goo blog サービス終了のお知らせ 

高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

地域ケア

2013-03-16 15:42:17 | プログラム 研修、講演等
自然体験活動や新しい交通機関・自転車タクシー(ベロタクシー、輪タク)と医療・介護…認知症や精神疾患の地域ケアを考えるフォーラム in 札幌。私も報告発表。

写真は、ベロタクシーの NPOエコモビリティの栗田さんが発表中。 自転車タクシーに認知症の方を乗せて札幌の街中をゆき、昔のことをドライバーさんと語る回想法。  

植苗病院・精神科 の瀧澤先生は、イギリスのNPOが複層的に関わる 地域コミュニティ精神ケアの基調講演。  私が留め置いた キーワード・・・

*****

イギリス オックスフォード 10万人人口に 200の精神ケアの仕組みがある。
イギリスにおける ケア環境としての自然はとても重要である。

コミュニティ化とNPOの関わり ・・・NPOが異なる機関、人をつなぎ地域ケアをするコーディネイトをしている。

医療・福祉NPOが → 自然環境を使うケース
環境NPOが  → 医療・福祉に協力してプログ化するケース

自然環境が現在の医療環境を変えてくれる可能性がある・・・。

欝の発症は・・・再発、慢性疾患の可能性がある  障がいを持った人も同様。
→だからこそ、他者と関わりのある生活が必要

病床を少なくして地域ケアへ 
日本では地域で支える仕組みがないのに病床を少なくする。
自然環境に支えられた地域コミュニティ → 公園にお年寄りや障がい者が集まる。

Wellbeingの考え方と実践は、日本では個人の責任範疇になっている。 環境や地域社会も関わって・・始めて健康・・。

医療の不平等 → お金のある人の方が寿命が長い 

所得と緑の多い場所に住む人の死亡率の関連の研究
 →  所得の大小に関わらず緑の多い場所に住む人の寿命は長い
最も緑が豊富な環境に居住する住民は 所得の差に基健康上の格差が小さい(英での研究)

Care Path way
予防、問題行動の改善、中核症状の改善、社会的孤立の予防、 血糖、血圧の改善、寿命の延長

NPOのネットワークの中で利用者がサポートされている。人権、環境保護、健康、介護
チャリティ活動

教会など慣れ親しんだ場所  いろいろな職種の人がボランティア 
ボランティアすることが就労のキャリアになる。
押し花カードを結婚式場で使う。

BTCVの自然保全活動に精神科の患者が参加。
魅力あるグリーンスペースを作ろう  

私の健康、地域の健康、自然の健康・・・進まなかった・・
Waking the way to Health


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木育

2013-03-15 18:39:24 | プログラム 研修、講演等
 明日の黒松内ぶなの森自然学校のプログラムは.木育です。木育ファミリーの代表.、煙山さんが前泊中です。

 精神医療・介護プログラムともつなげたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねおす共育ファンド

2013-03-14 17:34:44 | いろいろシゴト

新しいNPOを立ち上げます。ファンド型のNPOです。「北海道らしい自然体験文化の創造」、関わる人材の育成支援に特化したNPOです。 設立趣意書を書きました。

特定非営利活動法人 ねおす共育ファンド 設 立 趣 旨 書

1 趣旨
 NPO法人ねおすは1999年の設立当時から、「北海道らしい自然体験文化の創造」「北海道における持続可能な地域社会の創出」を使命とし、幼児から大人と幅広い層を対象に、自然・文化・地域産業を生かした体験活動のプログラムを企画・実施、そしてその活動拠点となる地域づくりに関わることで、「自然と人、人と人、社会と自然」の豊かな出会いの場と機会を創出し、持続可能な地域社会への貢献、関わる人材の育成事業を行ってきた。

「北海道らしい自然体験文化の創造」においては、農山漁村と都市との交流拠点づくりに傾注し、小中学校の宿泊体験活動を推進してきた。子どもの社会性や感性を育む効果が認められながらも、資金、人材不足等の課題から、なかなか大きな広がりを見せていない。また、高齢者、障がい者、医療・介護の必要な人達、幼児に向けての自然体験活動の開発もこれからの課題である。

一方、「北海道における持続可能な地域社会の創出」の使命を果たすためには人材の育成が必要であり、未来を担う若者の想像・創造力と社会的コミュニケーション力(渉外力)を育み行動力につなげてゆくことが不可欠である。これらの力を育むために、学生・若者が社会の一員として成長するための研修ができる制度として「社会的インターンシップ」の概念と仕組みを整えたい。

