高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

コミュニケーショントレーニング

2010-07-06 15:34:26 | プログラム

 コミュニケーションと演劇がどうして関係あるのか?

 コミュニケーション力を説明するとき、ジョハリの窓という心理学の考え方があります。「自分」には、自分が自己認識している「自分」と、他人からの評価・他人から見た「自分」が存在しています。

 自分が思っている自分と他人が認識している「自分」が一致する 開かれた窓(自分)
 自分だけが知っていて、他人には隠している「自分」      隠している窓(自分)
他人は知っているが、自己認識できていない「自分」      隠されている窓(自分)
他人も自分も知らない「自分」               隠れている窓(自分)
があります。

開かれた窓が大きければ大きいほどコミュニケーション力・他者と関わる力があるとされます。 つまり、コミュニケーション力を高めるためには、隠している自分と隠されている自分の心の窓を広げるといい・・という考え方です。

隠されている自分は、なかなか変えることができません。自分の自己評価より他者から見た「私」の方が正しいのですから、認めたくないのです。自分では柔軟だと思っていても大多数の他人は「がんこ」だと見られているようなケースです。

これは、よき理解者のパートナーや身近な仲間をもって、彼らに評価・フィードバックしてもらうことで改善してゆけます。 

一方、隠している自分は、自己開示するしかありません。自らが他者に自分を見せてゆくしかありません。この方法のひとつとして、身体を使って、あるいは言葉に出して表現をすることが、とても有効であることは、私自身の過去の体験からも間違いないなと、思っています。

相手の動きや言葉から次の動作や言葉を選んで表現する練習は、舞台と日常を分けずに考えて実践してゆくと、共感力も育成すると思います。
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