暖かな日がふつかばかり続いたので、黒松内の奥の院のカタクリ群落がいっせいに開花しました。
私は、ムラサキサイアと勝手に個人図鑑に掲載をしています。 花びらがあのドラゴンボールのサイア人の髪型に似ているからです。(あっ、悟空も同じようだけど、黒いな) この花の不思議なところは、花が空、太陽に向かってではなくて、地面に向いて咲いているのですね。 だから受粉を媒介する昆虫は止まることが他の花よりも大儀で、ときにはホバリングしながら蜜を吸わねばならないので、たいへんな苦労をかけているのです・・・。 なぜに・・・??
して、あるとき、思いつきました・・。
このこ等は、虫は虫でも、地面にいる虫にアッピールしているのだと。 カタクリの群落形成にはアリが大きな役割を果たしているそうです。 カタクリの種子はアリの卵のような姿をしており、匂いも同じような揮発があるそうで、アリはそれを自分達の卵だと勘違いをして運んでしまうので、結果カタクリが繁茂するとの研究観察があるのです。
カタクリはアリに存在を発見されやすいように、地面に向かって花を咲かせるのです。(たぶん・・・)