「寝耳に水」とはこのことなのでしょう。
古来、オリンピックが産まれたときから続くレスリング競技が種目から外れる・・、ましては、オリンピック競技としては「強さ」もあって日本では人気が高い競技でした。
しかし、世界的に見ると、そのような評価ではなかったようです。 競技種目を決める国際オリンピック委員会(IOC)理事会は、オリンピック開催地を決める決議機関でもあり、理事へのロビー活動は相当なものだと推測できるが、さすが手順を省いた非民主主義な突然独断決定したわけではないでしょう。
なんでも除外種目として、テコンドー、ホッケー、近代五種、カヌーと共に5つが検討されていたのだが、理事過半数の意見で決定されるとの報道だった。 除外反対意見が少ない順に候補を絞り、なんと4回の投票の末、最終的にレスリングが過半数の除外意見でまとまったとのこと。 その過程で、最初からレスリングを除外する意見は過半数近く推移したのです。
これじは「寝耳に水」とは言えないのではないかなあ・・・。
ロビー活動というよりも、そもそもの情報収集ができていなかった。
日本連盟だけの問題でないでしょうが・・・情報収集力がなかった・・・というより、していなかった。
周りのことがわからなくなっているのは・・、日本人全体かもな。
http://www.47news.jp/47topics/e/238297.php
PS
ちなみに、テコンドーは第一回投票で通過。 韓国新任大統領もIOC会長に面談していたとか。 サムスンも大いにバックアップしているとか・・・。