
ちょっと前の北海道新聞に 最北のブナと題した大きな記事が載っていました。
まるで黒松内は北限ではないと言っているような記事だったので、北限のブナの町として、町づくりのシンボルとしている黒松内町としては、ちょっとセンセーショナルな話題となりました。
実は・・・何を隠そう・・(隠したって仕方がない・・)あの調査行に私も、大学の先生、森林管理局の方々に交ざって同行していたのでした・・・。 記者さんは、何十本かが疎林としてある林のことを書いていましたが、私としてはそれよりちょっと手前にあった大きなブナの木に大いに関心がありました。
このブナこそ、日本で最北にあるブナの成木なはずです。だって、話題になった「最北のブナ」より 明らかに北側にありましたから。 だた一本だけですが・・・、大学の先生がGPSで計測してました。写真のブナです。
ところが、この先はすぐに日本海に突き出して弁慶岬なので、ブナはこれ以上陸地続きでは北進することはないのですね・・・。
つまり、やはり黒松内から蘭越にかけて存在するブナは陸地がその先も続いているので、やはり「北限」と言っていいわけです。
***
明日から集まる付属小学校の2泊3日の体験学習のスタッフ達がぞくぞくと集合してきました。 懐かしい顔もたくさんあり、新旧共にする 同窓会のような雰囲気になって来ています。
キャンプネームを並べると・・・
ぱぴぃ、じょー、ひでみさん、ちあきさん、じゃいあん、しずか、かんかん、かめちゃん、なな、しゅんちゃん、まりこさん、まむ、ばんび、たーぼ、ぼーぼー、あらし、てんさん、あらみ、おーさか、すいべえ
このキャラクターで80人の小学5年生と過ごします。
まるで黒松内は北限ではないと言っているような記事だったので、北限のブナの町として、町づくりのシンボルとしている黒松内町としては、ちょっとセンセーショナルな話題となりました。
実は・・・何を隠そう・・(隠したって仕方がない・・)あの調査行に私も、大学の先生、森林管理局の方々に交ざって同行していたのでした・・・。 記者さんは、何十本かが疎林としてある林のことを書いていましたが、私としてはそれよりちょっと手前にあった大きなブナの木に大いに関心がありました。
このブナこそ、日本で最北にあるブナの成木なはずです。だって、話題になった「最北のブナ」より 明らかに北側にありましたから。 だた一本だけですが・・・、大学の先生がGPSで計測してました。写真のブナです。
ところが、この先はすぐに日本海に突き出して弁慶岬なので、ブナはこれ以上陸地続きでは北進することはないのですね・・・。
つまり、やはり黒松内から蘭越にかけて存在するブナは陸地がその先も続いているので、やはり「北限」と言っていいわけです。
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明日から集まる付属小学校の2泊3日の体験学習のスタッフ達がぞくぞくと集合してきました。 懐かしい顔もたくさんあり、新旧共にする 同窓会のような雰囲気になって来ています。
キャンプネームを並べると・・・
ぱぴぃ、じょー、ひでみさん、ちあきさん、じゃいあん、しずか、かんかん、かめちゃん、なな、しゅんちゃん、まりこさん、まむ、ばんび、たーぼ、ぼーぼー、あらし、てんさん、あらみ、おーさか、すいべえ
このキャラクターで80人の小学5年生と過ごします。
部外者の皆さんにはほとんど信じられないと思いますが、県や市町村で天然記念物を所轄しているのは、何と文化財保護に関わる課や係で、実質上、文科系で動植物の分類も、時に化石や鉱物の分類も何もわからない人間が担当しています。かといって、名誉のために言わせてもらえば、血みどろの努力によって、何とかかんとかやっている状況です。
さて、この「北限の・・・」ですが、ブナだけではありません。ほかにもたくさんのものが、「北限の・・・」で天然記念物に指定されています。ただし、指定年代が古かったりすると、法の規制のかかる指定地内にはすでに1本もその木はなく、指定地外に広がっていたりなんていう話はザラにあります。・・・・。
飲み会の論調では、我々の力だけではもはや天然記念物までは守りきれない。文化庁ではなく、理系の人間を結集した環境庁のほうがよっぽどまともな天然記念物の保護が出来るのではないかというところに立ち至りました。
ご意見、頂戴します。
人間が作った物で、壊したり汚れたりしたら同じ物が作れないような「ありがたいもの」が文化財。
「奈良の大仏に落書きしたらどうなる?」と子どもに聞くと・・・
「つかまる」とか「罰金がある」とか言います。「どうして知っているの?」とさらに聞くと・・、
「常識でしょ」なんてことを言います。
どうして知ってんでしょうね・・・。
「天然記念物は、自然なもので壊したり、とってしまうと元に戻らないような「ありがたいもの」で 文化財保護と同じような規制がある同格の法律で護られているんだよ。」というとへぇ~というような顔で皆さん聞いています。
お役所の昔ながらの業務の棲み分けから、自然事象の価値の保護が文化系になっているままなのでしょうね・・・。 私も環境省や環境・自然系の自治体部局が天然記念物の保護保全をするべきだと思います。
まあ・・・さらにややこしいことに、林野庁が管轄している国有林が天然記念物ということもあります。 歌才はそうです。