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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

作寿会

2008-12-08 19:46:01 | 日記

本日は、地域の作寿会の「物故祭」でした。過去、2年ほどの間に亡くなった方々を偲び弔う集まりで、お寺さんが来てお経があげられました。みなさんで昼食を食べ歓談をするひと時を過ごします。

物故者は、この作寿会の会員さんだった方々・・・つまり老人会なのですが、今年からお声がかかるようになりました。 なぜ・・・?かというと・・・

新年会や総会には数年前から、自然学校代表として来賓扱いで上座に座らされていたのですが、「たかぎさん、いくつになった?」と毎年聞かれておりました。作寿会の会則では、会員資格は60歳からなので、なんとなく賛助会員になっちゃってたんですが・・、男性会員が少ないということで、勧誘が強まり・・、

今年度の総会で、なんと・・・会則が変更となり・・私も断りきれなくなり・・・

ついに、晴れて、会員になってしまったのです。 

私・・・今月、たしか54歳になる最年少者なんですが・・。並み居る長老達を差し置いて・・、「お寺さんの話し相手になって」と 懇親会では祭壇の前に座らされてしまいました。 もったいない、ありがたいことなんですが・・・・ちょっと複雑な心境であります。

会の終わりに、新年会の日程決めの相談がありました。
「○○さん、22日はあいてるかい」
「いやあ・・死んでっかもなあ」
「そんなこたぁ言ったら、みんな同じだから 日にち決められないべや」
「△△さんはぁ?」
「おらぁ、そら だなぁ」
「またぁ・・。弁当の数、決めれねぇでないか」
「ハワイ行くかもしれねぇんで・・」

70から80代の方々が多いんですが、なんとも明るい雰囲気で笑いがたえません。 お寺さんは、今は自然学校となっている元作開小中学校で、昭和二十年代に教壇に立っていたこともあるとのこと。なんと、この席には、同僚先生だったおばあちゃんが二人、さらには教え子だった若手のおばあちゃんも同席しているのです!!  金婚式をとっくに過ぎたご夫婦もいます。

私には 到底到達できない境地におられる先輩方々であります。

そんな中に座らせてもらっているだけでも ほんと、ありがたいことです。
いっそのこと、来年は温泉旅行にも一緒に行ってしまうかなあ・・・。
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素晴らしいではありませんか! (よしみつ)
2008-12-08 20:27:48
10年かかりましたか…
しかしとっても大切な事だと思います。
「祭壇の前」は…少し…かなり…いや、相当の照れがあった事、お察し致します。

私も昔ビート栽培(甜菜、所謂砂糖大根です)の指導(というと大げさに聞こえますが、反対でして教わりに行っていたというのが正しいでしょうね。当時は20代前半…)

農家さんに行くと必ず言われるのが40~50代では「おめぇ、いづ(いつ)になったら結婚すんのよぉ~」…耳にタコであります。

しかしであります。
60代以上になりますと、事務所に電話がかかってきまして「ちょっと来い!これ何だべが…見に来てけれ(見に来い)」との連絡でして、最初に行くのは勿論畑ですが、所によっては数キロも離れている畑があります。で初見を言おうとすると…
「おー、ようやぐ来たがなんぼ待たせる」
「畑を見に行ってまして」
「そったらもの(それは)どんでもええんだ」
「あれ~…電話は」
「いいがら、あがれあがれ(家の中に入りなさい)おちゃっこ(お茶)飲めや」
その後…
「バさまぁ~持って来いや…これ見でけれ」
「どんだべが(どうだろか)?」
それは何と「見合い写真」であります。
何度もありました。

さすがに見合いはしませんでしたが。
ご両親に頼まれて「発起人をした事があります」今でも家族(的)な付き合いがあります。
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