
地元の若者が私の名前をつけたお茶会を開いてくれました。
この地のお茶は工場で機械的に生産するのではなく、伝統技術を継承して茶摘みから運び出し、炒って発酵させる過程もすべて手作りです。その伝統技法を学ぼうとたくさんの若者が地域内にいて、地域外からも移住してきます。 今回の茶主もそのひとりの青年でした。
なかなかカッコよかったね。 お茶に情熱を傾け、お茶やを開くことを夢見て現実化しようとしているこの青年が60、70になった茶席に座りたいものだと感じました。
白茶、雲南茶、地元の岩茶を味わいました。 3煎頂いたあとに、それぞれが感想を述べます。あとはいろいろなおしゃべりを楽しみながら過ごします。
さすが、世界文化・自然遺産の登録地。 お茶が自然の中で調和を持って生産され、それを人々が機会を用いず伝統的な手法でお茶にして、それを味わい深く文化、 これぞ、文化・自然遺産だと体感しました。
写真には撮れませんでしたが、夜は野外劇を鑑賞にいきました。舞台そのものも岩山や川といった自然を使い、さらには大掛かりなセットやプロジェクトマッピングも駆使し、舞台ではなく、何百人もが観劇できる客席が360度回るという大掛かりなしかけ、お茶の歴史や茶摘みや生産工程、文化性も見せる物語り。 さらには、大勢のキャストはプロの学校出というより、ほとんどが地元に住む、あるいは移住してきた若者がになっているという雇用も生んでいる・・・・。 びっくりしたなあ、もう。でありました。 人と自然、人と人、社会と自然のつながりづくりがほんとうになされている山間のまちでした。
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