上記の課題解決のために、広く他領域のNPO、企業、団体等と連携を図る、また、個人・法人から資金を集め、関わる活動の資金助成、人材育成を目的とした中間支援組織として、特定非営利活動法人ねおす共育ファンドを設立する。

               
特定非営利活動法人ねおす共育ファンド
設立発起人代表者   高木晴光

***
よっしゃ・・やっと やる気が出てきた!

宣言公言でして、 自らを追い込みます。  タスク型人間なもので・・・、
明確に目標作ると、走り出します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症や精神疾患者のケアの新しい試み

2013-03-14 15:15:32 | お知らせ
【認知症や精神疾患者のケアを医療や介護NPOと連携する試みの地域フォーラム】

認知症の予防や精神疾患が多くなり、患者さんのケアは 家族や介護施設だけにとどまらず、社会の大きなテーマになって来ています。 介護や医療とは疎遠だった、2つのNPOの取り組み報告と、「イギリスの自然環境を生かしたコミュニテイケア」についてお詳しい 苫小牧の植苗病院の 瀧澤紫織 医師 にご講演いただくフォーラムです。

私は試行錯誤をしてきた「自然療育活動・OCANOBA活動」、エコモビリティの栗田さんが自転車タクシーを使った活動をケア事例を報告致します。

高齢者、障がいを持った方々の支援をされている介護施設、NPOの皆さま、ご興味のある方 ぜひご参加ください。

3月16日(土)午後13:30~16:00
■参加費 無料
■会場 TKP札幌カンファレンスセンター7A(札幌市中央区北三条西3丁目1-6)
     札幌駅地下歩行空間 1番出口より徒歩1分

■参加お申し込み・お問い合わせ (担当:北村、本田)
NPO法人 北海道NPOサポートセンター
電話: 011-299-6940  Fax: 011-299-6941
E-Mail: npo@mb.infosnow.ne.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

得したな。

2013-03-14 07:53:03 | 日記

今朝、起きて来て家族と話すまで、今日は金曜日で、明日は認知症・精神ケアのフォーラムで札幌へ行かねばならぬと思い込んでいた。 それをもって体内週間予定を立てていたので、一日分お得になった気分です。

この一日を無駄なく使えば、溜まっているシゴトを片付けられるだろう!

朝シャワーを浴びてスッキリして、今日も離れの部屋に篭るぞ!

今日も、みなさんが なるたけたくさん、幸せでありますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さすねJr君ご帰還

2013-03-13 23:20:55 | 来訪者

週末の子ども活動からボランティア滞在していた さすねJr君、本日、一緒に朝食を食べたあとに、自宅へご帰還。4泊5日でした。 

小学4年からかな・・5年生からかな? 中学2年生まで、子どもの自然体験活動イエティくらぶに参加してくれて、今や大学生。  山岳部に入っています。  月末に北アルプスの槍ヶ岳の登頂を目指すとのこと。

無事登頂、そして下山を祈る・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふぅ~

2013-03-13 23:15:40 | 日記

 あっという間にこの時間になってしまったような一日でした。

今朝はカミさんとほぼ一緒に6時半前に起きて、メールシゴトを始めました・・・、

6時半過ぎには、山村留学生のRIN&KHAが起きて来ました。
彼女達と 同じ空間で同じ時間を過ごすこともあとわずか、なんとか朝食時は一緒に座って過ごしました。

 二日間メールチェックをしていなかったこともあり、バッさバッさと右に左にかき分けるように回答シゴトをしているうちに気がつくと・・、昼飯も食べないままに・・、もう午後2時半・・。

その後、今日締切の原稿というか、レポート作成。 ねおすの経営についてなので、自分ごとなのですが、質問事項が 「仕組みや協働について」という獏としたものだと、難しい・・・・。 

あっと言う間に夜も八時半。 

 今日の晩飯は自然学校スタッフと一緒に学校の食堂でしたが、それにも行かず・・、ずっと、離れの居間にひとりこもっていました。

これじゃあイカンと、またまた 30分だけ時間を作って 子ども達と過ごす。特に何をする、話すわけではありませんが、同じ空間で同じ時間を身近に過ごせるのは・・・、もう正味何時間しかないかもしれません・・・。
なんとなく・・、しんみりとしているのは・・私だけではないと感じる・・・のは気のせい???

