帰りがけにハグをすると、彼女の小さなからだが、とてもあったかだった。
次女が真狩村にある助産院に務めていた、その関係から山本文子さんを四国から講師によんでの講演会があるというのを知った黒松内の教育委員会が招へいをして家庭教育という枠組みで講演会が11月19日にありました。 私より一回りうえのお姉さんなのですが、朝に地元を発って昼に黒松内入り。昼食は我が家で まりこご飯でご一緒しました。
山本さんは、全国各地でいのちの大切さを伝える性教育講演をされていて、助産師実習にも全国から師事を仰がれている方です。 1時間のお話は、とてもエネルギッシュで、高校生の妊娠出産相談など実例を持っての迫力あるものでした。全国各地の学校で子ども達にもお話されるそうです。
私は専門学校(社会体育・スポーツクラブのインストラクターの養成)の経営、教壇に立っていた時があり、性教育や喫煙に関わる講座を担当していたことがありました。学生は高卒から二十歳ですから、授業構成になかなか苦心をしました。その頃にお会いしてお話を聞けたらよかったなあ・・。
演題は「いのちってあったかい」でした。 高校生同士が妊娠をして産むか堕ろすかの相談に来た時に、ふたりに1週間考えさせて、結局出産することになったという実話で、悩みに悩んだ少年(父親)が、最初に赤ちゃんを抱いた時の感想が、「あったかい」だったそうです。
文子さんの身体も小さくてあったかだった。 そのあたたかさを感じだ私は 思わず涙ぐんでしまったのでした。
「いのちの大切さ」を改めて教えて頂くとともに、70歳を超えても、それを熱く伝え続ける彼女の姿勢・態度、情熱にうたれました・・・。
ありがとうございます。
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