高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

グローバル時代に生きる子ども達~自然学校というカタチ

2013-03-21 04:54:38 | プログラム 研修、講演等

 昨日は毎日新聞主催の公開型座談会・・とでもいうのでしょうか。「グローバル時代を生きる子ども達」というタイトルで、その中で自然学校は何ができるのか・・というような会でした。

私の発言要旨は、ざっくり言うと、次のようなものでした。

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 日本は人口が3~4千万人も減って行く人口減国に突入してゆきます。グローバル時代と言われるようになって久しいですが、経済は資本主義の最後の局面に突入してゆくという感が私にはあります。少子高齢人口減社会でどうして右肩上がりの経済成長が続くのか、GDPがあがり続けるのか・・・、私にはさっぱり算数ができない。

 経済ばかりでなく、人の交流はさまざまなシーンで国際化されてくるでしょう。日本の大人達はその未来がどのようになってゆくか想像力が足りないと思います。人口の都市と郡部の開きはますます大きくなり、地方では過疎化が進むでしょう。北海道新幹線の運転・保線は海外からの移民を頼らないとできないかもしれません。アジアや諸外国の若者に比べて、どう贔屓目に見ても、日本の多くの若者は元気がありません。

しかし、グローバル化が進むという、その時代を生きるのは今、目の前にいる子ども達。大人達はことのことをもっと想像力を持って真剣に考える必要があります。

この子達に、いろいろな実体験をたくさんして欲しいと思っています。 頭で考えるだけでなく、身体で感じる、自分の安全の領域を出て新しいことをする挑戦する姿勢と態度を養うことが大切だと私は思っています。

私は、若者に対しても、子ども達に対しても、自然学校というカタチはそれが提供できると思っています。
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