*****

夜も遅くなり・・・、一緒に中国に自然学校を!プロジェクトに参画しているKBAさんの突然の訃報が入る・・・
・・


今日は 一日中、朝から夜まで・・・ がんばって シゴトしていたんですが・・・、

なんだか・・・
・・・・
・・・
・・


せつない・・・かなしい・・・気持ちの晩であります・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねおす研修会CONE

2013-03-12 12:30:28 | プログラム 研修、講演等

11-22日と ねおすの事業責任者とかつてねおすスタッフで、現在は道東、道北、道央で独立して活動しているネットワークの仲間達と自然体験活動の研修の2日間。 事業マネージメントまで含めて濃い研修をしています。

・過去に実際にあった救助事例検証 ・・ 羅臼岳頂上直下でグループの中のひとりに喘息発作が襲った。さてどのように対応するか、対応したか。

・アクティビティ・活動指導の実施と評価バック

・事業マネージメントの課題と解決へのプロセス・・棚卸
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瓢箪の使い道

2013-03-10 14:35:37 | プログラム 子ども

かなり怒った! K君はひどく怒っていた!  スタッフルームに聞こえてくるほどの大声だった。

K君が 「死じまえ!」と、魂から叫ぶように怒った。
取っ組み合いになる気配充満なので・・スタッフに飛んで行かせて、わけた。

簡単に怒りが収まらない・・、
「殴ってやりたい、殴らせてくれ!」 絞り出すようにいい、廊下に響きような大きな叫び声もあげた。

しばらく 彼の怒りの声と様子を観ていた。
そして、他の子ども達のところへ行った。

しかし、どちらに原因があるかは、問わない・・
オトナ風にことの発端から調べたところで 短期に出会った子ども達の中のできごとで、
明日から別の生活をするのだから、深くは詮索しない。

しかし、何があったか、知らんが・・・、ここまで人を怒らせることは 尋常ではない。

そのことを 他の子ども達全員を前にして、強く叱った!
 「どちらが悪いのか、いいのか、私は知るつもりはない。 でもな、あんなにも人が怒る
   ということは、たいへんなことが彼にとってあったという事なんだぞ。
            人それぞれ皆違うんだ。人との付き合い方をもっと考えろ」

そして、K君とは お昼ご飯を二人の男子スタッフと一緒に食べた。

「嫌なことをされて怒るのは当然だ。」
「怒るって、エネルギーがいるだろ。 腹が減るよなあ」
俺たちは 君の怒りに共感をしている、理解しているとのメッセージと態度の表明だ。

どっちがどっちに謝らせることはしない。喧嘩両成敗もしない。 彼らは彼らなりに複雑な理由があった上での喧嘩だ。
スタッフが入って、短時間で「ごめんなさい」と言わせるだけになる。

だが、お互いに 嫌な思いをしたことだけは、心に留めさせたい。

K君は自分が 怒りんぼだということ、自分は喧嘩っぱやいことも 実はわかっている。
以前、私の目の前で起きたトラブル(どっちもどっちだなあ、といういうような、言い争い)のあとに、
私に直接、そう言ったことがある。

だから・・「言い返す前に、2秒考えろ」って むちゃなアドバイスをしている。

今回は、帰りがけに「いかり溜めのヒョウタンをあげた」
  (写真よりちょっと小柄、いかりどめ のひょうたん って墨で表面に書き込んだ)

大事そうに彼は手に納めた・・・。  

「あんな、これは いかり溜めのヒョウタンって言うんだ。
  今日みたいに、めっちゃくちゃに怒りたいときに、このヒョウタンを握りしめるんだ。
   この野郎!!ってな。 このヒョウタンに怒りを入れてしまうんだ。

  でもね、強ょ~く握りしめすぎると ヒョウタン割れて・・・自分が怪我するぞ」

「怒りも行き過ぎちゃうと、自分を傷つけてしまうよ」

彼は、もう一度、かざすようにヒョウタンを両手で持って、見つめ・・・私に言った。

「わかった、壊れるんだよね、怪我するんだよね」

ちょっとは効いてくれるかなあ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミーティング

2013-03-09 21:52:57 | プログラム

今晩は、ミーティングもランプの元でやってます。

子ども体験活動は災害避難体験・・電気、水道、暖房も途絶えたという想定で一晩、そのまま避難所に成りえる学校で1泊2日の活動中。
ミーティングも 暗い中でやってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする