7月7日
大勢の滞在者が重なった週末です。月例の子どものための自然体験活動イエティくらぶ、国際ワークキャンプに滞在中のカジフ大学の学生さんとEnglish Campと銘打っています。そして、三重県赤目の森の井伊野代表、日中市民ネットワークのファンシーと賑やかな二日間を過ごしました。
7月7日
大勢の滞在者が重なった週末です。月例の子どものための自然体験活動イエティくらぶ、国際ワークキャンプに滞在中のカジフ大学の学生さんとEnglish Campと銘打っています。そして、三重県赤目の森の井伊野代表、日中市民ネットワークのファンシーと賑やかな二日間を過ごしました。
イエティくらぶでは、焚き火を囲むことはあっても、めったにキャンプファイアープログラムはしないのですが、年に一度くらいはファイアープログラムをします。今回は、FSG Jr.にリードしてもらいました。お父さんのFSGさんは、北海道においてのキャンプファイヤー活動をリードする第一人者であると思っております。
シャイな小学5,6年生の男の子達を徐々に乗せてゆく、それも感情が高まりおだちすぎないように安全も考えてのリードはすばらしいものがあります。その極め付きが「弁慶が・・、」という身体活動。リーダーの声とジェスチャーをマネさせるのですが、見事に進行して全体がひとつの輪をなってゆきます。 その教えを受けたJr.が今回は登場。
こういうのも伝承だよなあ・・・。
自然学校の野外活動では、石油燃焼器具のマナスルを使用しています。 今の時代、取り扱いが簡便なガス使用がほとんどだと思いますが、この石油ストーブ(コンロ)に私たちはこだわっています。
ガソリン仕様の器具は、子どもに扱わせるには揮発性が高いので危険でもあります。ガスは扱いがあまりにも簡単すぎます。家庭のガスコンロと同じようにスイッチをひねれば自動点火されてしまいます。 そこへゆくとこの石油ストーブは、事前に固形アルコールで予熱(プレヒート)して、石油を気化させる必要がありますし、その圧力を高めるためにポンピングをすることにも微妙が加減が必要です。火加減も微調整がいります。 つまり、ある程度考えて使う必要があるのですが、慣れれば子どもでも扱うことができます。
であっても、自然学校の代物は20年を越える物もあり、パッキンがいかれたりして、そもそもご機嫌が斜めな連中が多いので、毎年、子どもたちは使用に苦労しています。 まあ、使えなければ焚き火で頑張れやという方針ですが・・・。
私が高校山岳部だったころは、オプティマスやスベアというブランド名のヨーロッパからの輸入商品だったのですが、そのパテントもきれて、国産のマナスルが登場したのは、もう30年くらい前でしょうか。 現在では小さなパッキン部品ひとつでも200円、300円するようになり、本体も品薄、そろそろ廃番になりそうな感じです。
う~ん、現在はとりあえず稼働するのは7台しかないじゃあありませんかあ!!
そろそろガスコンロを導入するか!!!???
やだな・・・・。
私の言葉ではないが書きとどめておこう。
平成26年(2014)11月に文部科学大臣より中央教育新議会に、「初等中等教育における教育課程の在り方について」の諮問が出され、「アクティブ・ラーニング」が取り上げられた。 一般にはまだまだ馴染みのない言葉だろうが、教育者にとっては、最旬課題である。
この諮問の背景として、「今の子どもたちやこれから誕生する子どもたちが成人して社会を担う頃には、日本は厳しい時代での兆戦をよぎなくされる」「少子高齢社会、生産人口の減少、グローバル化の進展、人口知能の技術発展等により、社会構造や雇用環境は現在に比べて大きく変化する、それにより将来の就労、職業のあり方も現在とは相当に様変わりすることが指摘されている」「成熟社会を迎えた我が国が個人と社会の豊かさを追求してゆくためには、一人一人の多様性を原動力とし、新たな価値を生み出してゆくことが必要になる」といったことが言われている。
「こうした変化を乗り越え、伝統や文化に立脚し、高い志や意欲を持つ自立した人間として、他者と協働しながら価値の創造に挑み、未来を切り開いていく力を身に付ける」ことが求められており、そのための教育のあり方も変化変容が求めらている。 このような背景をもって、「何を教えるか」のみならず、「どのように学ぶか」という、学びの質や深まりを重視することが求められている。アクティブラーニング「主体的、対話的で深い学び」はこの主旨に合った教育手法として注目を集めている。
それは、ここ20年来、自然体験活動やまちづくりなどで、おこなわれてきたワークショップのさまざまな手法と共通するものである、主体的に対話的に学ぶためには、それらをある程度トレーニングされてきた人々が参画しないと成し得ない。その点、現代の大人たちは画一的な教育を施されてきたので概して苦手であると思う。
「学び方を学ぶ」というスローガンは、ねおす活動の創設期からの根底にもともと有り、「自主自律した人材の育成」「自分の暮らしと仕事を創れるひと」づくりは大きな目標としてきた。 やっと、時代が我々においついて来たなあと思わぬこともない。
この先にあるのは、「複雑系」の価値認識とその受容であると思う。
いかにこの複雑多様な社会を生き抜いてゆくか・・・。 自分が実践、経験してきたことをベースにしながらも、これからも「我々の活動がいかにあるべきか」を考え続け、実践をしてゆきたい。
我が歩む道は間違ってはいない、と思う。
いわゆるカジノ法案が審議される委員会で強行採決された。これで本会議でも可決が決定的となったわけですが・・・
http://lite-ra.com/2018/06/post-4070.html
首相答弁 「世界最高水準のカジノ規制を的確に実施するし、得られた収益で依存性対策を講じる」とのころ・・・。 めちゃくちゃな答弁だと思いませんか?