高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

化石採取

2018-08-07 14:29:47 | プログラム 子ども

8月6ー7日 子どもプラン

私としても実にひさしぶりに、添別川の100万年前の地層からの貝化石採取にでかけました。ちょっと涼しくなったので、ムシもでないで快適な採取日でした。化石貝が集積している瀬棚層という名称の地層が露出している場所が町内にあります。まだ石化しきっていない砂岩なので、五寸釘で化石の回りの土を削り取ってゆく作業です。縁日の型どりみたいな作業です。

キャンプは富田ファームの一画をお借りしました。 夕飯づくりは、例によって石油コンロのマナスルの不機嫌に悩まされるや鍋をひっくり返すやら苦難の連続でしたが、なんとか調整して親子丼をおいしくいただけました。

 

二日目は、ブナセンターへでかけて、貝の同定作業、標本づくりをしました。

子ども向けの化石のワークシートブックもあり、これで夏休みの自由研究は片付きました。

 

 

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ディレクタープレゼン

2018-08-05 23:50:10 | プログラム 子ども

8月6-7日の二日間は、子ども達から何をしたいか希望を取って、それをディレクター陣がプログラムする活動です。

とは言え、前日のアンケートに回答があるような 役肉バーベキュウのようなことは実現されません・・・・。意外にも海はなかったなあ。 必ずしもその希望通りになっていない、ディレクターの好み・得意なことが反映されていますが、そのプレゼンが開始されました。

① 添別川の100万年の貝化石採取と標本づくり

② 目国内岳(めくんないだけ)でめくる登山

③ 豊浦四滝探検隊

④ コックリ湖いきもの探検隊

それぞれがエントリーをして1泊2日の野外泊にでかけます。

 

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40Kmウォーク

2018-08-05 14:04:41 | プログラム 子ども

本年は夏の長期村期間中に 太平洋から日本海への40kmを実施しました。夏は暑いということもありますが、その時のチーフディレクターの考え方でプログラムに入れるか入れないかを決めています。 本年のKMDチーフは選択して3年ぶりの夏の実施でした。 実施日の前までは北海道でも酷暑で真夏日続きであったので、実施の可否決断は大きな課題でしたが、なんのことはない北海道らしい涼しい日となりました。 参加者の皆さん、順調でした。

朝、7時に太平洋静狩浜を出発、日本海の朱太川の加工・寿都湾を目指します。早い子は2時すぎに到着しますが、ゆっくりの子は12時間以上も歩き続けます。 歩くという行為は、サポートがあっても励ますしかできませんから、自分の脚で前に進まなければなりません。プログラムとしては、個人活動なのですが、全員が目標に向かって活動する、それはウォーカーであってもサポーターであっても同じ目標なので、この活動を終えるとお互いに検討を讃え合って、全体の一体感をたいそうますことができます。

泣きがはいった子もいましたが、無事に終えることができました。 お天気に感謝、みんなの頑張りにおめでとさん。

秋にも実施します。トライしてみたい人はご連絡ください。子どもに寄り添って歩いてくれるボランティアウォーカーも募集します。10月7日です。

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かめだぁ!!

2018-08-01 10:21:33 | 来訪者

この1週間の体験活動 ぶな森もりだくさんコースに 旧ねおすの指導者養成コースの1期生の大谷さん(旧姓亀田さん)がお子さんをふたり送り込み、ご本人もキッチンボランティアとして参加してくださいました。

黒松内ぶなの森自然学校の設立前、養成コースの実習先として黒松内町ブナセンターに研修に送り込んだ栄えある1期生でした。あれから20数年、お子さんも6年生。すっかりと貫禄がついたお母さんでもありましたが、かめだはかめだだったなあ・・・。 自然体験活動に身を置いた女性達が母親になって子等に自然体験活動を施してあげるようになることは嬉しい限りです。

来訪滞在をありがとうね。

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なぜ体験活動なの? 仕事・志事

2018-08-01 07:35:16 | コラム風味

海、森、川、一泊野外泊まりと たっぷりと黒松内と周辺を楽しむ1週間が今日で終了です。 半数以上の子どもたちが帰宅します。 明日から参加する子もいるので、変わらず、子ども30人、スタッフも同じくらいの50人を越える今年の村は継続します。

全ての活動に私は参加していないので、まあ、なんとか1週間は夜のスタッフミーティングにも欠席なく参加できました。

安全管理の最終責任者であるので、私が倒れちゃあいかんね・・・。 私自身のチャレンジも続きます。

おまけのはなし・・・

朝、スタッフの学生さんが地元でアルバイトをしているのを聞き、ふたりの小学上級生とお給金の話になりました・・。

私 「コンビニで1時間働くと800円です。では8時間働くといくらもらえるでしょうか」

J  「1600円!」  私 「えっ!」

K  「ちがうだろ! 2400円!」  私 「お前ら、安く使えていいなあ」

J  「たかぎぃ の仕事はなんなの??」 私「????」

私  「学校の先生は話したりして教えるのが仕事だろ、 俺もこうやって君たちと話をしたり自然体験してもらうのが

    仕事」

K  「誰からお金をもらってんの?」

私  「君たちのお母さんやお父さん、市役所や国や役場、ときには会社からだよ・・」

JK 「・・・?? いいなあ・・」

そう、君らから見れば 遊びが仕事だからなあ・・・・。

***さらに おまけのはなし 1週間目の修了式にて***

「来週にNHKのおじさんが取材にくるんだよね。 なぜかというとね、そのおじさんはずーっと長い間、地球環境のことや自然保護のことを取材してTV番組作るためにいろいろな環境や自然の団体や活動を取材してきたんだけど、そういった活動があっても、人々が環境の問題や地球温暖化のことを考えるようになってきたとは思えないんだそうだ。 そこで、自然学校ではどんな環境や自然のことを伝える活動をしているのか知りたいんだって」

「今回、海も山も森も川も行ったよね。 ホタルも見たよね、 気持ちよかったよね、楽しかったよね、綺麗だったよね、 その川や森が汚れていて魚やカニが捕れなくなったら、海にビニールがたくさん浮かんでいたらどう思う? 森がなくなってホタルがすめなくなったらどう思う・・? 嫌だよね。 だからね、子どもの頃から自然の美しさや不思議さをたくさん感じて欲しいんだよね。そうすれば、大人になっても地球や環境を守ってゆきたいと普通に感じれるようになると思うよ」

「はじめて会った人や海外の人とも1週間過ごしたよね。 はじめは心配、不安だったかもしれないけれど、ここでみんなで生活したら、お互いにわかるようになってきたよね。 こうやって人と人が会えるようになれば、戦争なんてなくなると思うんだな、そんな人と人が一緒に生活する体験は子どもの頃にたくさんしておいた方がいいよ。すると、大人になって自然と平和のことを考えられるようになると思うんだな、たかぎぃは・・。」

と、こういうことを来週くる NHKのディレクターのおじさんに話してやろうと思う。

しごとはシゴトでも 「志事」なのである。

 

 

 

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