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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

旭岳の仲間達

2010-08-25 21:09:59 | 公開業務連絡。忘備録

 昨日の北海道東川町忠別川で増水による橋の崩壊があり、車両3台が川に落ち、うち1名が死亡した事故がニュースで報道されましたが、その中の1台は、ねおす創設以来の仲間で、今は独立しているTBJが運転していました。報道で川からクレーンでつり上げられていたのが彼の車でした。 不幸中の幸いで、車両は大破したものの彼は大きな怪我もなく助かりました・・・!!!

 大雪山自然学校の業務の一環として、旅行会社のツアーの朝のガイドの打ち合わせに旭岳温泉(ユコマンベツ温泉)に早朝あがる途中でした。 旭岳温泉に前夜から未明に泊まっていた別のスタッフによると、橋が落ちるほどの降雨は未明には感じなかったとのこと。 大雪山塊に集中的な豪雨があり、麓でも旭岳温泉でも、それほど増水しているとはわからなかったという状況のようです。

 旭岳温泉は未明より停電があり、北電が調査にあがった町道の橋であり、北電の車が事故のあった橋を通過した直後の出来事だったようです。  ねおす東川事務所(大雪山自然学校)のメンバーは、ロープウエイであがってくる観光客、登山客のインフォメーション業務や保全活動を仕事としています。また、道路が完全崩壊し、宿泊客が孤立したた天人峡にも監視活動の仕事があります。

今回のような自然災害があれば、誰が事故に合ってもおかしくない現場で仕事をしていることを痛切に感じました。

 状況を直に聞きに、そしてTBJを激励に東川事務所に回りました。

TBJファミリィーとも会いました。 首の痛みなどはあるようですが、まずまず元気にしておりますので、皆さんご安心ください。

麓の東川市街地(スタッフが居住)と旭岳温泉は車で3,40分離れた距離にあり、両地の天候に差があります。さらに今回は大雪山塊での集中豪雨であったようで、大きな山塊の山麓での増水の予測が難しい面もあったでしょう。 

 気象が日本全国で変わる中、これまでの防災体制では人為的に予期できない自然の事態も生じているのかもしれません。 しかし、3台も崩落した橋から車が落ち、人ひとりが亡くなった事故です。

 毎日、多くの人が麓から旭岳温泉にあがるのですから、天候による道路状況、河川状況の情報共有が官民のネットワーク的にされる必要があると感じました。

 この体制が作られるまでに、ツアー客はもちろん、旅行を支える観光地の従業員、ガイドを含めた人達の安全確保も論議される必要があるでしょう。

 ガイド側としても、旅行会社と今後のツアー催行可否のガイドラインづくりを検討する必要が早急にあります。

 今日も、SNY,MCYは、上部へ仕事としてあがっていました。

BKB,YMGさん よろしく!!

 ともあれ、大雪山自然学校の面々は 達者でした!!  達者・・この言葉は深いな・・・。

亡くなられた方のご冥福を衷心お祈りいたします。


 



 
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