海、森、川、一泊野外泊まりと たっぷりと黒松内と周辺を楽しむ1週間が今日で終了です。 半数以上の子どもたちが帰宅します。 明日から参加する子もいるので、変わらず、子ども30人、スタッフも同じくらいの50人を越える今年の村は継続します。
全ての活動に私は参加していないので、まあ、なんとか1週間は夜のスタッフミーティングにも欠席なく参加できました。
安全管理の最終責任者であるので、私が倒れちゃあいかんね・・・。 私自身のチャレンジも続きます。
おまけのはなし・・・
朝、スタッフの学生さんが地元でアルバイトをしているのを聞き、ふたりの小学上級生とお給金の話になりました・・。
私 「コンビニで1時間働くと800円です。では8時間働くといくらもらえるでしょうか」
J 「1600円!」 私 「えっ!」
K 「ちがうだろ! 2400円!」 私 「お前ら、安く使えていいなあ」
J 「たかぎぃ の仕事はなんなの??」 私「????」
私 「学校の先生は話したりして教えるのが仕事だろ、 俺もこうやって君たちと話をしたり自然体験してもらうのが
仕事」
K 「誰からお金をもらってんの?」
私 「君たちのお母さんやお父さん、市役所や国や役場、ときには会社からだよ・・」
JK 「・・・?? いいなあ・・」
そう、君らから見れば 遊びが仕事だからなあ・・・・。
***さらに おまけのはなし 1週間目の修了式にて***
「来週にNHKのおじさんが取材にくるんだよね。 なぜかというとね、そのおじさんはずーっと長い間、地球環境のことや自然保護のことを取材してTV番組作るためにいろいろな環境や自然の団体や活動を取材してきたんだけど、そういった活動があっても、人々が環境の問題や地球温暖化のことを考えるようになってきたとは思えないんだそうだ。 そこで、自然学校ではどんな環境や自然のことを伝える活動をしているのか知りたいんだって」
「今回、海も山も森も川も行ったよね。 ホタルも見たよね、 気持ちよかったよね、楽しかったよね、綺麗だったよね、 その川や森が汚れていて魚やカニが捕れなくなったら、海にビニールがたくさん浮かんでいたらどう思う? 森がなくなってホタルがすめなくなったらどう思う・・? 嫌だよね。 だからね、子どもの頃から自然の美しさや不思議さをたくさん感じて欲しいんだよね。そうすれば、大人になっても地球や環境を守ってゆきたいと普通に感じれるようになると思うよ」
「はじめて会った人や海外の人とも1週間過ごしたよね。 はじめは心配、不安だったかもしれないけれど、ここでみんなで生活したら、お互いにわかるようになってきたよね。 こうやって人と人が会えるようになれば、戦争なんてなくなると思うんだな、そんな人と人が一緒に生活する体験は子どもの頃にたくさんしておいた方がいいよ。すると、大人になって自然と平和のことを考えられるようになると思うんだな、たかぎぃは・・。」
と、こういうことを来週くる NHKのディレクターのおじさんに話してやろうと思う。
しごとはシゴトでも 「志事」なのである。
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