我が家から車で5分も行けば日本海寿都湾の浜辺にこれます。ときたま海が見たくなって、やってきます。
寿都町では、各ゴミの最終処分場受け入れの文献調査が始まってしまい、それを「町民の多くは賛成だという肌感覚」だけで受け入れた町長の改選期で、反対する立候補者が現れ、町長選が始まっています。欠員町議戦もあり、同じく反対派の若い新人立候補が立ちました。隣町だとは言え、目の前の川をひとつ隔てた隣接地に私は住んでいるので、投票権もなく歯がゆい限りなのですが・・・。文献調査の受け入れにはそのお礼のような補助金が国からでます。年間10億円にもなる高額で、そのうち半額は隣接町村にも配ることができる制度になっているのですが、当黒松内町は、7-8千万円くらいの配分が可能らしいですが、すでに「受け取らん」と表明をしています。
この浜の隣には、雑木林を伐採して広大な港湾づくりが始まっています。工事掲示には漁港拡張と記されているのですが、のちのち貨物船も入港できる港づくりをしているのではないかと、アタシは勘ぐっています・・。
核ゴミ処理(高レベル放射性廃棄物の地層処分)は、国家的課題です。そんな大ごとを小さないち町村で決めていいものでしょうか!! すでに存在する廃棄物の処分はなんとかせねばならぬのですが、国策で地下地層処分が法律で決められています。当地には活断層がいくつも確認されているのに・・、文献調査と言っても、その断層は地下処分場建設には問題ないと結論づけるだけのものだろう!!!
私は、
1つ、 原子力発電は即刻中止。これ以上廃棄物をふやさない。
1つ、 現在すでに各原子力発電所内や青森で保管されている高レベル廃棄物は、移動しない。つまり現地で人間が可視点検ができるような半地下で、その処分方法が技術的に可能になるまで保管すべき。
と、いう考え方であります。
それにしても・・、 海は なにも意見が言えない。
TO BE A SPEAKER OF NATURE.