年ほどではないですが、今年の3月も平年より暖かい日が多いです。
【高知県南国市御免の気象データ】
ただ朝はまだ3℃くらいまで冷え込む日もあって昼間の温度との寒暖差が大きく、
育苗ハウスの温度管理に気が抜けません。
昨年の高知は早生のコシヒカリも中生のヒノヒカリも収量が少なかったです。
中生のヒノヒカリについては出穂、登熟期に当たる9月に毎週やってきた台風の影響があるかと
思いますが、コシヒカリについては原因が良く分かりません。
梅雨明けも平年より早くて日照時間もあったので豊作になるかと思っていました。
猛暑による高温障害と乳白粒発生の心配はありましたが、対策をしっかり取ってそれはありません
でした。
ですが収穫が始まってみると高知県下全般に収量が少なかったです。
「お天気の影響」と言ってしまえばそれまでですが、これまでの経験が通用しない段階に
来たのかもしれません。
広くアンテナを張って情報を集めつつ、現場では手を抜かずひとつひとつの作業を丁寧に
こなして、この異常気象の時代になんとか着いていきたいと思います。
【3/17 南国市の田島誠さんとトラクター】
米作りが始まると、朝と夕方は肥育牛の世話をして、昼間は田んぼと忙しい毎日が続きます
【3/14 南国市の金田善充さんの育苗ハウス】
播種日が数日ずつ違う南国そだち、よさ恋美人、コシヒカリの苗です。それで緑の濃さが違います。
【3/17 耕運したあとに水を入れ始めた香南市の村上信一郎さんの田んぼ】
この時期はトラクターの耕運作業をしていると虫やカエル目当てに鳥がたくさん集まってきます。
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